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代表的なシミ治療のダウンタイム症状・期間・経過について解説します。なお、治療の種類や肌の状態により個人差があります。
シミに対してピンポイントでレーザーを照射する「ピコスポット」などの施術のダウンタイム期間は7~14日程度です。ダウンタイム症状には、赤み・痛み・腫れ・痒み・かさぶたなどがあります。
なお、回数を重ねることで効果を発揮するレーザートーニング(Q-swichレーザー)やピコトーニング(ピコレーザー)、全体照射のIPL(光)のダウンタイムはほぼありません。
赤みや腫れはレーザー照射の刺激であらわれます。
レーザーは色素を破壊する時に熱を発するため、照射部位に一時的に炎症が起こり、水膨れやヒリヒリとした痛み・痒みを伴うことも。ほとんどの場合、数時間から数日で治まりますが、症状が辛いときは冷やすと緩和できるでしょう。
痛み・かゆみは、レーザーの刺激で炎症や乾燥が生じることにより起こります。症状は数時間で治まることもありますが、ヒリヒリ感は数日続く可能性があります。
痛みの感じ方には個人差があるため、赤み同様に辛いときは冷やすとよいでしょう。
レーザーを照射した部位は、徐々にかさぶたになります。7日~14日で自然に剥がれるまで触れないようにしてください。かさぶたが取れて新しい肌があらわれると、きれいに見えます。
照射出力が弱いレーザーの場合や、太田母斑やADMなどシミ・あざの種類によっては、かさぶたができないケースや薄い膜のようなかさぶたができるケースもあります。
一時的に軽度の火傷の状態になり、赤みや腫れ、熱感、痛みなどがあらわれます。当日中に治まることがほとんどです。
施術直後に軟膏を塗布し保護テープを貼ります。
洗顔・入浴は当日から可能です。
痛みはほぼなくなりますが、違和感は数日残ることがあります。
患部は赤黒い色から濃い茶色に変わります。
メイクはテープの上から可能です。
赤み、かさぶた、ヒリヒリ感、水膨れ、等の症状があらわれることがありますが、時間の経過とともに治まります。
1週間~10日間は保護テープをしたまま過ごします。
10日から2週間程度でかさぶたが剥がれ、ピンク色の新しい皮膚があらわれます。
かさぶたが剥がれた手の肌はデリケートな状態のため、保湿や紫外線対策を徹底しましょう。
シミ治療には火傷や感染のリスクがあります。
レーザー治療を受けた肌は、ダメージを受けやすい状態にあるため、正常な肌に比べ感染リスクが高まります。赤みや痛みが長引いた場合や増強する場合は、感染を起こしている可能性があり、跡が残ることも。医療的処置が必要になるため、クリニックにご連絡ください。
シミ治療後の経過を良好にするため、ダウンタイム中の過ごし方を紹介します。
▶ 保護テープは1週間から10日程度貼ったままし、剥がれたら貼りなおしましょう。
▶ かさぶたは無理に剥がさないでください。
▶ 保湿と紫外線対策を徹底して、擦らないでください。
▶ メイクは翌日から可能です。
▶ 洗顔や入浴は当日から可能です。
かさぶたは自然に剥がれます。無理に剥がす色素沈着の原因となります。
患部は照射ダメージによりデリケートな状態になっています。しっかりケアしましょう。
シミ治療後のダウンタイム以外の注意点を3つ紹介します。
シミ治療後の肌は軽いやけどの状態で、乾燥しやすく刺激に敏感です。乾燥は肌トラブルを招き、傷の回復を妨げます。低刺激な保湿成分を含む化粧品でケアしましょう。
シミ治療後は紫外線を浴びすぎないようにしましょう。レーザーで傷ついた肌はバリア機能が低下し、ダメージを受けやすくなっています。
サングラスや帽子のほか、屋内でも日焼け止めを塗るなど、紫外線対策を徹底してください。屋外で紫外線を長時間浴びる仕事、海や山などの紫外線が強いエリアでのレジャーは避けましょう。
シミ治療後は患部を擦らないことが重要です。
摩擦は色素沈着の原因となります。スキンケアは優しく洗うことや塗布することを意識し、ごしごし擦らないでください。マスクによる擦れにも注意しましょう。
患部に保護テープを張ることで、外部刺激や摩擦から守ることができます。
イセアクリニックでは、シミレーザー後のダウンタイムは「軟膏とテープの保護」を行います。
原則として照射直後から7~14日程度の期間となります。メイクは翌日から可能ですが、患部へのメイクはテープの上から行ってください。
ダウンタイムの過ごし方などについては、術後にご説明いたします。また、シミ取りの効果をより実感していただけるよう、レーザーと併用できる内服薬や外用薬も提案可能です。
答え
シミ治療のうちスポット照射のダウンタイムは約1~2週間ですが、個人差があります。
レーザートーニング・ピコトーニングなどの場合、ダウンタイムはほぼありません。ただし、治療回数が必要です。
答え
一般的なシミ治療として知られるスポット照射の場合、照射エネルギーが高いためダウンタイムは約1~2週間必要です。
顔全体に行うレーザートーニング・ピコトーニングやIPLなどの場合、照射エネルギーが低いためダウンタイムはほぼありません。ただし、治療回数が必要です。
答え
シミ取りレーザー(スポット照射)をした後の肌は、いつもよりデリケートな状態です。紫外線や摩擦などの外部刺激を避けるために、保護テープを貼ります。自然に剥がれるまでは、剥がさないようにしましょう。
今回は以下の内容について説明させていただきました。
・シミ治療のダウンタイムの症状・期間・経過
・シミ治療後、ダウンタイム症状が長引いた時の対処法
・シミ治療後のダウンタイム中の過ごし方
・シミ治療後のダウンタイム以外の注意点
・イセアクリニックのシミ治療へのダウンタイム対策
シミ治療のダウンタイムは約7~14日。赤み、痛み、かゆみ、水膨れ、かさぶたなどの症状があります。シミ治療後、ダウンタイム症状が長引いた場合は、感染の疑いがあるためクリニックにご相談ください。ダウンタイム中は、かさぶたやテープは無理に剥がさず、患部の保湿や紫外線対策を徹底し、擦らないようにしましょう。
イセアクリニックでは、シミ治療について、さまざまな提案が可能です。シミ治療のダウンタイムについて疑問や不安がございましたら、無料カウンセリングでお気軽にお問合せください。