• Reserve
  • Instagram
  • Doctor
  • Access
  • 鼻尖形成で横顔はどう変わる?

    投稿日:
    2023/06/09
    鼻尖形成 鼻整形
    酒井 新介医師
    著者
    東京イセアクリニック
    日本形成外科学会 認定専門医
    技術指導医
    酒井 新介

    Shere

    鼻尖形成の手術をすると、団子鼻を細くシャープに整えることができます。正面だけでなく、横顔にも変化はみられるのでしょうか。

    鼻尖形成の横顔への影響を3つの術式別に、症例写真とともに解説します。鼻尖形成以外で横顔に効果のある整形についても取りあげます。

    鼻尖形成で横顔は変わる?

    鼻尖形成をすると、正面からはもちろん、横顔も変わります。

    鼻尖形成は鼻先の形を整えて団子鼻を改善する手術。鼻先の余分な軟骨や皮下組織を取り除き、鼻先を形作る左右の〝鼻翼軟骨〟を中央に縫い寄せることで、鼻先の向きや形を調整することができます。鼻先を高くしたい場合、耳の軟骨を鼻先に埋め込む「耳介軟骨移植術」と併用します。1回の治療で、半永久的な効果が得られます。

    メスを入れたくない人には、一時的な効果にはなりますが、経皮的に左右の鼻翼軟骨を糸で縫い寄せるだけの「切らない鼻尖形成(埋没法)」という術式もあります。

    軟骨や皮下組織は取り除けないので、もともと鼻の皮膚が厚い場合は満足のいく結果が得られない可能性があります。

    日本人の横顔の特徴

    日本人の鼻は、鼻先が団子鼻になりやすいという特徴があります。団子鼻は、鼻の皮膚が厚く、軟骨が脆弱かつ外側に発達している方に多く見られます。側面から見た場合、鼻先が丸く、最も尖ったポイントがはっきりしません。特に正面から見たときに鼻の穴が目立つ方の場合は、鼻柱が後退しているタイプ、アップノーズのタイプのいずれも、鼻柱が隠れてしまうため、横から見たときに鼻先だけが丸く盛り上がって見えます。

    鼻尖形成の横顔への影響

    鼻尖形成をしたときの横顔への影響について「耳介軟骨移植なし」「耳介軟骨移植あり」「軟骨切除する」など、術式ごとに解説します。

    耳介軟骨移植なしの横顔

    耳介軟骨移植を行わない場合、もともとの軟骨の強度が十分であれば、左右の軟骨を縫い寄せることで尖った鼻先になるため、横顔の印象は変わります。ただし、多くの場合、内側の軟骨強度が脆弱なため、鼻先が十分に尖らず、軟骨が頭側に回転することでアップノーズになりやすい傾向にあります。一般的に、鼻の孔の内側のみの切開(クローズ法)で手術が可能であるため、傷跡は全く目立ちません。

    耳介軟骨移植ありの横顔

    耳介軟骨移植をすると、もともとの軟骨の強度にかかわらず横顔の印象を変化させることができます。軟骨を移植する方向により、鼻先の高さや向きを変えることができます。また鼻柱部に軟骨移植することで、側面から見たときの鼻柱から鼻尖のラインをはっきりさせることができます。鼻柱部への補強(コルメラストラット)が必要なケースの場合は鼻柱部も切開し視野を確保します(オープン法)。鼻柱部(鼻の孔と孔の間)にメスを入れた場合は、術直後は傷跡が赤く見えますが、横からは目立ちません。時間の経過とともに薄く目立たなくなります。

    耳介軟骨を採取した傷は、時間の経過とともに目立たなくなります。耳の裏側なので、横から見たときも目立つことはありません。

    軟骨切除する場合の横顔

    鼻翼軟骨が外に広がっている人は、軟骨を寄せて縫合した後に、頭側に盛り上がった軟骨を切除(セファリックトリミング)を行うことで、鼻尖上部の不自然な盛り上がりを改善することができます。鼻尖上部の盛り上がりが消失するため、横顔で鼻背から鼻尖へのきれいなラインを作ることができます。

    鼻尖形成の横顔の症例写真

    鼻尖形成の横顔の症例を紹介します。

    こちらの症例を詳しく見る

    鼻尖形成以外で横顔に効果のある整形

    鼻尖形成以外で横顔に効果がある整形としては、「鼻プロテーゼ」「鼻中隔延長」「切らない鼻中隔延長」「ヒアルロン酸注射」などがあります。

    「鼻プロテーゼ」は鼻スジにプロテーゼを入れ、鼻根部(鼻の付け根)をシャープに整える手術。横から見ても鼻が高くなり、鼻スジも整います。プロテーゼ挿入単独の施術であれば、見えるところに傷はできません。効果は半永久的です。

    「鼻中隔延長」は鼻先が低い・短いというお悩みに対し、左右の鼻を隔てる軟骨(鼻中隔軟骨)に軟骨(鼻中隔軟骨/耳介軟骨/肋軟骨)を移植して土台を形成して長さを出し、鼻の向きを整える手術。横から見たときに鼻先が長くなり、Eラインが整いやすくなります。効果は半永久的です。

    「切らない鼻中隔延長」は突起のついた溶ける糸を鼻尖(鼻先)から鼻スジ(鼻根)、鼻尖(鼻先)から鼻柱(鼻の孔と孔の間)に挿入し、鼻先を伸ばす手術です。鼻中隔延長と同様の効果が得られますが、効果は永久ではなく、1年程度です。

    「ヒアルロン酸注射」は鼻尖(鼻先)から鼻スジ(鼻根)、鼻尖(鼻先)から鼻柱(鼻の孔と孔の間)に製剤を注入する方法。高さや形を自由に形成できますが、ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されるため、形を維持するにはこまめな注入が必要です。持続期間は約12~18か月。手軽な治療のため、メスを入れたくない人やプロテーゼを入れる前に効果を試したい人にもおすすめです。

    イセアクリニックの鼻尖形成  

    イセアクリニックの鼻尖形成は、技術と経験の豊富な医師が担当します。クリニックは日本形成外科学会認定の教育関連施設として、専門医が常駐し、多数の手術を行うなどの実績があります。仕上がりは症例写真でご確認ください。

    カウンセリングは何度でも無料ですので、納得するまで理想のすり合わせを行い、最適な治療法を選択しましょう。万が一仕上がりにご満足いただけない場合は、無料再手術保証があります。他院修正に関しましては、カウンセリングでご相談ください。

    鼻尖形成に関するよくある質問

    鼻尖形成に関するよくある質問にお答えします。

    鼻尖形成をすると横顔は変わりますか?

    答え

    鼻尖形成で鼻先が細く高くなると、鼻柱から鼻先への角度が尖るため横顔もきれいになります。

    鼻尖形成で耳介軟骨移植をすると耳が変形しませんか?

    答え

    耳介軟骨は耳の裏側から、変形しないところを選んで採取します。ご安心ください。

    鼻尖形成をするとEラインは整いますか?

    答え

    Eラインとは鼻先と下顎の先を結んだラインで、唇が中に納まっていると美しいと言われています。鼻先を高くすることでEラインが整いやすくなります。鼻尖形成で鼻先を高くするためには、鼻先に軟骨を移植する方法がおすすめです。

    まとめ

    今回は以下の内容についてお伝えいたしました。

    ・鼻尖形成で横顔は変わる?

    ・鼻尖形成の横顔への影響

    ・鼻尖形成の横顔の症例写真

    ・鼻尖形成以外で横顔に効果のある整形

    ・イセアクリニックの鼻尖整形

    鼻尖形成をすると正面からだけでなく、横顔も変化します。横顔で変化を出すためには、「耳介軟骨移植」を併用することで、鼻先の高さや向きを変えることができます。さらに、「軟骨切除する」ことで、横顔での鼻先の上部の盛り上がりをなくし、軟骨切除をしない場合に比べ、より鼻先の角度を明瞭にできます。鼻尖形成以外で横顔に効果がある整形には、「鼻プロテーゼ」「鼻中隔延長」「切らない鼻中隔延長」「ヒアルロン酸注入」などがあります。

    About the author
    About us

    美容外科・皮膚科
    東京イセアクリニックの
    鼻の整形専門サイトです。