顔の横幅を狭くする整形には、どのようなものがあるのでしょうか。
顔の横幅を狭くする整形の種類を挙げ、それぞれの効果、料金、痛み、ダウンタイムについて解説します。顔の横幅を狭くする整形の選び方や失敗しないためのポイントも紹介します。
顔の横幅を狭くする整形は、横幅が大きくなる「原因」や、切る・切らないなどの「ご希望」により治療法が異なります。横幅が大きくなる原因は、脂肪・筋肉・骨格です。「切らない整形」にはボトックス注射・脂肪溶解注射があり、「切る整形」には頬骨削り(頬骨体部骨削り・頬骨弓骨切り)・エラ削り(下顎角骨部切り・外板切除)・顔の脂肪吸引があります。それぞれの治療法の効果・料金・痛み・ダウンタイムを、表を交えて紹介します。
正面から見て、エラ張りの原因が咬筋の張り出しだった場合、ボトックス製剤を注入することで筋肉を委縮させ、顔の横幅を狭くすることができます。約10日~2週間でエラが小さくなりはじめ約3~4週間で効果を実感。1回の効果は半年続き、徐々に元に戻ります。このため、完全に元に戻る前に(4カ月おきに)、3回ほど注入を繰り返すと継続的な効果が得られます。
効果 | 咬筋によるエラ張り・食いしばり・歯ぎしりを抑える |
料金 | 8,000~165,000円(エラ両側・製剤の種類にもよる) |
痛み | 注射を刺すときの痛み(表面麻酔塗布により緩和) |
ダウンタイム | 腫れ・痛み・内出血:1週間程度 |
脂肪の厚みにより、頬やフェイスラインがぼやけたりすると、横顔も大きく見えます。脂肪溶解注射は、頬や顎などに脂肪を溶かす製剤を注射し、部分的に減らす治療です。溶けた脂肪は体外に排出されます。原則としてリバウンドはありません。注入のみなので短時間で済みます。発赤、腫脹が2.3日続く場合があります。効果は数日後からあらわれます。3~5回、同じ部位に注入していきます。1週間後から追加注入が可能です。
効果 | 二重あご改善、小顔効果 |
料金 | 1㏄あたり1,980~30,000円(製剤の種類にもよる) |
痛み | 注射を刺すときの痛み(表面麻酔塗布により緩和) 術後は鈍い痛み |
ダウンタイム | 腫れ・痛み・内出血:1週間程度 |
頬の骨を削る手術です。頬の肉の土台となる「頬骨」が突出している場合に適応となります。頬骨は、ホホの前方への張り出しの原因となる「頬骨体部」と、側方への張り出しの原因となる「頬骨弓部」で構成されています。頬骨体部の骨削りは口の中から切開しますが、頬骨弓部の骨切りは耳の前の生え際の皮膚を切開するため、傷が薄く残ります。全身麻酔で行い、ダウンタイムは比較的長めです。
効果 | 頬骨の突出をなくす、正面から見たときの顔を小さくする |
料金 | 約760,000~2,000,000円(手術範囲による) |
痛み | 術中は全身麻酔のため意識はない 術後2ヵ月程度は食事や会話時も痛みが生じることがある |
ダウンタイム | 内出血、腫れ:約2週間/皮膚の硬さ:約2か月 |
エラの骨を削る手術です。骨格が原因のエラ張りや四角い顔でお悩みの場合に適応となります。一般的にエラとは下顎角部を指します。下顎角部は、下顎骨(下顎の骨)の中で、前から見ると外側に張り出し、横から見るとカクッとしたカーブを形成している部分です。下顎角部骨切りは、下顎角部を骨切りし、正面からの横への張り出しと、側面からの角張ったカーブを改善する手術です。下顎角部骨切りは、基本的に口の中から切開(口内法)しますが、頸と顎の境界部の目立たない場所を切開する(口外法)場合もあります。下顎角のみを切除しても、正面から見た横幅が改善しない場合が多いので、下顎角の上あたりの骨を全体的に削る必要があります。下顎骨は、手足の骨と同様に、骨皮質(硬い白い骨)と骨髄から構成されています。下顎角部外板というのは、エラの部分の骨皮質(3mm前後の厚さの白く固い骨)のことです。外板切除とは、口の中から、奥歯のあたりの粘膜を切開し、外板を切除もしくは薄く削ることで、下顎角部の厚みを減らします。全身麻酔で行い、ダウンタイムは重めです。
効果 | 小顔効果、エラ張りの解消、Vライン形成 |
料金 | 約1,320,000~2,000,000円 |
痛み | 術中は全身麻酔のため意識はない 術後2ヵ月程度は食事や会話時も痛みが生じることがある |
ダウンタイム | 内出血、腫れ:約2週間/皮膚の硬さ:約2か月 |
顔の脂肪吸引は、頬やフェイスラインの脂肪を吸引することで、顔の横幅を狭くする効果が期待できる治療法。耳たぶの付け根や顎の裏など目立たないところを3~5㎜切開し、カニューレという細い管で吸引します。特殊な超音波を照射する「ベイザー脂肪吸引」であれば、皮下脂肪を乳化してから吸引するため腫れの引きが早く、浅い層の脂肪を取り除くことができ、皮膚のたるみ改善効果も期待できます。1度吸引された脂肪は再生しないため、リバウンドしにくい半永久的な効果が期待できる方法です。脂肪溶解注射よりはデザイン性に優れています。
効果 | 二重あご改善、小顔効果、首を長く見せる効果 |
料金 | 8~45万円程度 |
痛み | 術中は麻酔の効果で痛みはなし 術後は筋肉痛のような痛み(クーリングや痛み止めの内服で緩和) |
ダウンタイム | 痛み・腫れ:約1週間、ピークは数日 内出血:1~約2週間。 傷跡:1か月程の赤み 拘縮:約2~6カ月月 |
顔の横幅を狭くする整形の選び方は、顔の横幅を大きくしている原因を知り、効果の持続性や傷の有無など希望・優先順位を明確にし、適した施術を選択することです。
顔の横幅を大きくしている原因は、筋肉・脂肪・骨、あるいはそれらの組み合わせです。まずは顔の横幅を大きくしている原因がどれなのか、治療効果を得るために医師の診察で適応を確認しましょう
顔の横幅を狭くする整形で失敗しないためには、実績のあるクリニックを選び、信頼できる医師の診断を受け、納得するまでカウンセリングを受けてから治療に臨みましょう。
実績はクリニックのホームページやSNSをみて、仕上がりやご自身と似た症例を確認できます。カウンセリングではメリットだけでなくデメリットも確認し、理想イメージや希望の優先順位を医師と共有することで、仕上がりや満足度が変わります。
イセアクリニックの顔の横幅を狭くする整形には「ボトックス」「脂肪溶解注射」「骨切り整形(頬骨削り・エラ削り)」「脂肪吸引(スタンダード脂肪吸引・ベイザー脂肪吸引)」があります。
ボトックスと脂肪溶解注射などの注入系治療は日本あるいはアメリカや韓国など海外の公的機関から承認を受けた製剤を複数揃えています。各施術の表示料金は、製剤代のほか針代、診察代、アフターケア代などが含まれた設定です。全身麻酔の手術は麻酔科の医師が麻酔を担当します。
顔の横幅を狭くする整形に関するよくある質問にお応えします。
答え
顔の横幅を狭くする整形は、骨格・脂肪・筋肉などにアプローチする方法があります。「切らない整形」にはボトックス注射、脂肪溶解注射があり、「切る整形」には頬骨削り、エラ削り、顔の脂肪吸引があります。
答え
顔の横幅を狭くする整形の効果は治療法により異なります。骨切りや脂肪吸引のような切る整形は、根本的な治療なので一回で半永久的な効果が得られますが、ボトックスの場合は筋肉が萎縮するまで、脂肪溶解注射は効果が出現するまで数回の治療が必要になります。
答え
顔の横幅を狭くする整形の傷跡は、切る整形であっても口の中や耳たぶの付け根・顎裏など比較的目立たない位置に傷が残りますが、ほとんど目立ちません。
今回は以下の内容についてご説明しました。
・顔の横幅を狭くする整形
・顔の横幅を狭くする整形の選び方
・顔の横幅を狭くする整形で失敗しないために
・イセアクリニックの顔の横幅を狭くする整形
顔の横幅を狭くする整形には、筋肉・脂肪・骨格等にアプローチするものがあり、メスを使うもの・使わないものなど希望によりさまざまな種類があります。選び方は、原因や適応を知ること、希望を明確にすること。失敗を避けるためには、実績のあるクリニックで信頼できる医師の診断を受け、カウンセリングで不安や疑問を解消してから治療に臨みましょう。イセアクリニックでは、脂肪・筋肉・骨へのすべてのアプローチで顔の横幅を狭くする治療をご用意。カウンセリングは無料です。お気軽にお問合せください。
超音波で脂肪組織を選択して溶解し吸引する施術
リスク・副作用:腫れ・内出血・血腫・火傷・凸凹・知覚異常・感染
糸を皮膚の下に挿入して引き上げることで高いリフトアップ効果が期待できる施術
リスク・副作用:腫れ・内出血・感染・アレルギー・ひきつれ
皮下脂肪に注射をし脂肪細胞溶解する施術。
リスク・副作用:腫れ・内出血・感染・アレルギー
ヒアルロン酸を注入し、あごを整えます。
リスク・副作用:腫れ・内出血・塞栓・アレルギー・感染