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  • 経結膜脱脂の翌日の腫れや内出血について解説!

    投稿日:
    2021/11/22
    ダウンタイム 内出血 経結膜脱脂 翌日 腫れ
    酒井 新介医師
    著者
    東京イセアクリニック
    日本形成外科学会 認定専門医
    技術指導医
    酒井 新介

    Shere

    経結膜脱脂の手術翌日の症状はどの程度のものでしょうか。経結膜脱脂の手術翌日に現れる症状や気になるダウンタイム症状が続く期間について解説し、症例を写真とともに紹介します。手術翌日の過ごし方や経結膜脱脂で失敗をしないためのポイントも紹介します。

    経結膜脱脂とは  

    経結膜脱脂は、下眼瞼脱脂の術式のひとつ。下瞼の裏の赤い粘膜(結膜)部分からメスを入れ、目の下の膨らみ、たるみ、黒クマの原因となる眼窩脂肪を取り出し(脱脂)ます。縫合や抜糸は不要で、見えるところ(皮膚表面)に傷はできません。メスを使う美容外科の手術の中ではダウンタイム・リスクがかなり少ない治療です。また、一度の治療で、半永久的な効果を得ることができます。

    経結膜脱脂の翌日の症状

    経結膜脱脂のダウンタイム症状は主に痛み、内出血、腫れです。症状の現れかたには個人差があり、翌日にすべての症状が出ることもあれば、殆ど出ない人もいます。例えば、鈍痛出たとしても、基本的に処方薬内服で抑えられる程度です。内出血は30~40%の割合で現れますが、そのタイミングは当日あるいは数日後にあらわれることもあります。腫れは、殆どの場合は目立ちませんが、完全に落ち着くまで2-3か月かかることもあります。特に元々浮腫みやすい人、腫れやすい人は、腫れが長引く傾向にあります。内出血は翌日からベースメイクでカバーできますが、下眼瞼のアイメイクは1週間後までお控えください。

    経結膜脱脂のダウンタイムはいつまで?     

    経結膜脱脂のダウンタイムは1~2週間です。内出血や疼痛が治った後、腫れは引いたり出たりの不安定な状態を繰り返しながら、約2-3か月後に完成します。ただし、術後の過ごし方次第では、症状が強く現れたり、長引いたりすることもあります。

    経結膜脱脂の翌日の過ごし方         

    経結膜脱脂の翌日の過ごし方を解説します。

    洗顔・シャワー・洗髪・入浴:可能、患部は濡らさないでください

    メイク:可能、下眼瞼のアイメイクは1週間後から

    コンタクト・目薬・飲酒・喫煙:1週間後より可能

    運動:1週間後より可能

    シャワー、洗顔、洗髪は手術当日から可能ですが、傷が塞がるまで患部は濡らさないようご注意ください。翌日にはメイクができるようになります。ただし、患部を刺激しないようファンデーションやコンシーラー程度にとどめ、下眼瞼のアイメイクは1週間お控えください。体が温まると内出血や腫れが強く出てしまうため、長風呂や運動も控えましょう。長時間の読書やパソコン作業など、目を酷使する行為も目周りに血流が集まることから、控える必要があります。頭を心臓より低くすると内出血を引き起こす可能性も。前かがみにならない、寝るときは頭を高くするなどの工夫をしましょう。力仕事をすると無意識に顔に力が入ってしまうため、控えてください。

    経結膜脱脂で失敗をしないためには

    経結膜脱脂で失敗しないためには、「余計な治療を避ける」「カウンセリングで納得してから受ける」「技術力の高いクリニックを選ぶ」ことがポイントです。

    余計な傷を避ける

    一般に、傷の程度が増えるとダウンタイムは長くなります。クリニックにより治療方針や技術レベルは異なります。高い技術があれば、切開と止血を同時に行うことのできる高周波メスは不要で、追加の脂肪注入をしなくても眼窩脂肪の除去のみで改善できます。余計な治療は、身体的にも経済的にも負担が増すためおすすめしません。

    カウンセリングで納得してから受ける

    患者様の目元の状態やご希望により適した治療がありますが、同じ治療でも治療方針や技術レベル、料金体系はクリニックにより異なります。治療前の診察やカウンセリングで、自分に最適な治療か、本当に必要か、日常生活においてダウンタイムの影響はどの程度かなど、納得した上で治療に臨みましょう。

    技術力のあるクリニックを選ぶ

    クリニックにより技術レベルは異なります。例えば、イセアクリニックは一定の手術件数や専門医の常勤などの条件をクリアした日本形成外科学会の教育関連施設として認定されており、解剖学を熟知した高い技術を持つ経験豊富な医師が治療を担当します。余計な治療や器具を使わず、患者様の身体的経済的負担を軽減し、きれいな仕上がりを実現します。クリニックを選ぶ際は、ホームページなどで医師の経歴やクリニックの実績、症例写真を確認しましょう。

    こちらの症例を詳しく見る

    経結膜脱脂の経過に関するよくある質問     

    経結膜脱脂の経過に関するよくある質問にお答えします。

    経結膜脱脂術後、翌日は休みをとるべきですか?

    答え

    ダウンタイムには個人差がありますが、経結膜脱脂は美容外科的処置の中ではかなりリスク・ダウンタイムが少ない施術です。翌日から日常生活を送ることはできますが、手術後の傷の回復の妨げとならないよう、余裕を見て1週間の安静をおすすめします。マスクが主流の現在では少し高めの位置にマスクを着用して頂けましたら内出血・腫れも基本的に隠すことができます。

    経結膜脱脂後、傷は残りますか?

    答え

    粘膜側からメスを入れるため、皮膚表面の見えるところには傷は残りません。粘膜部分の傷は3日後には塞がります。

    経結膜脱脂翌日は、目立ちますか?     

    答え

    軽いダウンタイム症状があります。目立つ腫れがあらわれるのは20%程度の割合です。翌日は下眼瞼のアイメイクができませんが、内出血は殆どの場合コンシーラーでカバーできる程度です。術後、目の下に医療用の保護テープを貼ります。マスクや淵の太いメガネを装着することで目立ちにくくなります。

    まとめ

    今回は以下の内容について説明しました。

    ・経結膜脱脂とは

    ・経結膜脱脂の翌日の症状

    ・経結膜脱脂のダウンタイムはいつまで?

    ・経結膜脱脂の翌日の過ごしかた

    ・経結膜脱脂で失敗をしないためには

    経結膜脱脂とは、下瞼の膨らみ・たるみ・黒クマの原因となる眼窩脂肪を下眼瞼の裏から取り除く治療法です。経結膜脱脂の手術翌日は、内服薬で抑えられるくらいの鈍痛があり、3~4割程度が内出血、2割程度が目立つ腫れを伴います。ダウンタイムは1~2週間、完成までは約3カ月です。医師の指示に従い、患部に血流が集まらないよう体をむやみに温めなず、感染予防のために患部は触らない・濡らさないなど注意して過ごしましょう。経結膜脱脂で失敗をしないためには、カウンセリングを受けて納得してから治療に臨むことや、余計な治療を行わない技術力の高いクリニックを選ぶことも大切です。

    About the author
    日本形成外科学会 認定専門医 技術指導医 酒井 新介
    日本形成外科学会 認定専門医
    技術指導医
    酒井 新介
    SAKAI SHINSUKE
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      腫れ・内出血・痛み
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      両目445,000円(税込)
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