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きれいになるために治療をするなら、できる限り傷跡は残したくないもの。鼻プロテーゼの治療を考える人のなかには、傷跡が残るか気になる人もいるでしょう。鼻プロテーゼ挿入による傷跡の位置と大きさ、傷跡以外のリスクについても取り上げ、鼻プロテーゼに失敗しないためにできることを医師が解説します。
鼻プロテーゼは、鼻筋にプロテーゼを入れて、鼻筋を通したり鼻を高くしたりする手術。プロテーゼは心臓の手術などにも使われる比較的アレルギーの起こりにくい医療材料です。
鼻にメスを入れ、鼻骨を覆う骨膜を剥がしポケットを作ります。ポケットにプロテーゼを挿入し、傷口は吸収される糸で縫合。2週間ほど腫れ、痛み、内出血などのダウンタイム症状があります。完成までは3か月程度で、効果は半永久的です。
鼻プロテーゼは、見えるところに傷跡は残りません。プロテーゼ挿入の際は、鼻の穴の中からメスを入れます。抜去や入替の場合も同様に、鼻の中からアプローチします。骨膜より皮膚側には触れないため、傷は外まで響きません。
鼻プロテーゼの傷跡は、鼻の穴の中にできます。大きさは10~15㎜程度。片方の鼻の穴の中を切開してプロテーゼを挿入しますが、プロテーゼが通る幅なので、それほど大きくならずに済みます。鼻の中なので、表から見えることはありません。
鼻プロテーゼの傷跡以外のリスクには、異物感が残る、形が安定しない、皮膚の圧迫や飛び出し、などが考えられます。
鼻プロテーゼで異物感が残るのは、挿入位置の誤りや劣化によるもの。プロテーゼは骨膜の下に挿入するものですが、誤って骨膜の上に挿入すると、触れたときに違和感を覚えることがあります。プロテーゼの質によっては、時間が経つことでプロテーゼが石灰化し、触れると凸凹したりしこりのように感じることがあります。
鼻プロテーゼの形が安定しないのは、挿入位置の誤りによるもの。プロテーゼは通常、骨膜下に作ったポケットに挿入するため、ポケット内に収まると動きにくくなります。誤って骨膜の上(皮下)に挿入すると、動いてしまうことがあります。
プロテーゼが周囲の組織を圧迫したり、飛び出したりすることがあります。プロテーゼが正しい位置に入っていない場合やL型プロテーゼを挿入した場合、リスクが高まります。
皮膚は圧迫されると薄くなり、プロテーゼが浮きあがったり、光ってたりして見えることがあります。皮膚が薄くなり過ぎたり感染を起こしたりすると、最悪の場合、プロテーゼの飛び出しという事態に。飛び出しにより、傷跡が残る可能性もあります。
鼻プロテーゼに失敗しないためのポイントは、自分に合った術式や種類を選ぶこと。その際、専門家のアドバイスを受けてすり合わせること、実績のある医師を選んで治療に臨むことです。
まずはご自身に合った術式、種類を選びましょう。プロテーゼの形や素材によりメリット・デメリットがあります。クリニックにより、取り扱いのあるプロテーゼは異なります。ご自身の状態・希望を明確にし、リスクを含めてよく検討しましょう。鼻の状態によっては、鼻プロテーゼ以外の術式を選択した方がよいこともあります。
事前カウンセリングで医師のアドバイスを受け、仕上がりイメージをすり合わせましょう
プロテーゼは提案できるデザインは1つではありません。そのため、事前のイメージ次第で仕上がりが変わります。医師とイメージを共有しておくことで「手術は成功したけれど納得いかずに後悔する」ことを避けられます。イメージを伝える際には、ご自身の鼻に似た症例写真をお持ちいただいてもよいでしょう。
鼻プロテーゼの治療を受ける際は、実績のあるクリニックを受診しましょう。クリニック選びでは、ホームページやSNSで医師の経歴や症例写真をチェックします。鼻プロテーゼの症例写真が多いところ、自分と似た状態の症例があるところだと安心です。口コミを参考にしてもよいと思います。
イセアクリニックの鼻プロテーゼは、経験豊富な医師が治療を担当。プロテーゼはI型の良質なシリコンを使用しています。技術があるので、修正手術にも対応できます。症例も掲載しておりますので、ご確認ください。
イセアクリニックは形成外科専門医が常駐し、数多くの手術を扱う、実績があるクリニックでます。感染を予防するため、衛生管理も徹底しております。
イセアクリニックのカウンセリングは何度でも無料ですので、イメージのすり合わせをしっかり行い、納得いくまでご相談ください。
鼻プロテーゼに関するよくある質問にお答えします。
答え
鼻プロテーゼの傷跡は見えるところには残りません。プロテーゼは鼻の穴を切開して挿入します。
答え
鼻プロテーゼの抜去の際、傷跡は見えるところには残りません。挿入時同様、鼻の穴から抜去します。
答え
傷を薄くする治療や凸部を切り取る治療はありますが、状態により処置が異なり、必ずしも修正の適応とは限りません。実際に患部を見せていただくことで、適切な治療の提案が可能です。まずは無料カウンセリングにお越しください。
今回は以下の内容について説明しました。
・鼻プロテーゼとは
・鼻プロテーゼ挿入で傷跡は残る?
・鼻プロテーゼ挿入による傷跡の位置と大きさ
・鼻プロテーゼの傷跡以外のリスク
・鼻プロテーゼに失敗しないためには
・イセアクリニックの鼻プロテーゼ
鼻プロテーゼとは、鼻筋にプロテーゼを挿入して鼻筋を整える手術です。傷は鼻の穴の中に10~15㎜程度、見えるところには残りません。傷跡以外のリスクとして、異物感や形の不安定感、圧迫や飛び出しがあります。鼻プロテーゼに失敗しないためには、自分に合った術式や種類を選ぶこと、専門家のアドバイスを受けること、実績のある医師の治療を受けることが大切です。