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頬の脂肪を減らしたりフェイスラインを整えたりするには、脂肪吸引とバッカルファット除去のどちらがおすすめでしょうか。
今回は、脂肪吸引とバッカルファット除去を比較し、どちらがおすすめか、どうしたら失敗しないかも紹介します。
症例も解説させていただくので、ご自身にあった治療を選択するヒントになれば幸いです。
脂肪吸引とバッカルファット除去の違いを、脂肪の種類・施術方法・ダウンタイム・効果・引き締め効果・料金の面から比較し、一覧にまとめました。
脂肪の種類 | 施術方法 | ダウンタイム | 効果 | 引き締め効果 | 料金 | |
脂肪吸引 | 皮下脂肪 | 吸引 | あり | 二重顎・頬のたるみ・ フェイスライン改善 | あり (ベイザー脂肪吸引) | 33,000円~/回 |
バッカルファット除去 | 深層脂肪 | 切除 | 約1週間 | 頬の膨らみ・ほうれい線やマリオネットラインの改善 | なし | 319,000円/回 |
脂肪吸引の対象となる脂肪は「皮下脂肪」です。皮膚の下で、筋肉よりも上の層にあります。
バッカルファットは、「頬の中央の筋肉の奥にある深層脂肪」です。筋肉よりも下の層にあります。
脂肪吸引は脂肪を吸引し、バッカルファット除去は脂肪を切り出します。
脂肪吸引は、麻酔を行った後、耳の裏やアゴ下などの目立たない部位からシリンジやカニューレで皮下脂肪を吸引します。なかでもベイザー脂肪吸引という特殊な超音波を使った方法では、特殊な超音波で脂肪を組織から分離して取り除き、引き締め効果も期待できるでしょう。吸引後は患部を圧迫固定します。
バッカルファット除去は、局所麻酔後、口の中を切開してバッカルファットを摘出します。溶ける糸で縫合し、抜糸はありません。
ダウンタイムは脂肪吸引のほうがバッカルファット除去よりも期間が長く、症状も重めです。
脂肪吸引のダウンタイムは2週間~1か月程度。痛みは数日がピーク、腫れやむくみ・内出血は1~2週間程度続きます。術後3日間は圧迫固定のための専用サポーターを付けると、ダウンタイム症状を和らげることができます。その他、こわばりは1~2か月程度残ることがあります。
バッカルファット除去のダウンタイムは約1週間。口内に違和感、ツッパリ感などが現れることがありますが、軽度です。
脂肪吸引では、二重顎・頬のたるみ・フェイスラインの改善など、あごから頬にかけて顔の外側全体的な効果が期待できます。
バッカルファット除去では、頬の膨らみ改善・ほうれい線やマリオネットラインのなど、頬のなかでも顔の内側への改善効果が期待できます。
美容クリニックは自由診療です。クリニックごとに使用する機器や薬剤の量が異なり、料金も一律ではありません。脂肪吸引は概ね高額ですが、基本的に1回で治療が終わります。脂肪溶解注射は3回程度治療が必要で、注入量や回数に応じ費用が増します。治療費の内訳まで確認しておきましょう。
イセアクリニックでは、以下の料金設定を設けています。
・ スタンダード脂肪吸引:ホホ・アゴ下330,000円・ホホ+アゴ下462,000円
・ ベイザー脂肪吸引:ホホ・アゴ下各352,000円・ホホ+アゴ下473,000円
・ バッカルファット除去:319,000円
・ 脂肪吸引+バッカルファット除去:625,000円
※すべて税込表示
脂肪吸引もバッカルファット除去も、いずれも細菌感染リスクや医師の技術により仕上がりに差が出るリスクがあります。脂肪吸引をやり過ぎると表面が凸凹になり、バッカルファット除去で取りすぎると頬骨下部がコケてしまうことがあります。
皮下脂肪が多い場合・皮膚のたるみがある場合には、脂肪吸引がおすすめです。なかでも「ベイザー脂肪吸引」は、特殊な超音波を使うことで、皮膚の引き締め効果も期待できます。
いずれも頬のたるみに有効ですが、原因によりアプローチ・適応が異なります。必要に応じ、両方を組み合わせることもできます。
頬の内側を噛むことが多い方、笑ったときに頬の膨らみが気になる方は、バッカルファット除去がおすすめです。
脂肪吸引とバッカルファット除去の症例を写真とともに紹介します。
ベイザー脂肪吸引
「ベイザー波」という超音波を使用し、脂肪細胞を溶かしてカニューレ(吸引用の管)で吸引する施術です。ダイエットでは落としにくい顔周りの脂肪を除去します。頬のたるみ、二重アゴが改善され、小顔効果をもたらします。
ベイザー脂肪吸引+バッカルファット除去
「ベイザー波」という超音波を使用し、脂肪細胞を溶かしてカニューレ(吸引用の管)で吸引する施術です。たるみの原因となる頬+の中央の深層部にある脂肪を、口の内側を切開し摘出する施術です。
頬とアゴ下のベイザー脂肪吸引と、バッカルファット除去を行うことで顔周りの脂肪を除去し、すっきりとした印象になります。
脂肪吸引とバッカルファット除去で失敗しないためには、それぞれの治療実績がある信頼できるクリニックで施術を受けるのがおすすめです。気になる脂肪がどちらの適応かを見極め、医師と仕上がりイメージを共有し、納得してから治療法を選択しましょう。特に、取り過ぎには注意が必要です。
イセアクリニックでは、脂肪吸引とバッカルファット除去のいずれも取り扱っています。ひとりひとりの適性・必要性に合わせて効果的な治療の組み合わせを提案させていただくことができます。麻酔は局所麻酔のほか、痛みに弱い方・不安が強い方はオプションで笑気麻酔を選択することも可能です。
脂肪吸引にはスタンダード脂肪吸引とベイザー脂肪吸引の2つの方法があり、顔は頬、アゴ下、頬+アゴ下のプランがあります。丁寧な吸引で凸凹リスクを回避します。
※別の施術と併用しています
脂肪吸引とバッカルファット除去に関するよくある質問にお答えします。
答え
脂肪吸引とバッカルファット除去では、脂肪の種類・施術方法・ダウンタイム・引き締め効果の有無・料金など、多くの違いがあります。
答え
頬の脂肪吸引とバッカルファット除去は部位やアプローチが異なりますが、それぞれに適応があれば同時に行うことは可能です。
答え
バッカルファットは頬の中央の筋肉の奥にある深層脂肪です。脂肪吸引の対象である皮下脂肪とは別物です。
今回は以下の内容についてご説明いたしました。
・脂肪吸引とバッカルファット除去の違い
・脂肪吸引とバッカルファット除去どっちがおすすめ?
・脂肪吸引とバッカルファット除去の症例
・脂肪吸引とバッカルファット除去で失敗しない方法
・イセアクリニックの脂肪吸引とバッカルファット除去
脂肪吸引とバッカルファット除去は、いずれも顔の脂肪を除去する治療ですが、対象となる脂肪の種類・施術方法・ダウンタイム・効果・料金などが異なるため、適応に応じた選択が必要です。治療実績の豊富な医療機関を選択し、カウンセリングで納得してから治療を受けましょう。
イセアクリニックでは無料カウンセリングを実施しています。お悩みやご希望について、お気軽にお問合せください。
超音波で脂肪組織を選択して溶解し吸引する施術
リスク・副作用:腫れ・内出血・血腫・火傷・凸凹・知覚異常・感染
糸を皮膚の下に挿入して引き上げることで高いリフトアップ効果が期待できる施術
リスク・副作用:腫れ・内出血・感染・アレルギー・ひきつれ
皮下脂肪に注射をし脂肪細胞溶解する施術。
リスク・副作用:腫れ・内出血・感染・アレルギー
ヒアルロン酸を注入し、あごを整えます。
リスク・副作用:腫れ・内出血・塞栓・アレルギー・感染