せっかく埋没法で二重にしたのに取れてしまったと感じた方のためにこの記事では、「取れてしまった場合にやるべき3つの行動」と「絶対にやってはいけない2つの行動について」ご説明致します。また、もう一度二重にする際に役立つ情報も後半でご紹介していますので、是非参考にしてみてください。
1 埋没法が取れたと思ったらやるべき3つのこと
埋没法が取れてしまった場合、やるべき3つのことをご説明いたします。
1-1 埋没法が取れているのか確認する
初めに埋没法が本当に取れているのか確認しましょう。
埋没法が取れると基本的に元のまぶたに戻ります。急に埋没法の糸が取れることはなく、糸が少しずつ緩んできて元のまぶたに戻っていきます。
埋没法の糸が緩んでくると、以下のような症状が起こります。
①二重の食い込みが浅くなる
②三重になっている
③二重のラインが日によって安定しなくなっている
1つでも症状が出ている場合は、埋没法の糸が取れている可能性があります。埋没法が取れたと思った場合は、まずこの3つの症状を確認しましょう。
自分でご確認できない方は、医師に直接診てもらいましょう。
1-2 二重の再手術をするのかどうか決める
埋没法が取れているか確認が出来たら、二重の再手術をするのかどうかを決めましょう。埋没法が取れた場合、再手術しか二重に戻せる方法はありません。二重の再手術はもう一度埋没法を行うか、切開法を行うのかのどちらかです。
二重の再手術について詳しくは3章でご説明いたします。
1-3 埋没法をしたクリニックの保証の有無を確認する
二重の再手術をすることに決めた場合、前回に埋没法を行ったクリニックの保証の有無を確認しましょう。保証付きの埋没法を受けていた場合、無料で再手術することができます。
また片目のみ取れた場合でも、保証が利く場合がありますので、施術したクリニックにしっかり聞いてみましょう。
2 埋没法が取れた場合、してはいけない2つの行動
埋没法が取れた場合にしてはいけない2つの行動があります。2つの行動についてご説明いたします。
①糸が飛びだしているのに放置する
埋没法の糸が飛び出している場合は放置しないでください。まぶたの表面から糸が飛びだしている場合、感染してまぶたが腫れることがあります。まぶたの裏側から糸が飛びだしている場合、飛び出している糸が眼球を傷つけることがあります。そのため、埋没法の糸が飛び出している場合は、美容外科で医師に診てもらいましょう。
②飛びだしている糸を自分で切る
まぶたの表面から出てしまった糸を自分で切ったり、抜いたりすることはやめましょう。とても危険な行為です。自分で表面から出ている糸を切ったとしても、まぶたの裏からまた糸が出てくる可能性があります。
そのため、自分で糸を切らず埋没法を行ったクリニックで処置するようにしてください。
3 もう一度二重にする2つの方法
埋没法が取れてしまった場合、復活することはありません。そのため、もう一度二重にする場合は、再手術する必要があります。
ここでは、元の二重にするための2つの再手術方法について詳しくご説明いたします。
3-1 取れにくい埋没法
埋没法は取れる可能性がある施術です。もう一度埋没法を行う場合は、取れにくい方法を選ぶ必要があります。当院では、通常の埋没法より取れにくい「埋没法プレミアム」と「埋没法ダブル」プランという2つをご用意しております。まぶたが厚い方や埋没法が取れる不安がある方、まぶたを切ることに抵抗がある方におすすめです。
埋没法プレミアム
通常の3点留めとは違い、3点目の糸を2点の糸に絡めて固定することにより、当院の埋没法の中で一番取れにくく、切開法のようなクッキリとしたラインにすることができます。
埋没法ダブル
通常の埋没法で留める糸を補強するように留めるため、固定力が強く厚いまぶたでもしっかり留めることができます。
3-2 切開法
埋没法は何度も行うことができない施術です。まぶたに糸が溜まりアレルギー反応を起こす可能性があります。また埋没法を2回やって取れる人は、その後、何度やっても取れる可能性が高いです。何度も糸を留めるとまぶたに大きい負担をかけてしまいます。
そのため、当院では、2回埋没法が取れた方には、切開法を勧めております。
4 まとめ
埋没法が取れた場合についてご説明いたしました。
埋没法が取れた場合、やるべき3つのこと
・ 埋没法が取れているのか確認する
・ 二重の再手術をするのかどうか決める
・ 埋没法をしたところの保証有無を確認する
埋没法が取れた場合、してはいけない2つの行動
・ 糸が飛びだしているのに放置する
・ 飛びだしている糸を自分で切る
もう一度二重にする2つの方法
・取れにくい埋没法
・ 切開法
埋没法が取れた場合は、焦らずに最適な方法を選びましょう。
埋没法症例
当院で埋没法を行った患者様の症例写真です。
各症例から、完成までの経過や施術プラン、担当医師のカウンセリング内容等を記載した専門ページを閲覧することができます。
この記事の監修
日本外科学会 認定専門医
和田 尚人
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平成22年
浜松医科大学卒業
静岡赤十字病院・浜松医科大学附属病院にて
初期研修終了 -
平成24年
浜松医科大学 外科学第一講座 入局
浜松医科大学、大学関連病院にて消化器外科・
内視鏡外科研修 -
平成27年
関東圏の大学関連病院・がんセンターにて消化器外科・内視鏡外科研修
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令和4年
東京イセアクリニック 入職