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  • 鼻プロテーゼの経過写真を期間ごとに解説

    投稿日:
    2023/06/23
    プロテーゼ隆鼻術 経過
    鈴木 知佳医師
    著者
    東京イセアクリニック
    日本形成外科学会 認定専門医
    鈴木 知佳

    Shere

    鼻プロテーゼをしたいと考えている人の中には、術後の経過が気になるという人もいるでしょう。ダウンタイムはどのような経過を辿るのか、症例写真をもとに期間ごとに解説します。また、それぞれの症状、違和感が消える時期、ダウンタイムを短くするポイントなどをお伝えします。            

    鼻プロテーゼとは

    鼻プロテーゼとは、鼻を高くしたり、鼻の付け根から鼻先にかけてシャープな鼻筋を作ったりするための治療法のひとつで、鼻筋に「プロテーゼ」を挿入する方法です。プロテーゼは人間の軟骨に似た医療素材で、アレルギーを起こしづらい安全な素材として心臓手術などにも活用されており、消耗や吸収されることなく半永久的な効果を得られます。鼻の内側からメスを入れるため、外側からは傷跡が見えません。形を変えたくなった場合も、取り出しや入替が可能です。

    鼻プロテーゼの経過を写真で解説

    鼻プロテーゼのダウンタイムは、個人差がありますが約2週間。腫れ、内出血、痛みなどの症状があらわれます。その後、腫れを繰り返すなどの不安定な状態が続き、完成までは3カ月程度です。術後~1週間後の再診までは固定テープを貼ったままの状態でお過ごしいただきます。

    以下に鼻プロテーゼの症例写真を、当日、翌日、3日後、1週間後、BeforeAftterと、経過を追って紹介します。

    翌日

    3日後

    1週間後

    Before Aftter

    ※複合手術をされた方です。

    施術名:プロテーゼ隆鼻術(鼻筋に、人間の軟骨に似た医療材料「プロテーゼ」を挿入し高さを出す、シャープな鼻筋を作る施術)
    施術名:鼻尖形成【耳介軟骨移植】(鼻尖の形を変えて、鼻先を細くする、団子鼻を改善する手術)
    施術名:鼻翼縮小(鼻翼、小鼻を小さくする、鼻翼の横幅を狭くする手術)
    料金:975,600円(税込)
    リスク・副作用:感染・血腫・アレルギー・瘢痕、内出血・鈍痛・違和感

    こちらの症例を詳しく見る

    鼻プロテーゼのダウンタイムの症状の経過

    鼻プロテーゼのダウンタイム症状には「痛み」「腫れ」「内出血」「赤み」「傷口」があります。それぞれの経過について解説します。            

    痛み

    鼻プロテーゼ術後の痛みは鈍痛で、数日間がピークです。痛みの感じ方には個人差がありますが、ほとんどの場合、処方の痛み止めを内服していただくことで日常生活に支障はないくらいに落ち着きます。位置によって痛みや違和感がある場合、鋭い痛みが出てきた場合はクリニックに相談しましょう。「鼻の正しい位置にプロテーゼが入っていないこと」や「プロテーゼのサイズが鼻に合っていないこと」、術後数日して腫れや熱を伴う場合は「感染」の可能性があります。

    腫れ

    術後は鼻の付け根あたり、場合によっては目元にまで腫れが及ぶこともありますが、目立つものは数日~1週間程度、メイクで隠せる程度です。マスクや患部を避けたメイクは当日からできます。腫れや痛みが気になる場合は、保冷剤を断続的に当てると緩和されます。

    内出血

    内出血は眉間の間から鼻にかけて、稀に頬にあらわれたりします。通常、紫色の目立つ内出血は数日程度、1~2週間程度で落ち着きます。ほとんどの場合、メイクで隠すことができますが、目立つ場合もありますので、心配な場合はスケジュールに余裕をもって治療を受けていただくとよいでしょう。

    赤み

    術後は2週間ほど赤みが出ることがあります。徐々に落ち着いてきますが、術後数日してから痛みや熱とともに鼻先に赤みを生じた場合は感染の可能性があります。

    傷口

    鼻の中を切ってプロテーゼを挿入するため、外側からは傷口や縫合糸は見えません。吸収される糸なので抜糸も不要です。1週間ほど経過すると傷口は塞がります。

    鼻プロテーゼの違和感が消えるのはいつ?

    術後に鼻筋が馴染むまでは、異物感が残ることがあります。馴染むまでは1~3か月程度ですが、完全に違和感がなくなるまでは半年程度が目安となります。違和感が消えない、落ち着いてから違和感を覚えるようになった場合は、ずれている可能性があります。

    ダウンタイムをなるべく短くするには?     

    鼻プロテーゼのダウンタイムをなるべく短くするには「鼻を刺激しないよう徹底的に注意する」「血流をよくしすぎない」「技術力の高いクリニックを選ぶ」といったことが挙げられます。

    鼻を刺激しないよう徹底的に注意する

    鼻プロテーゼの術後1週間はプロテーゼがずれないように固定テープを貼りますが、その後も術後6か月以内は鼻をぶつけるとずれる可能性があるため、注意が必要です。眼鏡は2週間後から使用可能ですが、長時間のご使用はお控えください。その他、術後の患部を強く触ることや鼻付近のマッサージ、圧迫やうつぶせ寝も避けましょう。

    感染防止の観点からも、鼻にはなるべく触れないようにしましょう。洗顔やシャワー、スキンケアは当日から可能ですが、患部は濡らさないようにしましょう。メイクは患部を避ければ当日から可能です。

    血流をよくしすぎない

    抜糸までは血行のよくなるような活動はなるべく控えてください。腫れや痛みなどのダウンタイム症状が長引いてしまう可能性があります。入浴、飲酒は1週間後から、運動は1か月後から可能ですが長風呂や深酒、激しい運動は控えましょう。就寝時もなるべく頭に血流がいかないよう、頭を高く保つ工夫をしましょう。
    なお、喫煙は血流を妨げますが、傷の修復に必要な酸素や栄養の運搬まで妨げてしまうため、1週間は控えるようにしてください。

    技術力の高いクリニックを選ぶ

    鼻プロテーゼ術後の経過がスムーズに運ぶかどうかは、医師の技術にも左右されます。プロテーゼの挿入位置やサイズを誤ると、見た目の効果を得られないばかりか、痛みを生じ再手術が必要になることもあります。クリニック選びの際は、ホームページで医師の経歴や症例実績等を確認し、カウンセリングで医師と仕上がりイメージを共有し、納得してから治療を受けましょう。

    イセアの鼻プロテーゼ

    鼻プロテーゼの仕上がりは医師の技術が左右しますが、イセアクリニックは形成外科専門医が常駐し、数多くの手術を扱い、教育研究活動を行うなどの条件をクリアすることで、日本形成外科学会から教関連施設としての認定を受けている実績のあるクリニックです。技術力の高さは症例をご確認ください。
    鼻プロテーゼの治療費は308,000円で、この中には診察代や針代、基本の麻酔代、アフターケア代などが含まれます。カウンセリングは医師・カウンセラーともに何度でも無料ですので、気になることは事前にご相談ください。

    施術名:プロテーゼ隆鼻術(鼻筋に、人間の軟骨に似た医療材料「プロテーゼ」を挿入し高さを出す、シャープな鼻筋を作る施術)
    施術名:鼻尖形成【耳介軟骨移植】(鼻尖の形を変えて、鼻先を細くする、団子鼻を改善する手術)
    施術名:鼻翼縮小(鼻翼、小鼻を小さくする、鼻翼の横幅を狭くする手術)

    料金:975,600円(税込)
    リスク・副作用:感染・血腫・アレルギー・瘢痕、内出血・鈍痛・違和感
    こちらの症例を詳しく見る

    鼻プロテーゼに関するよくある質問

    鼻プロテーゼに関するよくある質問にお答えします。

    鼻プロテーゼは安全ですか?

    答え

    シリコンプロテーゼは心臓の人工弁や人工関節の素材にも使用されている安全性の高い、アレルギーの起こりにくい医療素材です。

    鼻プロテーゼは入替が必要ですか?

    I型プロテーゼの効果は半永久的で、基本的に入替不要です。かつて主流だったL字型を挿入された人の中には鼻先に負荷がかかるため、入替を希望される人もいます。イセアクリニックではI型プロテーゼを使用しています。

    ダウンタイム中にしてはいけないことはありますか?

    答え

    術後の日常生活は医師の指示に従い、患部を刺激したり、血流を促したりといった行為は避けましょう。

    固定は必要ですか?

    答え

    鼻プロテーゼでは鼻の中を切り開き、プロテーゼを挿入して縫合しています。術後はプロテーゼがずれないようテープ固定が必要になります。約1週間後の再診時に外しますので、それまでは剥がさないようにしてください。

    まとめ

    この記事では以下のことについてご説明しました。

    ・鼻プロテーゼとは

    ・鼻プロテーゼの経過を写真で解説

    ・鼻プロテーゼのダウンタイム症状の経過

    ・鼻プロテーゼの違和感が消えるのはいつ?

    ・ダウンタイムをなるべく短くするには?

    ・イセアの鼻プロテーゼ

    鼻プロテーゼは、鼻筋に医療材料プロテーゼを挿入し、鼻を高くしたり鼻筋を通したりする治療法です。ダウンタイムは約2週間、完成までは約3カ月です。症状としては「痛み」「腫れ」「内出血」「赤み」「傷口」があります。ダウンタイムをなるべく短くするには「鼻を刺激しないよう徹底的に注意する」「血流をよくしすぎない」「技術力の高いクリニックを選ぶ」とよいでしょう。

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