ほうれい線を目立たなくする治療のひとつに、顔の「脂肪吸引」があります。「ほうれい線の脂肪吸引」とは、どのような施術でしょうか。
顔の脂肪吸引のなかでも「メーラーファット除去」という治療について、ほうれい線への効果や効果の持続時間、痛み、ダウンタイム、料金について紹介し、症例を写真とともに解説します。また、ほうれい線の脂肪吸引で気を付けることもお伝えします。
顔の脂肪吸引には目的により適した位置や量、組合せがあります。ほうれい線の脂肪吸引には「メーラーファット除去」が適しています。「メーラーファット」とは、頬骨周辺、ほうれい線の上に存在する皮下脂肪です。加齢に伴いメーラーファットが垂れ下がると、頬の下にあるほうれい線が深くなります。
メーラーファット除去は、口の中を3~5㎜切開し、カニューレという細い管で脂肪を吸引する治療です。あるいは、特殊な超音波を照射する「ベイザー脂肪吸引」という施術法であれば、皮下脂肪を乳化してから吸引するため、ダウンタイムが短く、浅い層の脂肪を取り除くことができ、皮膚のたるみ改善効果も期待できます。
メーラーファットを除去すると、頬の脂肪のボリュームがなくなります。また、たるみの原因となっていた脂肪が取れることで、「ほうれい線の解消」が期待できます。ほうれい線が解消すると、若見え効果につながります。
メーラーファット除去により、ほうれい線以以外にもメーラーファットの重みで下垂していた「頬のたるみ」や笑うと丸くなる 「頬のでっぱり」の改善効果が期待できます。
メーラーファット除去は、「頬のたるみや膨らみ」「ほうれい線」の原因となる脂肪そのものを除去します。基本的に一度除去した脂肪細胞は再生しないため、効果は半永久的でリバウンドしにくい治療です。ただし、極端な体重増加により脂肪細胞が大きくなる可能性はあります。
メーラーファット除去の術中は、麻酔をしているため痛みを感じることはありません。術後、麻酔が切れると筋肉痛のような痛みがあらわれます。処方の痛み止めを内服すれば、日常生活に支障のない程度に治まります。口の中を切っているため、術後の食事で刺激物は控えましょう。
メーラーファット除去のダウンタイムは約2週間、主な症状は腫れ・痛み・内出血です。腫れ・痛みのピークは数日、内出血は1~2週間程度かけて目立たなくなります。傷跡は1か月程度赤みが残りますが、口の中なので目立つことはありません。ダウンタイム後も拘縮は続きますが、マッサージで軽減され、自然に消失します。
メーラーファット除去を含む頬の脂肪吸引の料金相場は、1箇所8~45万円程度。幅があるのは、クリニックにより術式や料金体系が異なるためです。カウンセリング代、針代、麻酔代、アフターケア等にかかる費用が含まれず、オプションの場合もあります。事前に、最終的な金額を確認しておきましょう。
ほうれい線の脂肪吸引で気を付けることは、まずは適応であること、次に除去する量、そして技術です。ほうれい線の原因は、脂肪以外に皮膚のたるみの場合もあります。事前カウンセリングや診察で医師に適応を確認してもらいましょう。
脂肪を取り過ぎると立体感がなくなったり、凸凹したりすることがあります。頬がこけて老けた印象になることや、余った皮膚が垂れ下がりかえってほうれい線が目立つ可能性も。脂肪吸引の仕上がりは医師の技術に左右されます。治療を受ける前に、症例写真などをチェックし、クリニックの実績を確認しておきましょう。
イセアクリニックでは、医師による無料カウンセリングで適応を見極めます。ご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。ほうれい線の脂肪吸引を行う際は、吸引管のみを用いて行う「スタンダード脂肪吸引」と特殊な超音波で脂肪を溶かしてより安全に吸引する「ベイザー脂肪吸引」の2つのメニューをご用意しています。ベイザー脂肪吸引は皮膚のたるみがある人にもおすすめです。
ほうれい線の脂肪吸引に関するよくある質問にお答えします。
答え
ほうれい線と頬のたるみに効果がある脂肪吸引は「メーラーファット除去」です。
答え
ほうれい線上の脂肪吸引は「メーラーファット除去」でできます。鼻の中あるいは口の中を3~5㎜切開し、カニューレという細い管で吸引します。
答え
メーラーファット除去と組み合わせるとよい脂肪吸引は「ジョールファット除去」「バッカルファット除去」です。ジョールファットは口元横から口角下にある脂肪で、組み合わせることで頬全体の大幅なたるみ改善が期待されます。バッカルファットは頬の内側の深い層にある脂肪で、ほうれい線の原因にもなります。
今回は以下の内容について説明させていただきました。
・ほうれい線の脂肪吸引はメーラーファット除去
・ほうれい線の脂肪吸引の症例
・ほうれい線の脂肪吸引で気を付けること
・イセアクリニックのほうれい線の脂肪吸引
頬の脂肪が原因のほうれい線・頬の丸み・頬のたるみ治療は、「メーラーファット除去」という顔の脂肪吸引が適しています。メーラーファット除去は脂肪細胞そのものを除去するため、効果は半永久的です。術後は痛み・腫れ・内出血が2週間程度、その後拘縮がありますが、いずれも自然に解消します。痛みは痛み止めの内服で治まる程度です。ほうれい線の脂肪吸引で気を付けたいのは、適応であること、適量を吸引すること、技術があるクリニックで治療を受けることです。無料カウンセリングを受け、症例実績をみて、納得してから治療を受けましょう。
超音波で脂肪組織を選択して溶解し吸引する施術
リスク・副作用:腫れ・内出血・血腫・火傷・凸凹・知覚異常・感染
糸を皮膚の下に挿入して引き上げることで高いリフトアップ効果が期待できる施術
リスク・副作用:腫れ・内出血・感染・アレルギー・ひきつれ
皮下脂肪に注射をし脂肪細胞溶解する施術。
リスク・副作用:腫れ・内出血・感染・アレルギー
ヒアルロン酸を注入し、あごを整えます。
リスク・副作用:腫れ・内出血・塞栓・アレルギー・感染