神経圧迫や血流障害のリスクを避けるため、縦にはメスを入れません。
縦長のタトゥーが入っていても縦にメス入れず、横向きに切開し、分割切除による除去を行っていきます。縦にメスを入れると周囲の皮膚を引き寄せ縫合する際に反対側の部位が圧迫され、血流障害や神経圧迫のリスクが高くなるからです。
切除術には単純切除と分割切除の2種類があります。
一度の手術でタトゥーを除去できる場合は単純切除
複数回に分けてタトゥーを除去する場合は分割切除となります。
タトゥーが大きい場合や皮膚が伸びにくい場合、傷跡を短くしたい場合は分割切除が必要となります。