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ゼオスキンのアイテム「Wテクスチャーリペア」は、積極的にエイジングケアをサポートする高濃度ビタミンA「レチノール」を含む美容液クリームです。
「Wテクスチャーリペア」の使い方、経過、注意点について紹介します。症例も写真とともに解説します。
Wテクスチャーリペアは、0.5%レチノールを配合した高濃度ビタミンA美容液クリームです。
ゼオスキンは、ハイドロキノンと処方薬を使った最も積極的なプログラム「セラピューティック」後の維持期、レチノールを使用した積極的なスキンコンディショニングプログラム「メンテナンスプログラム」において使用します。
レチノールの作用が肌の代謝をサポートし、ハリ弾力を与え、バリア機能を強化、色ムラ改善、たるみケアなどさまざまな効果が期待されます。
Wテクスチャーリペアの有効成分は、以下の通りです。
他のゼオスキン高濃度レチノール製品との大きな違いは、「レチノール濃度」と「レチノール加工」です。
Wテクスチャーリペアは、ゼオスキン製品の中で唯一「マイクロエマルジョン化」という加工がされたレチノールが配合されています。マイクロエマルジョン化は、非常に細かく微粒子化されていること。肌へのA反応が早くあらわれる可能性が高く、使用量や使用頻度を調整しやすい製品です。
一方、他の高濃度レチノール製品「スキンブライセラム」「ARナイトリペア」に含まれるレチノールは「オレオソーム化」というカプセル化されたレチノールが配合されているため、赤みや皮剥けなどの「A反応」がゆっくりあらわれる可能性が高いという特徴があります。
レチノール濃度に比例してA反応もあらわれやすく、Wテクスチャーリペアの濃度は、5製品のなかでは中間の0.5%となっています。
※価格は全て税込表示
Wテクスチャーリペアは、1~2プッシュから使い始めます。高濃度レチノールへの肌の忍容性を高めるため、徐々に使用頻度や量を増やします。皮膚の薄いまぶたや首への塗布は反応が強く出やすいため控えましょう。
使用順序や頻度についても確認しておきましょう。
ゼオスキンで「Wテクスチャーリペア」を使ったコースの手順は、以下の通りです。
洗顔と化粧水、クリームで肌を整えた後、最後にWテクスチャーリペアを手にとり、肌になじませます。
Wテクスチャーリペアは、他のゼオスキンの高濃度レチノール製品同様、週2回夜のみ使用してください。A反応が比較的早くあらわれやすいことを考慮し、2日連続で使用するとよいでしょう。
Wテクスチャーリペアの経過は以下の通りです。
個人差がありますが、A反応には赤み、皮剥け、一時的にニキビの悪化などがみられます。Wテクスチャーリペアは、ゼオスキンの他のレチノール製品に比べ反応の経過が予測しやすいため、スケジュールを立てやすいというメリットがあります。
Wテクスチャーリペアは、赤みや皮剥けなどのA反応を伴うため、大事な予定がある場合など、使用スケジュールについては医師とご相談ください。頻繁に使用を中止すると、十分な効果を得られないことがあります。
Wテクスチャーリペアに含まれるビタミンAは胎児への影響があるため、妊娠中の人は使用できません。アレルギーのある人は医師に相談しましょう。
ゼオスキンは短期間で肌質を改善する効果が高い反面、トラブルを起こしやすい製品でもあります。特にビタミンAはA反応を伴い、適切な製品選びや使用方法が欠かせません。
イセアクリニックでは、ゼオスキンをはじめる前に必ず専門の医師がカウンセリングを担当。「肌を正確に診断し」、患者様ひとりひとりに「適切な製品をえらび」「最適な使用法を指導」しています。気になる点は、無料カウンセリングでお気軽にお問合せください。
ゼオスキンWテクスチャーリペアに関するよくある質問にお答えします。
ゼオスキンWテクスチャーリペアは週2回、2日連続で、夜のお手入れにのみ使用します。
開封前の使用期限は、容器に印字されています。開封後は6か月を目安にご使用ください。
ゼオスキンWテクスチャーリペアはA反応をコントロールしやすい製品ですが、皮剥けの可能性が高い製品です。
今回は以下の内容について紹介いたしました。
ゼオスキンWテクスチャーリペアは、高濃度レチノール配合美容液クリームです。ゼオスキンのセラピューティックプログラムの維持期、メンテナンス期などに、積極的なエイジングケアを目的に使用されます。
毛穴・小じわ・キメ改善の効果が期待できますが、赤みや皮剥けなどのA反応を伴い、使用方法には注意が必要です。
他の高濃度ビタミンA製品に比べA反応のあらわれ方が早いのが特徴です。
基本的に週2回夜のみ、お手入れの最後に使用。使用開始5日目にA反応があらわれた後、数日以内に落ち着きます。
ゼオスキンは医療機関専売品です。反応の程度に合わせ、使用頻度の調整や他製品への変更は、医師とご相談ください。