二重整形 全切開法
全切開法とは、まぶたを
3~4cmほど切開し、
縫合して二重にする方法です。
二重整形の全切開法とは、まぶたの幅(3~4cm程度)をメスで切開し、くっきりとした半永久的な二重を作る方法です。メスで切開する分、埋没法よりもダウンタイムが長引きますが、埋没法よりも高い持続力が期待できる方法です。埋没法や小切開法では二重にすることが難しい脂肪が多くて厚いまぶたも、全切開法であれば二重にすることが可能です。
全切開法と小切開法は、メスで切開する範囲が違います。
全切開法はまぶたの端から端まで(3~4cm程度)切開し、小切開ではまぶたの一部(1~2cm程度)を切開します。
小切開法はまぶたの一部を切開するのみですので、皮膚の切除や脂肪の除去は行えず、全切開ほどまぶたの中の構造を変えることができません。そのため、皮膚の切除や脂肪除去が必要なく、半永久的な効果を求める方には小切開法をおすすめしています。
全切開法では必要に応じて皮膚の切除や脂肪の除去を行い、まぶたの中の構造も変えるため、埋没法や小切開法では二重を維持することが難しいまぶたが厚い方には全切開法が適しています。
全開法は手術から約3か月が経過すると二重が完成します。二重が完成してから「もう少し幅を広げたい」などご希望がございましたら、完成後1か月以内は無料で再手術をいたします。
イセアでは、表面麻酔・局所麻酔と、痛み止めの処方薬を無料でお付けしております。後から麻酔代や薬代を追加でご請求することはございませんのでご安心ください。
手術後は腫れや内出血を伴うため、公共の交通機関では帰りづらいという方もいらっしゃいます。イセアではそんな患者様の声にお応えし、お帰りの際タクシーチケットをお渡し交通費を一部負担しております。人目が気になる際はぜひご活用ください。
まずは二重の仕組みからご説明します。
こちらは目を閉じた状態のまぶたを横から見た時の様子です。
まぶたには眼瞼を補強する瞼板(けんばん)と、まぶたを引き上げる眼瞼挙筋(がんけんきょきん)があり、この2つを挙筋腱膜(きょきんけんまく)という組織が繋いでいます。
こちらは目を開けた状態です。
目を開けると眼瞼挙筋が収縮し、瞼板が持ち上げられます。
この時、まぶたの皮膚が挙筋腱膜と連結していると皮膚が折りたたまれて二重まぶたになり、連結していないと皮膚が折りたたまれないため一重まぶたになります。そのため、全切開法では人工的にまぶたの皮膚と瞼板や挙筋腱膜を連結させます。
全切開法の手術の際は、デザインを確認した上でマーキングを行います。点眼麻酔、笑気麻酔(希望者)をし、局所麻酔の注射をまぶたの表と裏に打ちます。
全切開法ではまず、点眼麻酔、笑気麻酔(希望者)をし、局所麻酔の注射をまぶたの表と裏に打ちます。切開する部分をペンでマーキングし、3~4cmほどまぶたを切開します。
まぶたに余分な皮膚がある場合は切除することもあります。
まぶたに余分な眼窩脂肪がある場合は除去します。
まぶたの眼輪筋と眼窩隔膜の間にある脂肪をROOF(隔膜前脂肪)といいます。余分なROOFがある場合は切除することもあります。
皮膚の上端と瞼板を縫い留めて固定します。場合によってはさらに挙筋腱膜への固定を追加することもあります。
目を開けると、皮膚が折りたたまれて二重のラインが出来ます。
約5~7日後に抜糸を行います。皮膚と挙筋腱膜が癒着すると、二重のラインが半永久的に維持できます。
洗顔
まず初めにメイクを落としていただきます。クレンジング、洗顔料はクリニックでご用意しております。
写真撮影
カルテに保存するため、術前に写真撮影を行います。撮影した写真はカルテに保存する以外の用途では使用いたしません。(モニターの方を除く)
マーキング
術前に改めてデザインを確認した上で、マーキングを行います。
表面麻酔
目薬タイプの表面麻酔を点眼します。
局所麻酔
まぶたの表と裏に局所麻酔の注射を打ちます。
消毒
目元を消毒します。
施術
まぶたをメスで3~4cmほど切開し、縫合します。手術時間は麻酔を除いて約60分程度です。
アフターケア
術後はパウダールームにてお帰りのご準備をしていただきます。パウダールームにはブラシ・ドライヤーをご用意しております。(メイクは抜糸後までお控え下さい。)
イセアでは実際に施術を受ける前に、ドクターがしっかりとお話を伺い、入念にシミュレーションを行います。
どんな仕上がりになるのか、患者様とドクターのイメージにズレが無いようしっかりと共有し、
ご納得いただいた上で施術を行いますのでご安心ください。
イセアでは、「ドクターが怖くて聞きたいことが聞けなかった」「カウンセリングが淡々としていた」ということがないよう、お話ししやすい環境づくりと丁寧なカウンセリングを心掛けております。不安なこと、疑問に思ったこと、何でもお聞きください。また、ドクターの診察とは別にカウンセラーがお話を伺う時間も設けております。ドクターに聞きそびれたことや聞きにくいことがございましたら、カウンセラーにお伝えください。カウンセリングは無料です。ご納得いただけるまで何度でもお応えいたします。
ブジーと呼ばれる専用の細い棒をまぶたに当て、鏡を見ていただきながらご希望の二重ラインを再現します。「もう少し幅を広く」「もう少し幅を狭く」など、患者様のイメージをお伝えください。
約60分
約2週間
約3ヶ月
5〜7日後に抜糸
※術後の経過によっては日数が前後する場合や、通院が必要になる場合もございます。
人間の身体は手術を受けると必ず腫れるようにできています。
それは目元の整形手術でも同様で、人によって程度は違いますが、術後は必ず腫れや内出血、痛みを伴います。
それらが落ち着き、通常通り日常生活が送れるようになるまでの期間を「ダウンタイム」と言います。
全切開法のダウンタイムは約2週間ですが、最終的に二重が完成するまでは約3か月かかります。
完成するまでは二重幅が安定せず、腫れているため「思っていたより幅が広い」と感じる方も少なくありません。
術後の生活については下記をご参考になさってください。
ただし、こちらはあくまで目安ですので、術後の経過によって日数が前後することがございます。予めご了承ください。
メイク
抜糸翌日からOK
洗顔
翌日からOK
シャワー
当日からOK
※創部は濡らさないでください
入浴
抜糸翌日からOK
※長時間の入浴は避けて下さい
スキンケア
抜糸翌日からOK
コンタクト
抜糸翌日からOK
まつエク
1ヶ月後からOK
目薬
翌日からOK
※爽快感のあるタイプは
抜糸後まで控えてください
飲酒
抜糸後からOK
運動
抜糸後からOK
イセアではダウンタイムをなるべく短くするために、以下の4つの取り組みをしております。
術後、患者様がダウンタイムに悩まず快適に過ごせるよう、努力を惜しまず日々研究を重ねています。
笑気麻酔の使用(希望者)
局所麻酔をする際、目元にギュッと力を入れると針先が眼輪筋に当たり出血しやすくなります。笑気麻酔によってリラックスすることで目元の力みを和らげ、内出血を軽減することが期待できます。笑気麻酔は¥3,300(税込)でお付けすることが出来ます。
細い注射針の使用
太い針を使用するとその分痛みが伴い、目元にギュッと力が入ってしまうことがあります。イセアでは34Gという細さの注射針を使用することで目元の力みを和らげると共に、内出血の軽減を目指しております。
痛み止めの処方
術後に痛み止めをお渡ししております。(痛み止め代は手術料金の中に含まれております)
事前にしっかりカウンセリングを行い、患者様とドクターのイメージを共有した上で手術をいたしますが、
「カウンセリングの時はこの二重幅でいいと思ったけど、実際やってみたらもっと広い方が良かったかも…」など、
手術後に二重の幅を変更したいと思われる患者様もいらっしゃいます。
イセアでは、術後3か月が経過してから1か月以内でしたら二重幅変更の再手術をお引き受けいたします。
全切開法は完成までに約3か月かかります。完成するまでは二重幅が安定せず、
腫れているため「思っていたより幅が広い」と感じる方も少なくありません。
術後の腫れが落ち着き、完成してからじっくりお考えください。
保証期間 | 術後3か月が経過してから1か月以内 |
---|---|
保証対象 | 全切開法の手術が初めての方 |
二重幅 | 変更可能 |
全切開法の手術には以下のようなリスクがあります。
全切開法の術後は腫れ・内出血が出る可能性があります。どの程度症状が出るかは個人差がありますが、目立つ腫れや内出血は2週間程度で治まる方がほとんどです。
全切開法の場合、まぶたを切開した部分を糸で縫合し、5~7日後に抜糸を行います。抜糸をするまではまぶたに糸がついたままであり、腫れも目立ちますが、抜糸が終われば腫れも引いていきます。また、抜糸の翌日からメイクをすることができますので、内出血が目立つ場合もある程度はメイクでカバーできるようになります。
全切開法の術後に血腫(けっしゅ:内出血によって体内の一か所に血液が溜まること)ができたり、傷口に細菌が感染する可能性があります。血腫・感染等の症状が出た場合は処置が必要となりますので、当院までご連絡ください。
全切開法はまぶたをメスで切開するため、切開した範囲(3~4cm)に傷跡が残ります。傷跡は半年ほどかけて徐々に白っぽく目立たなくなっていきます。
イセアの全切開法では表面麻酔・局所麻酔・笑気麻酔の3つの麻酔と、術後にお渡しする痛み止めをご用意しております。
まぶたに局所麻酔の注射の針を刺す際にチクッとした痛みがあります
局所麻酔の注射針を刺す時の痛みを軽減するために使用する麻酔です。施術の前に目薬タイプの表面麻酔を点眼します。
ご希望の方のみ、笑気麻酔をお付けいたします。笑気ガスを吸っている間は酔っぱらっているようなふわふわした感覚になり、恐怖感や痛みがまぎれる効果が期待できます。笑気麻酔は喘息を誘発する可能性があるため、ご希望の場合は過去の疾患など、予め担当スタッフにご相談ください。
局所麻酔が効いている間は痛みがありません。
手術中の痛みを感じないようにするため、まぶたの表と裏に局所麻酔の注射をします。注射針を刺す際に強く痛みを感じる方もいらっしゃいますが、局所麻酔が効くと手術中は全く痛みを感じることはありません。当院では局所麻酔の痛みを和らげるため、34Gという細さの注射針を使用しております。
術後2~3時間後に麻酔が切れ、鈍痛がする場合があります
術後に痛み止めをお渡ししております。
当院で全切開法の施術を受けられた患者様の
施術前と、施術から3か月後の写真です。
施術内容 | 全切開法(まぶたを3~4cmほど切開し、結合して二重にする方法) |
---|---|
費用 | ¥330,000(税込) |
リスク | 血腫・感染の可能性がある、修正が難しい場合がある |
副作用 | 腫れ、内出血、鈍痛、まぶたに傷跡が残る |
当院で全切開の施術を受けられた
患者様の経過をまとめた動画です。
腫れや内出血の出方には
個人差がありますので、
あくまでご参考程度にお考え下さい。
全切開法を受けた患者様の経過
両目
¥330,000
(税込)
片目:¥187,000(税込)
局所麻酔 | 痛み止め | 二重幅変更 (1か月以内) |
---|---|---|
〇 | 〇 | 〇 |
ご自身に適した方法を選ぶことが大切です。
どちらの方法が適しているかは、実際に患者様の目の診察が必要ですが、初めての二重整形であれば埋没法を選ぶ方が多くいらっしゃいます。
全切開法と埋没法では、全切開法のほうがくっきりした二重のラインになりやすいです。また、幅の広い二重をご希望の場合、埋没法は幅を広くすれば広くするほど取れやすくなります。ご自身にどんな二重幅が適しているかは、カウンセリング時にシミュレートすることができますので、お気軽にご相談ください。
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新しく作るラインの邪魔になるようであれば抜糸(糸を取り除くこと)をいたします。
ただし、埋没法の手術を受けてから年月が経っていると、糸を見つけるのが難しく見つけられない場合があります。
個人差はありますが、目立った腫れや内出血は約2週間程度でしょう。
手術から5~7日後に抜糸を行いますが、抜糸を追えるまではまぶたに糸がついたままの状態であり、腫れも目立ちますので、少なくとも抜糸が終わるまではお休みを取ることをおすすめいたします。
抜糸の翌日からはメイクをすることが可能ですので、腫れや内出血が残っていてもある程度はごまかすことができます。
修正できる場合と修正できない場合があります。
例えば、現在よりも幅を広くする場合は修正できる可能性がありますが、現在よりも幅を狭くするのは難しいでしょう。また、大幅にまぶたの皮膚を切除している場合も修正が難しい場合があります。
当院ではできる限り患者様のお力になりたいと考えており、修正のご相談も受け付けております。
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術直後は赤い線のような傷跡が目立ちますが、時間の経過とともに傷跡が白っぽく目立たなくなっていきます。傷跡は二重のライン上にできるので目を開いている状態で見えることはなく、目を閉じている状態でよく見たら分かる程度です。また、抜糸の翌日からメイクが可能ですので、アイシャドウ等である程度ごまかすことができます。
全切開法の場合、施術から2週間程度は腫れが目立ちやすいです。どの程度腫れるかには個人差がございますが、当院の患者様の術後の経過写真を掲載しておりますのでご参考になさってください。
(腫れの程度や経過には個人差がありますので、あくまでご参考程度にお考えください。)
全切開法の症例写真はこちら>
全切開法であっても、永久に取れないとは言い切れません。
加齢など様々な要因によって、二重の幅が狭まったり、ラインが薄くなる可能性はございます。全切開法は半永久的に二重を維持できる施術方法です。
必ず平行二重になるとは限りません。
平行二重になるのか末広二重になるのかは、患者様の目頭の形が大きく影響するため、全切開法を行ったからといって必ず平行二重になるとは限りません。平行二重を希望される患者様には目頭を切って形を変える「目頭切開」の施術を併せてご案内することもございます。ただし、目頭切開をした場合も必ず平行二重になるわけではありませんので、医師とよく相談し、納得したうえで施術を受けるようにしましょう。
目頭切開について詳しくはこちら>
はい、可能です。
カウンセリング時にご希望の二重幅をお聞かせください。
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できません。
全切開はまぶたの中の構造を変え、皮膚に傷跡が残る手術です。そのため、全切開の手術を受ける前の状態に戻すことはできません。
手術から3か月以内であればまだ様子を見ましょう。
全切開は完成するまで3か月以上かかる施術です。3か月経つまでは、まぶたが腫れたり引いたりを繰り返している状態であり、思っていたよりも二重幅が広くなっていることが大いにあり得ます。
もし、3か月以上経過しても幅が広いと感じるようであれば修正手術が必要ですが、二重幅を狭くするのは難しいため、複数のクリニックでカウンセリングを受け、納得した上で再手術を受けるようにしましょう。
ありません。
人体の構造上、人間の身体は手術を受けると必ず腫れるようになっています。腫れをなるべく抑え、長引かせないためにイセアではダウンタイムへの取り組みを行っております。
ダウンタイムについて詳しくはこちら>
医師の技術が未熟な場合、まぶたの脂肪を取りすぎてまぶたが窪んでしまったり、切開した部分を綺麗に縫合されず傷跡のラインがガタつくなどの可能性があります。
また、予想される仕上がりや手術のリスク、デメリットについて医師からきちんと説明されないまま手術を受けると、「思っていた仕上がりと違う」「失敗された」と感じることがあります。
しっかりと医師の説明を受け、納得した状態で手術を受けるようにしましょう。
どんなラインにしていたかにもよりますが、思い通りのラインを自由に作れる訳ではありません。どんな仕上がりが予想されるかは、ある程度シミュレートすることができますので、まずはお気軽にカウンセリングにてご相談ください。 無料カウンセリング予約はこちら>
埋没法は腫れが落ち着き完成するまで約1か月かかりますので、1か月以上経過していれば全切開法の手術が可能です。