「顔の脂肪吸引後は笑えない」という噂は本当でしょうか。
せっかく脂肪吸引で小顔になっても、笑えないと印象が心配になりますね。顔の脂肪吸引後はなぜ笑えないと言われるのか、笑えない期間はどのくらいか、あるいはどういった経過を辿るのか、笑えないこと以外に起こり得る症状についても解説し、対策を紹介します。
実際に顔の脂肪吸引後は、ダウンタイムの影響で一時的に笑えないことがあります。ダウンタイム症状には、腫れやむくみ、拘縮などが想定されます。これらの症状により、一時的に顔が動かしづらくなったり、引きつったりする可能性があります。脂肪吸引は皮下脂肪に対する治療です。筋肉や神経を傷つけていない限り、笑えない状態がずっと続くことはありません。まれに顔面神経下顎縁枝の部分麻痺が出現することがあります。口角が下げづらくなり、「イーッ」という口の形がしにくくなりますが、3カ月程度で回復します。
顔の脂肪吸引後、ダウンタイムは約2週間ですが、しばらくは拘縮が続くため3か月程度は動かしづらい可能性があります。
術後数日は痛みと腫れのピークのため動かしづらさがありますが、約2週間で徐々に落ち着きます。その後「拘縮」があらわれはじめ約3か月続きます。皮膚が硬くなったりつっぱったりするため、顔が動かしづらく笑いにくくなります。
顔の脂肪吸引後に「笑えないこと」以外に想定される症状「痛み」「凸凹感」「腫れ・むくみ」「内出血」「色素沈着」について紹介します。
顔の脂肪吸引後、麻酔が切れると筋肉痛に似た痛みがあらわれます。痛みのピークは数日。その後、2週間から1か月程度かけて徐々に落ち着きます。我慢できないほどの痛みではありませんが、痛みの感じ方には個人差があります。我慢せず処方の痛み止めを内服することで症状が軽減されます。バッカールファットの施術を同時に行い口の中を切っている場合、熱いものや刺激物が傷口にしみることがあるため注意しましょう。
凸凹感は「拘縮」の症状で必ずあらわれます。術後約1週間すると、皮膚の硬さやひきつれ、凸凹などがあらわますが、3~6か月続き自然に消失します。拘縮はマッサージをすることで軽減されます。
腫れは傷の回復する際の炎症に伴う症状で熱感や痛みとともにあらわれます。むくみは腫れが引いた後に起こる傾向があります。腫れのピークは術後2.3日、むくみは術後1週間がピークです。その後2週間から1か月程度で徐々に目立たなくなります。腫れやむくみの予防には、術後の圧迫固定がおすすめです。
内出血は1~2週間かけて徐々に目立たなくなります。はじめは濃い紫色、徐々に薄く黄色く、重力に従って下がりながら消失します。見た目に気になる場合は、メイクでカバーできます。
顔の脂肪吸引後の色素沈着は、カニューレを挿入するための切開部とベイザーを使用した場合の吸引部位に生じる可能性があります。切開部は耳垂(耳たぶ)基部や顎下など、目立たない箇所にできます。切開部は術後1か月程は赤みが続き、半年から1年程かけて、徐々に白く薄く目立たなくなりますが、まれに色素沈着を起こすことがあります。ベイザーを使用した吸引部位にもシミのようにまだらに生じる場合があります。半年以内に完全には消えません。
顔の脂肪吸引後に笑えない状態になってしまうことへの対策は「腫れには圧迫固定やクーリングを行う」「拘縮にはマッサージを行う」「実績の多いクリニックに相談する」ことです。
腫れの予防には圧迫固定、クーリングがおすすめです。術後数日は腫れのピークです。術後1週間(最低4日間)の圧迫固定は必須です。その後は就寝時など可能な範囲で、1~2カ月腫れが消退するまで圧迫固定をするとよいでしょう。クーリングは腫れや痛みを感じたタイミングで断続的に行いましょう。やり過ぎると凍傷のリスクがあります。氷のうを使用するのがおすすめです。
拘縮はマッサージにより軽減できます。小顔ローラーなどを使用してもよいでしょう。皮膚が硬く突っ張ったり凸凹したりするのは、回復過程の一時的な症状で自然に落ち着きます。マッサージをすることで早く仕上がります。また、ツッパリ感がなくなることで、笑えないリスクも回避しやすいでしょう。
施術を受ける際には、信頼できる実績があるか、ホームページやSNSで医師の経歴や症例写真を比較し、口コミなども参考にクリニックを選びましょう。脂肪吸引にはスタンダードなもの、マシンを使ったものなどがあります。いずれの方法であっても、仕上がりは医師の技術次第です。さらに、候補となる複数のクリニックで事前カウンセリングを受け、医師と理想を共有し、納得してから治療に臨んでください。
イセアクリニックでは丁寧な吸引により凸凹リスクを回避する「スタンダード脂肪吸引」と超音波を使用し皮膚の引き締め効果も期待できる「ベイザー脂肪吸引」があります。仕上がりは症例をご確認ください。カウンセリングは無料です。料金には施術代のほか、針代、薬代、アフターケア代も含みます。表面麻酔や局所麻酔、静脈麻酔で行うことがほとんどですが、他の施術との兼ね合いにより全身麻酔を使用する場合には、安全のため、麻酔科の医師が付きます。
脂肪吸引に関するよくある質問にお答えします。
答え
顎下の脂肪吸引後のダウンタイム症状として、痛みや腫れ、むくみ、拘縮などがあります。一時的に笑えない、動かしづらい、引きつるといった状態になることもありますが、徐々に落ち着きます。
答え
術後数日は痛みや腫れのピークで、その後は徐々に腫れが引いていきます。術後1週間ほどすると拘縮が起き、皮膚が硬くなるため、動かしづらくなりますが、マッサージをすることで緩和されます。
答え
入院は必要ありません。日帰りでの施術が可能です。術後、最低4日間は専用のフェイスバンドで圧迫固定をしていただきます。
今回は以下の内容について説明させていただきました。
・顔の脂肪吸引後は笑えない?
・顔の脂肪吸引後の笑えない状態への対策
・イセアクリニックの顔の脂肪吸引
「顔の脂肪吸引後は笑えない」と言われるのは、多くの場合、ダウンタイム症状である痛みや腫れの影響があるためです。ダウンタイム症状には、痛み、腫れのほか、内出血、凸凹感、色素沈着があります。脂肪吸引後に笑えない原因が腫れであれば圧迫固定やクーリングで抑えられ、拘縮はマッサージで軽減できます。イセアクリニックでは脂肪吸引後に笑えないリスクへの対策として、痛み止めや圧迫固定用フェイスバンドをご用意しています。術後に気になる症状があらわれた場合も、お気軽にご相談ください。
超音波で脂肪組織を選択して溶解し吸引する施術
リスク・副作用:腫れ・内出血・血腫・火傷・凸凹・知覚異常・感染
糸を皮膚の下に挿入して引き上げることで高いリフトアップ効果が期待できる施術
リスク・副作用:腫れ・内出血・感染・アレルギー・ひきつれ
皮下脂肪に注射をし脂肪細胞溶解する施術。
リスク・副作用:腫れ・内出血・感染・アレルギー
ヒアルロン酸を注入し、あごを整えます。
リスク・副作用:腫れ・内出血・塞栓・アレルギー・感染