大人ニキビ

2019.09.04

口周りのニキビを治したい人の為に!自分合った治療方法を紹介

今回は口周りのニキビの治療方法について解説していきます。

口周りのニキビが市販薬やセルフケアでは効果が出ず、治療を検討している方や、皮膚科で治療しようと思っても、皮膚科(保険診療)と美容皮膚科の治療の違いが分からない方も多いかと思います。
そんな方の為に、治療方法について詳しく解説していきます。

1 皮膚科(保険診療)と美容皮膚科の治療方法

口周りニキビの治療ですが、結論から申しますと、他の部位と治療方法自体は変わりません。
ニキビが出来る原因は様々です。例えばホルモンバランスや、体の内側から来るもの、外的要因の場合等があります。しかし、ニキビが出来る仕組みは一緒の為、出来る場所によって治療が変わることはありません。

ニキビ治療には、「ピーリング」や「レーザー治療」など、効果的な治療法が10種類以上あります。ニキビを改善するためには、これらの治療方法をニキビの種類や度合いによって最適なものを選択することが大切です。

ニキビの種類

「白ニキビ」についてはこちら>
「黒ニキビ」についてはこちら>
「赤ニキビ」についてはこちら>
「黄ニキビ」についてはこちら>

1-1 皮膚科(保険診療)の治療

一般皮膚科での治療で最大のメリットは料金です。保険診療で治療が受けられるので、治療費の負担が少なく、安く済ませることができます。ぽつりぽつりと出来たニキビや、軽度のニキビであれば皮膚科(保険診療)での診療をおすすめします。
皮膚科(保険診療)では、受診料と薬の処方を含めて1000円から2000円が相場です。

コメド圧出(白ニキビ 黒ニキビ 黄ニキビ に有効)

皮脂の詰まり、膿を取り除きます。ニキビの原因を直接取り除くので、早く綺麗に症状が改善できます。

薬の処方(白ニキビ 黒ニキビ 赤ニキビ 黄ニキビ に有効)

ビタミンA誘導体の塗り薬や、抗生物質、ビタミン剤の飲み薬等が処方されます。

1-2 美容皮膚科(当院)での治療

美容皮膚科で治療を受けるメリットは、治療効果の高さです。
重度のニキビは美容皮膚科でなくては治せません。また、美容皮膚科なら、ニキビ跡の凹み、赤みや色素沈着まで治療可能です。美容皮膚科では皮膚科(保険診療)で治療できないピーリングや、レーザー治療等が出来る為、治療効果が高いのです。
また、一般的にピーリングは¥5,000~¥10,000程、レーザー治療は¥10,000~高いものであれば¥100,000近くするものもあります。その為、当院では単一料金での治療を推奨していません。単発での治療は効果が薄く、患者様料金負担が大きくなるというのが当院の見解です。当院では、「定額制ニキビ・ニキビ跡徹底治療プラン」¥349,800(税抜)で設けています。下記の治療内容が定額で6カ月間受け放題です。

「定額制ニキビ・ニキビ跡徹底治療プラン」についてくわしくはこちら>

グリコール酸ピーリング

古い角質を除去して新陳代謝を高め、ターンオーバーの正常化を促します。

サリチル酸マクロゴールピーリング

グリコール酸より、酸が強く角質を取り除く力が強い。ターンオーバーの正常化を促します。

PRX マッサージピール

トリクロロ酢酸+過酸化水素により、真皮層に働きかけることができるピーリング。コラーゲンの生成が促されるため、にきび跡の凹みの改善に有効です。また、ダーマローラーやパールフラクショナルレーザーと組み合わせることで相乗効果が期待できます。

ディープクレンジング

直接的にニキビの症状を治す作用はありませんが、他の施術の治療効果を上げることができます。

IPL光治療

照射される光は、赤みや色素沈着の原因であるヘモグロビン・メラニンに反応します。ターンオーバーと共に皮膚の外に排出させます。

ジェネシス(レーザー治療)

熱による殺菌・沈静効果があるレーザー。コラーゲン増生を促す作用があるので、凹凸にも効果があります。
ニキビの原因菌であるアクネ桿菌はポルフィリンを生成しながら炎症を繰り返します。このポルフィリンに有効なジェネシスはアクネ菌を殺菌・減少(沈静)させます。炎症期のニキビの治癒が期待できるだけでなく新生も減らすことができます。

LED ダイオード

殺菌・沈静効果あり。皮脂分泌の抑制効果もあるので、ニキビ重症化の進行を抑えます。肌細胞の活性化も期待でき、ニキビができにくい肌細胞作りをします。

ビタミンCイオン導入

抗酸化作用や皮脂分泌の抑制効果、メラニンの生成を抑える作用があります。

プラセンタイオン導入

細胞再生作用、美白作用、抗炎症作用があるので、炎症ニキビや赤み、色素沈着を抑える効果があります。

ヒアルロン酸イオン導入

保湿作用があります。乾燥が原因のニキビに有効です。ビタミンCやプラセンタなどと同時に導入することができます。

ニキビ注射

プラセンタの持つ抗炎症作用により、ニキビの炎症を早く沈静させます。細胞の活性化で色素沈着を防ぐ効果もあります。

アグネス

ニキビの原因となる皮脂腺を高周波の熱で焼灼します。皮脂腺を破壊することで同じ箇所に再発することはなくなります。

自分のニキビの状態を把握して治療を選択することが大切です。しかし自分では、その選択を正確に判断することは出来ません。一度医師に相談して治療方法を決めましょう。

2 口周りニキビの原因は体の内側からきている

ニキビの原因としてホルモンバランスが大きく関わってきます。例えば女性なら、整理前や、不規則な生活で充分な睡眠が取れず、疲労が溜まりホルモンバランスが崩れてニキビが出来る事もあります。
口周りのニキビは、体調不良を表している場合があります。腸内環境が悪い状態や、疲労やストレスが溜まっていることが原因となっている可能性があります。さらに、「冷え」も口周りのニキビが出来る意外な原因の一つです。治療だけに頼るのではなく、一度自分の体の内側を見つめ直してみましょう。しっかりと治療効果を出すためには「ニキビを作らない生活を意識すること」が大切なことなのです。

3 当院でニキビ治療を行った後の症例写真

この章では当院でニキビ治療を行った方の症例写真を紹介していきます。主に口周りにニキビの症状が見られた人を抜粋しました。治療後の写真と比べてご覧ください。

20代女性

口周りにニキビがある症例写真。20代女性
この方は、口周り、顎、頬に掛けてニキビが広がっていました。グリコール酸ピーリングを11回、LEDダイオードを6回、パールフラクショナルレーザーを11回、ジェネシスを5回、ニキビ注射を15回、イオン導入を10回行いました。すると治療後はほとんど綺麗に改善され、ニキビの出来にくい肌質になりました。

20代男性

口周りニキビがある症例写真。20代男性
この方は、口周り・アゴ・頬に赤(炎症)ニキビ・ニキビ跡の赤みの症状がありました。
治療は、ピーリング・イオン導入・レーザー治療を中心に行い、食事改善と生活習慣改善の指導を行いました。左頬に一部色素沈着が残っていますが、治療前にあった炎症性のニキビやニキビ跡の赤みは消失しました。

4 ニキビ治療をする前に自分で出来る改善法

前文でも書いた通り、口周りのニキビの原因は体の内側の不調を表している可能性が高いです。
胃腸の不調を整えるために、食べ物に気を使う事が大切です。刺激物や油分の多い食べ物を控えましょう。また、胃腸の不調はストレスから来る場合も多いです。軽い運動で身体を動かすなど、リフレッシュ出来る時間を作りストレス解消をすることが大切です。「冷え」から来るものには、お風呂にゆっくり浸かる等が有効的です。
口周りのニキビ治療の効果を上げる為にも、自身の生活を見直しましょう。

5 まとめ

口周りのニキビの治療についてご説明しました。
・軽度のニキビなら一般皮膚科、重度のニキビは美容皮膚科で治療できる。
・口周りのニキビの原因は体の内側から来ている
・当院の治療効果
・自身の生活を見直すこともニキビ改善に必要
口周りのニキビは治療で改善することができます。ニキビの種類や度合い、原因を理解して自分に合った方法で症状を治しましょう。


この記事の監修

皮膚外科医

大山 希里子

経歴

  • 平成25年

    藤田医科大学 卒

  • 平成27年

    東京都立墨東病院皮膚科

  • 令和1年

    東京イセアクリニック 入職

  • 令和2年

    セルリアンタワーイセアクリニック院長就任

  • 令和3年

    東京イセアクリニック 美容皮膚科診療部長就任

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