「小鼻が大きい」「団子鼻が気になる」といった悩みを持つ方のために、小鼻を小さくする治療法があります。気軽に試すことができるメスを使わない治療法から手術により半永久的な美しさを保つことができるものまで、ご希望やご都合に合わせて選ぶことができるよう、治療法の種類や内容、メリット・デメリットを紹介します。
小鼻が大きい理由は、小鼻の皮膚や脂肪が厚い、小鼻が横に広がっている、鼻先の軟骨が横に広がっている、などが考えられます。小鼻や鼻先の形を整えたり、小鼻にある皮膚や脂肪を除いたりすることで、小鼻を小さくすることができます。手術による方法のほか、メスを使わない方法もあります。
切らずに小鼻を小さくするには、鼻に針で薬や糸を入れる方法があります。施術時間は10分~30分程度、即日完成します。
手術により小鼻を小さくするには、厚みのある小鼻の皮膚や広がった鼻先の軟骨を縫い寄せる方法があります。局所麻酔で行うことができます。
メスを使わずに小鼻を小さくする整形治療のメリットは、傷あとが残らないことです。治療の傷は針の穴くらいなのですぐに塞がり、傷あとの心配はありません。また、ダウンタイムがほとんどありません。
デメリットとしては、「回数を重ねる必要があること」、「持続期間が短く、元に戻ってしまう可能性があること」、治療を繰り返すことで「手術による治療よりも高くついてしまうこと」などがあげられます。
半永久的な効果、大きな変化は期待できませんが、手術に抵抗がある人や、変化を試したい人、ダウンタイムをとる時間のない人におすすめです。
メスを使って小鼻を小さくする整形治療のメリットは、「半永久的な効果が得られること」です。時間が経過しても、理想の形を維持することができます。
デメリットは、「治療に伴う痛みがあること」「ダウンタイムが長いこと」「傷あと」「費用が高いこと」などが挙げられます。もっとも痛みを感じるのは麻酔注射のときですが、ご希望により麻酔時の痛みを和らげる吸入式などの麻酔が利用できます。また術後は鈍痛が現れますが、クリニックで処方する痛み止めを内服することにより耐えられるレベルの痛みです。抜糸は5~7日後、ダウンタイムは2週間くらいですが、内出血など目立つ症状はメイクでカバーし、糸や傷、腫れがあってもマスクを装着していれば、人目を気にせずいつも通りの生活を送ることができます。また、手術当日からスキンケア、メイク、コンタクト、シャワーが利用できるため、日常生活に大きな支障はないでしょう。小鼻の外側を切った場合、術後数か月間は皮膚に赤みが出ますが、半年~1年ほどかけて徐々に薄くなり、白く平らな状態に落ち着いていきます。メスを入れない治療に比べれば、1回あたりの費用は高く感じられるかもしれませんが、治療は1回で済むため、長期的に考えるとリーズナブルです。
大きな変化、半永久的な効果を期待するならば、手術による治療がおすすめです。
この記事では、以下の内容についてご説明しました。
・小鼻を小さくする整形の種類(切らない治療・切る治療)
・手軽に小鼻を小さくする整形のメリット・デメリット
・メスを入れることで小鼻を小さくする整形のメリット・デメリット
小鼻を小さくするには、メスを入れない治療法・手術による治療法があります。メスを入れない治療は治療やダウンタイムにかかる時間的にも心理的にもハードルは低いものの、時間の経過とともに元に戻ってしまいます。メスを入れる治療法は、一時的にダウンタイムが生じますが、術後の日常生活を大きく妨げるような無理な制限はなく、半永久的に美しさを保つことができるため、長期的に見て理想的な状態を維持でき、コストパフォーマンスに優れています。