いちご鼻の毛穴の原因は「角栓詰まり」「色素沈着」「毛穴の開き・産毛」の3つが考えられます。それぞれの概要と原因について解説します。
毛穴に詰まった角栓が酸化し、黒くぽつぽつといちごの種のように目立つ状態です。鼻や小鼻のザラつき、毛穴に白や黒のぽつぽつした詰まりが見られる、肌のテカリやべたつきがある、といった特徴が見られます。
角栓は「3割の皮脂」と「7割の角質」からできています。毛穴に詰まった角栓は、時間が経つと酸化し、黒くなります。
落としきれていないメイクが古い角質や皮脂と混ざったり、糖質や脂質の過剰摂取・ストレス・不十分なメイク落としや洗顔・皮膚の水分と油分のアンバランスにより、皮脂の過剰分泌がおきたりします。ターンオーバーの乱れにより肌が乾燥して角層が硬くなったり、肌表面に古い角質が残りやすくなったりすることも。
色素沈着によるいちご鼻は、毛穴の入り口の皮膚が色素沈着を起こし、黒く見える状態です。角栓詰まりと対照的に、触ってもザラザラせず、角栓を取っても黒ずみが残ります。
皮脂の酸化、紫外線ダメージ、摩擦、皮脂を無理に取るケアなど「外的刺激による炎症」です。炎症により、メラニン色素が過剰に生成され、黒くなります。
毛穴の開きが大きいと、皮膚の凸凹により影が黒く見えます。産毛による黒ずみは、毛穴ではなく毛の黒さです。
毛穴開きの原因のひとつが乾燥です。テカリがある肌はインナードライ状態です。
「産毛による黒ずみ」は、産毛を剃った後に毛の太い断面が黒く目立っている状態です。
いちご鼻の毛穴の正しいケア方法は「洗顔を優しく行う」「肌を清潔に保つ」「クリニックの治療も併用する」などが挙げられます。
クレンジング不足は角栓につながります。メイクの濃さに合わせて丁寧に行います。
洗顔はきれいな手で、皮脂分泌の多いTゾーンや角栓の気になるところから、泡で丁寧に洗いましょう。しっかりと泡立てることで汚れが吸着されます。
シートタイプのメイク落としは、摩擦が起こりやすいので避けましょう。
クレンジングと洗顔で、角栓の原因となる「溜まった角質」「皮脂」「メイク汚れ」をしっかり落とします。メイクは早めに落とし、顔を拭く際は清潔なタオルを用いましょう。
クリニックでは、専門家がひとりひとりのいちご鼻の原因や症状を診断し、状態に合った効果的な毛穴治療の提案が可能です。セルフケアに比べ、早く効果を感じやすいでしょう。
美容クリニックにはいちご鼻を治療するメニューもあります。肌表面や毛穴の汚れ、古い角質を取り除く「ピーリング」「ハイドラフェイシャル」、細かいレーザーを点状に皮膚に照射し、創傷治癒機構を利用してコラーゲンを増生させ毛穴を目立たなくさせる「レーザー治療」があります。
いちご鼻の毛穴に「角栓を押し出す行為」「ホームピーリングの過剰使用」「毛穴パックシートの使用」はNGです。
角栓を指で押し出すと、皮膚にダメージを与え、肌荒れや色素沈着・開き毛穴によるいちご鼻を引き起こすリスクがあります。手から雑菌が入り、炎症を起こすこともあります。
過剰なピーリングは、肌を傷つけ、乾燥や炎症などの肌トラブルを招きます。
肌の状態に合った適度なピーリングはターンオーバーを促し、毛穴ケアにも有効です。
毛穴パックシートは剥がす際に毛穴に大きなダメージを与え、長期的に使用するほど毛穴が開いて目立つリスクがあります。開いた毛穴は汚れが詰まりやすくなり、皮膚表面のバリア機能が損なわれることで、乾燥や外的ダメージを引き寄せてしまいます。
いちご鼻の毛穴を効果的に治すなら、美容クリニックでの治療がおすすめです。専門家の診察により、ひとりひとりに合った治療、即効性が期待できます。
肌表面に薬剤を塗布することで、肌の古い角質を除去してターンオーバーを促す施術。毛穴の皮脂詰まり、角栓による黒ずみに効果的です。
ダウンタイムが短く値段が手頃なため、試しやすい施術です。乾燥や赤みがおこることがあります。
水(ハイドロ)の力を利用した痛みのないピーリングです。水流による角質・毛穴洗浄後、サリチル酸とグリコール酸を使用して、マイルドに肌の古い角質や汚れを溶かし、吸引、美容液導入を行います。古い角質や皮脂を軟化させながら、ピーリング・肌の再生を促進します。
毛穴の開き・毛穴の黒ずみ・毛穴の引き締め効果によるいちご鼻改善が期待できます。
アグネスは皮脂分泌が行われる皮脂腺に、専用の細い針を刺して高周波エネルギーで焼灼することで、皮脂腺を破壊する治療です。
皮脂分泌が抑えられることで、いちご鼻を改善に導きます。
ポテンツァとはジェイシス社が開発したマイクロニードルRF治療器です。
複数の極細針(マイクロニードル)がついたチップを肌に刺すことで傷をつけると、傷ついた肌を自ら修復する「創傷治癒機能」が働き、コラーゲンやエラスチンの生成を促進する効果が期待できます。
針を刺すと同時に針先から肌内部に直接RF(ラジオ波という高周波)の熱が放出されるため、引き締めやリフトアップ効果も期待できます。
RFで皮脂腺を焼くことで毛穴が詰まることを防いだり、コラーゲン増生効果によってクレーターを徐々に改善したりすることができます。
マイクロボトックスとは微量のボトックスを皮膚の浅いところに注射する方法です。
筋肉の表面繊維の働きを弱めることで、皮脂腺や汗腺の機能を抑えて脂肌を改善することができます。
イセアクリニックではおひとりひとりの症状やご希望に合った治療法を提案します。
例えばハイドラフェイシャル、ケミカルピーリング(グリコール酸・サリチル酸)、アグネスにより、いちご鼻の毛穴治療ができます。それぞれ、トライアル、5回・10回コース、組み合わせプランがあります。
また、毛穴改善に特化したプランもご用意しております。ハイドラフェイシャル、ポテンツァ、マイクロボトックスを組み合わせたプランで、トライアル、1回、3回コースがございます。
詳しくは無料カウンセリングでお問い合わせください。
答え
毛穴の開きにより凸凹が生じているいちご鼻には、引き締め効果のあるポテンツァがおすすめです。
答え
いちご鼻を解消するには、美容クリニックで「ハイドラフェイシャル」「ケミカルピーリング」「ポテンツァ」「マイクロボトックス」などの治療を受け、日常生活では「生活リズムを整える」「角栓を無理に抜かない」「クレンジング・洗顔を丁寧に行う」ことを心がけると良いでしょう。
答え
いちご鼻の黒ずみを取る方法として「ハイドラフェイシャル」「ケミカルピーリング」などの治療があります。
今回は、以下の内容について説明させていただきました。
・いちご鼻の毛穴の種類・原因
・いちご鼻の毛穴の正しいケア方法
・いちご鼻の毛穴のNG行動
・いちご鼻の毛穴の効果的な治し方
・イセアクリニックのいちご鼻の毛穴治療
いちご鼻の毛穴は「角栓詰まり」「色素沈着」「毛穴の開き・産毛」などのタイプがあります。
いずれも、優しい洗顔、清潔、美容治療が基本の対処法で、特に美容クリニックでの治療は即効性が期待できます。角栓を押し出す行為や、ピーリングや毛穴パックで無理に取ろうとすると、かえって悪化させるのでやめましょう。
いちご鼻の毛穴治療について気になる点がございましたら、お気軽に無料カウンセリングにてお問い合わせください。