鼻の整形にはいろいろな種類があります。鼻を高くする、小さくする、細くするなど、治療によって得られる効果はさまざま。1つの治療で複数の効果が得られることもあります。鼻を小さくすることで知られる「鼻尖形成」では、〝小鼻〟は小さくなるのでしょうか。鼻尖形成やその他の小鼻が小さくなる整形について解説し、鼻尖形成をしたときに小鼻の形で失敗しないためにできることをお伝えします。
鼻尖形成は鼻先(鼻尖)を整える手術です。鼻先が細くなることで鼻の穴も縦長になり、小鼻を小さくする効果もありますが、小鼻を小さくするには別の治療が適している場合も。小鼻を小さくしたい場合は、鼻尖形成が第一選択ではないことを覚えておきましょう。
鼻尖形成は、「鼻を小さくしたい」「団子鼻を治したい」「ツンとした鼻先にしたい」「半永久的な効果を得たい」という人におすすめの治療法。鼻の両側の穴の間を切開し、鼻先の余分な軟部組織や脂肪を取り除くことで、鼻先をボリュームダウンします。次に鼻先を形作る左右の鼻翼軟骨を中央に縫い寄せます。鼻先を高くしたい場合、耳の軟骨を鼻先に埋め込む〝耳介軟骨移植術〟と併用できます。ダウンタイムは約2週間、完成までは約3カ月です。
鼻尖形成の症例を、写真とともに紹介します。
鼻尖形成以外にも、小鼻が小さくなる整形はあります。例えば、小鼻縮小術、鼻中隔延長術、鼻翼挙上術、これらの整形を組み合わせる方法を紹介します。いずれもダウンタイムは約2週間、痛み、腫れ、内出血などの症状があり、完成までは約3か月です。
小鼻縮小術は、小鼻を小さくする手術。鼻翼縮小術とも呼ばれます。小鼻の皮膚を切り取る切開法は、小鼻の張り出した部分を切る「外側法」と、鼻の穴を小さくするために鼻の穴側の小鼻の付け根を切る「内側法」に分けられます。いずれも、効果は半永久的です。メスを入れたくない人には、糸で縫い合わせるだけの「埋没法」がありますが、半年ほどで元に戻ってしまいます。小鼻縮小術は、丸く厚みを帯びた小鼻、豚鼻、広がった鼻、鼻の穴や鼻全体の大きさにお悩みの人におすすめです。
鼻中隔とは、鼻を左右に分ける軟骨でできた壁のこと。鼻中隔に耳や肋骨から採れた軟骨を移植し、鼻先の向きを変えたり、鼻先を高くしたりする手術です。小鼻は小さくなりませんが、鼻の向きが変わることで、鼻の穴が目立たなくなります。また、鼻先に変化が出ることでバランスが取れ、鼻全体・顔全体の印象が変わります。
鼻翼挙上術は、垂れ下がった小鼻を上げる手術。鼻柱(鼻の穴の間)と小鼻の下端が同じラインだとバランスがよいと考えられています。鼻の中央よりも垂れ下がっている小鼻を切除し持ち上げると、小鼻が目立たなくなり、鼻全体がすっきりして見えます。
「小鼻を小さくしたい」「鼻の穴を目立たなくしたい」「鼻全体をスッキリさせたい」など、お悩みや目的が1つではない場合、治療を組み合わせることも可能です。また、治療によっては他の部位が目立ってしまうことも。例えば、鼻尖縮小をすると鼻先の位置が少し上に移動するため、アップノーズが悪化しそうな場合は鼻中隔延長と一緒に行うとよいでしょう。
鼻尖形成の小鼻の形で失敗しないためにできることは、「鼻全体のバランスを考えること」「顔に対する鼻のバランスも考えること」が挙げられます。バランスのよい鼻になるかどうかは、デザインや手技など医師の技術に左右されます。
鼻の形や大きさを考えるには、鼻先や小鼻だけでなく鼻全体のバランスが欠かせません。鼻尖形成をして小鼻も小さくなる人はいますが、もともと小鼻が横に広がっている場合、かえって小鼻の大きさが気になってしまうこともあります。患者様ごとに適したバランス・術式の組み合わせがあるのでご相談ください。
鼻は顔に対するバランスによっても印象が変わるもの。鼻だけ小さくしても、かえって不自然になることもあります。鼻の大きさだけにとらわれず、顔全体における縦横の比率、鼻や各パーツの位置関係など、全体のバランスも含めて検討しましょう。
イセアクリニックの鼻尖形成は、技術があり経験豊富な医師が担当します。クリニックは日本形成外科学会認定の教育関連施設として、多数の症例を扱う実績があります。カウンセリングは何度でも無料ですので、納得するまで理想のすり合わせを行い、最適な治療・デザインを選択しましょう。当院には再手術保証がありますが、修正手術ができるのは技術がある証拠でもあります。他院修正に関しましては、カウンセリング時にお問合せください。
鼻尖形成の小鼻に関するよくある質問にお答えします。
答え
鼻尖形成は鼻先の形を整える、小鼻縮小術は小鼻や鼻の穴を小さくする、鼻中隔延長術は鼻先の向きや高さを出す、鼻翼挙上術は垂れた小鼻の付け根を切除して上げる治療です。
答え
可能です。まずは無料カウンセリングで状態を診させていただきますので、ご希望をお聞かせください。
答え
鼻先の盛り上がりの原因となっている余分な脂肪をとることで、鼻先のボリュームは減る可能性があります。全体がすっきりとシャープな印象になることで「低くなった」とは感じにくいでしょう。必要に応じ、鼻先に軟骨を移植すると高さを出すことができます。無料カウンセリングで状態を診させていただきますので、お気軽にご相談ください。
今回は以下の内容についてお伝えいたしました。
・鼻尖形成で小鼻は小さくなる?
・鼻尖形成以外の小鼻が小さくなる整形
・鼻尖形成の小鼻の形で失敗しないためには
・イセアクリニックの鼻尖形成
鼻尖形成は鼻先を小さくする治療です。鼻先を小さくすることで小鼻も小さくなることはありますが、小鼻を小さくするには他の治療が適していることもあります。鼻尖形成以外で小鼻が小さくなる整形には、「小鼻縮小術」「鼻中隔延長術」「鼻翼挙上術」があります。鼻尖形成の小鼻の形で失敗しないためには、鼻全体のバランス、顔に対するバランスを考えて臨むことがポイント。技術のある医師から、最適な術式・バランスのアドバイスを受けて治療に臨んでください。