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  • 鼻プロテーゼで傷跡は残る?医師が解説

    投稿日:
    2023/04/14
    プロテーゼ隆鼻術 傷跡
    鈴木 知佳医師
    著者
    東京イセアクリニック
    日本形成外科学会 認定専門医
    鈴木 知佳

    Shere

    きれいになるために治療をするなら、できる限り傷跡は残したくないもの。鼻プロテーゼの治療を考える人のなかには、傷跡が残るか気になる人もいるでしょう。鼻プロテーゼ挿入による傷跡の位置と大きさ、傷跡以外のリスクについても取り上げ、鼻プロテーゼに失敗しないためにできることを医師が解説します。

    鼻プロテーゼとは

    鼻プロテーゼは、鼻筋にプロテーゼを入れて、鼻筋を通したり鼻を高くしたりする手術。プロテーゼは心臓の手術などにも使われる比較的アレルギーの起こりにくい医療材料です。
    鼻にメスを入れ、鼻骨を覆う骨膜を剥がしポケットを作ります。ポケットにプロテーゼを挿入し、傷口は吸収される糸で縫合。2週間ほど腫れ、痛み、内出血などのダウンタイム症状があります。完成までは3か月程度で、効果は半永久的です。

    鼻プロテーゼ挿入で傷跡は残る?

    鼻プロテーゼは、見えるところに傷跡は残りません。プロテーゼ挿入の際は、鼻の穴の中からメスを入れます。抜去や入替の場合も同様に、鼻の中からアプローチします。骨膜より皮膚側には触れないため、傷は外まで響きません。

    鼻プロテーゼ挿入による傷跡の位置と大きさ

    鼻プロテーゼの傷跡は、鼻の穴の中にできます。大きさは10~15㎜程度。片方の鼻の穴の中を切開してプロテーゼを挿入しますが、プロテーゼが通る幅なので、それほど大きくならずに済みます。鼻の中なので、表から見えることはありません。

    鼻プロテーゼの傷跡以外のリスク

    鼻プロテーゼの傷跡以外のリスクには、異物感が残る、形が安定しない、皮膚の圧迫や飛び出し、などが考えられます。

    異物感が残る

    鼻プロテーゼで異物感が残るのは、挿入位置の誤りや劣化によるもの。プロテーゼは骨膜の下に挿入するものですが、誤って骨膜の上に挿入すると、触れたときに違和感を覚えることがあります。プロテーゼの質によっては、時間が経つことでプロテーゼが石灰化し、触れると凸凹したりしこりのように感じることがあります。

    形が安定しない

    鼻プロテーゼの形が安定しないのは、挿入位置の誤りによるもの。プロテーゼは通常、骨膜下に作ったポケットに挿入するため、ポケット内に収まると動きにくくなります。誤って骨膜の上(皮下)に挿入すると、動いてしまうことがあります。

    皮膚の圧迫や飛び出し     

    プロテーゼが周囲の組織を圧迫したり、飛び出したりすることがあります。プロテーゼが正しい位置に入っていない場合やL型プロテーゼを挿入した場合、リスクが高まります。

    皮膚は圧迫されると薄くなり、プロテーゼが浮きあがったり、光ってたりして見えることがあります。皮膚が薄くなり過ぎたり感染を起こしたりすると、最悪の場合、プロテーゼの飛び出しという事態に。飛び出しにより、傷跡が残る可能性もあります。

    鼻プロテーゼに失敗しないためには

    鼻プロテーゼに失敗しないためのポイントは、自分に合った術式や種類を選ぶこと。その際、専門家のアドバイスを受けてすり合わせること、実績のある医師を選んで治療に臨むことです。

    自分に合った術式や種類を選ぶ

    まずはご自身に合った術式、種類を選びましょう。プロテーゼの形や素材によりメリット・デメリットがあります。クリニックにより、取り扱いのあるプロテーゼは異なります。ご自身の状態・希望を明確にし、リスクを含めてよく検討しましょう。鼻の状態によっては、鼻プロテーゼ以外の術式を選択した方がよいこともあります。

    専門家のアドバイスを受けすり合わせる

    事前カウンセリングで医師のアドバイスを受け、仕上がりイメージをすり合わせましょう

    プロテーゼは提案できるデザインは1つではありません。そのため、事前のイメージ次第で仕上がりが変わります。医師とイメージを共有しておくことで「手術は成功したけれど納得いかずに後悔する」ことを避けられます。イメージを伝える際には、ご自身の鼻に似た症例写真をお持ちいただいてもよいでしょう。

    実績のある医師を選ぶ     

    鼻プロテーゼの治療を受ける際は、実績のあるクリニックを受診しましょう。クリニック選びでは、ホームページやSNSで医師の経歴や症例写真をチェックします。鼻プロテーゼの症例写真が多いところ、自分と似た状態の症例があるところだと安心です。口コミを参考にしてもよいと思います。

    イセアクリニックの鼻プロテーゼ   

    イセアクリニックの鼻プロテーゼは、経験豊富な医師が治療を担当。プロテーゼはI型の良質なシリコンを使用しています。技術があるので、修正手術にも対応できます。症例も掲載しておりますので、ご確認ください。

    イセアクリニックは形成外科専門医が常駐し、数多くの手術を扱う、実績があるクリニックでます。感染を予防するため、衛生管理も徹底しております。

    イセアクリニックのカウンセリングは何度でも無料ですので、イメージのすり合わせをしっかり行い、納得いくまでご相談ください。

               

    こちらの症例を詳しく見る

    鼻プロテーゼに関するよくある質問

    鼻プロテーゼに関するよくある質問にお答えします。

    鼻プロテーゼを入れると傷跡が残る?  

    答え

    鼻プロテーゼの傷跡は見えるところには残りません。プロテーゼは鼻の穴を切開して挿入します。

    鼻プロテーゼの抜去は傷跡が残る?

    答え

    鼻プロテーゼの抜去の際、傷跡は見えるところには残りません。挿入時同様、鼻の穴から抜去します。

    鼻プロテーゼの飛び出しによる傷跡は修正できますか?

    答え

    傷を薄くする治療や凸部を切り取る治療はありますが、状態により処置が異なり、必ずしも修正の適応とは限りません。実際に患部を見せていただくことで、適切な治療の提案が可能です。まずは無料カウンセリングにお越しください。

    まとめ

    今回は以下の内容について説明しました。

    ・鼻プロテーゼとは

    ・鼻プロテーゼ挿入で傷跡は残る?

    ・鼻プロテーゼ挿入による傷跡の位置と大きさ

    ・鼻プロテーゼの傷跡以外のリスク

    ・鼻プロテーゼに失敗しないためには

    ・イセアクリニックの鼻プロテーゼ

    鼻プロテーゼとは、鼻筋にプロテーゼを挿入して鼻筋を整える手術です。傷は鼻の穴の中に10~15㎜程度、見えるところには残りません。傷跡以外のリスクとして、異物感や形の不安定感、圧迫や飛び出しがあります。鼻プロテーゼに失敗しないためには、自分に合った術式や種類を選ぶこと、専門家のアドバイスを受けること、実績のある医師の治療を受けることが大切です。

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