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  • 美容皮膚科医がおすすめ!ヒアルロン酸でリフトアップするには「こめかみ」が良い理由

    投稿日:
    2021/07/07
    こめかみ ヒアルロン酸 リフトアップ
    大山 希里子医師
    著者
    東京イセアクリニック
    皮膚外科医
    大山 希里子

    Shere

    こんにちは、セルリアンタワーイセアクリニック院長の大山希里子です。

    顔全体のリフトアップにおすすめの「こめかみへのヒアルロン酸注入」について、紹介します。
    こめかみに適したヒアルロン酸製剤の種類、効果や持続期間、痛み、注入量や料金、リスクや失敗を防ぐポイントなどを解説します。

    ぜひ、参考にしてみてくださいね。

    顔全体のリフトアップにこめかみのヒアルロン酸注射がおすすめの理由

    こめかみは顔全体の印象を左右します。

    加齢によりこめかみの骨や脂肪が委縮してくぼみ、皮膚がハリを失い下垂してたるみが目立つようになると、老けた印象になります。

    くぼんだこめかみにヒアルロン酸を注入することで、くぼみやたるみが改善し、ふっくらとしたフェイスラインを形成できると、若々しい印象に変わります。

    顔全体のリフトアップに効果的な他の注入部位は?

    こめかみ以外の顔全体のリフトアップに効果的な部位としては、頬やアゴが挙げられます。

    こめかみ同様、脂肪の萎縮や皮膚の下垂により、くぼみやたるみが目立つ部位です。

    目の下のくぼみにヒアルロン酸を注入し膨らみを持たせることで、若々しいフェイスラインを形成することができます。

    あご

    顎先にヒアルロン酸を入れると、顎先を出すことができ、フェイスラインをシャープにしてくれます。

    顎先へのヒアルロン注入には、形成がしやすいやや硬めの製剤を用います。

    リフトアップのための治療法は他にもありますが、レーザーや高周波などマシンによる施術よりも変化が出やすいと言われています。

    リフトアップには結局どの部位がおすすめ?

    頬、アゴ、こめかみ、どの部位へのヒアルロン酸注入も顔全体の印象を改善してくれますが、元の骨格や皮膚、脂肪のつきかたなどにより、おすすめの部位は異なります。

    アゴ周りのフェイスラインをスッキリさせたい人はアゴへ、

    目の下のくぼみが気になる人は頬へ、

    目周りからフェイスラインまでを広範囲にリフトアップさせたいならばこめかみがおすすめです。

    ここではこめかみへの注入について詳しく紹介します。

    こめかみの場合のリフトアップ効果

    こめかみへの注入におすすめのヒアルロン酸の種類、リフトアップ効果の持続期間、リフトアップ以外の効果、注入の痛みについて紹介し、写真をみながら症例を解説します。

    こめかみにおすすめのヒアルロン酸の種類

    こめかみへの注入におすすめの製剤は、「ジュビダームビスタ・ボリューマ」です。

    やや硬めの製剤で、アゴや頬、こめかみなどの形成に向いています。

    リフト力が高く、組織に馴染みやすく、リフトアップ効果は約2年と長いのが特徴です。厚労省の認可が下りている製剤です。

    リフトアップ効果の持続期間

    ヒアルロン酸はもともと人体に含まれる成分であるため、ヒアルロン酸製剤も徐々に体内に吸収されていきます。

    こめかみのリフトアップ効果の持続期間は、使用するヒアルロン酸製剤の種類や患者様ごとに異なりますが、ジュビダームビスタ・ボリューマであれば2年間程の持続性が見込まれます。

    リフトアップ以外の効果

    こめかみへのヒアルロン酸注入を行うと、リフトアップによる若見え効果のほか、フェイスラインがスッキリすることで小顔効果も得られます。

    こめかみへの注入は特別痛い?

    こめかみだから特別に痛いということはありません。

    注入は表面麻酔を塗布したうえで行うため、ほとんど痛みを感じることはありませんが、注入量によっては鈍痛を感じることがあります。痛みへの不安が強い人は、ご希望により笑気麻酔を追加することもできます。

    ヒアルロン酸注入(こめかみ)の症例を解説      

    こめかみへのヒアルロン酸注入の症例を、実際の写真とともに紹介します。

    こめかみヒアルロン酸 ヒアルロン酸を注入し、こめかみを整えます。 1本 ¥77,000(税込)
    リスク・副作用:腫れ・内出血・塞栓・アレルギー・感染

    こめかみに必要な注入量と料金について

    こめかみに必要なヒアルロン酸の注入量は患者様の状態により異なるうえ、クリニックによって料金設定もばらばらです。

    注入量に比例したもの、薬液の1本単位のもの、製剤の種類別に細かく分かれたもの、部位ごとなどさまざまな料金設定があります。

    ヒアルロン酸注入が失敗することは?

    ヒアルロン酸注入のリスクと、失敗しないためにできることを紹介します。

    こめかみへのヒアルロン酸注入のリスクは、①アレルギー②動脈塞栓③感染④仕上がりのアンバランスなどが考えられます。

    ①アレルギー:どのような薬であってもアレルギーの発生リスクはゼロではありませんが、近年では、感染症やアレルギーリスクの少ない非動物性のヒアルロン製剤が主流となっています。

    ②動脈塞栓:ヒアルロン酸は通常、皮下や皮内に注入するものですが、注入剤が動脈に入ってしまうと血管内に詰まり、皮膚の壊死が起こることもあります。腫れが強くでて圧排による静脈性塞栓もあります。

    ③感染:術中や術前後に不衛生な状態にさらされることで、患部から感染がおこる可能性があります。イセアクリニックでは衛生環境に十分配慮しています。術後も注意してお過ごしください。

    ④仕上がりのアンバランス:医師の技術力不足や筋肉の状態により、凸凹・しこり・左右差などが出て不自然な仕上がりになってしまうことがあります。

    失敗しないためには

    ヒアルロン酸注入で失敗しないためにできることは、アレルギーの発生リスクが低い非動物性のヒアルロン酸製剤を使用しているクリニックや症例が確認できる技術力のある医師を選ぶこと、患者様自身も術後の注意を守って生活していただくことなどが挙げられます。

    クリニックのホームページなどをよく調べ、症例が多いかどうか仕上がりが美しいかなどもチェックしておきましょう。

    ヒアルロン酸注入のよくある質問

    ヒアルロン酸注入に関するよくある質問にお答えします。

    こめかみへのヒアルロン酸注入は特別痛い?

    ヒアルロン酸はこめかみへの注入だから特別痛い、ということはありません。

    注入前にクーリングや表面麻酔を塗布するため、刺すときはほとんど痛みを感じることはありません。

    注入量が多い場合は、注入中に鈍痛を感じることがあります。痛みへの不安が強い人は笑気麻酔を追加することもできますので、お声掛けください。

    こめかみへのヒアルロン酸注入の持ちはどれくらい?

    こめかみへのヒアルロン酸の持続期間は、使用するヒアルロン酸製剤の種類や患者様ごとに異なります。例えば、イセアクリニックで採用している「ジュビダームビスタ」シリーズであれば、2年間程の持続性が見込めます。

    注入後のダウンタイムにはどのような症状がありますか

    ヒアルロン酸注入後は小さな腫れや内出血があります。症状は2~3日で治まることがほとんどです。ダウンタイム期間に患部を強く揉んだり、血流を促すような行為をすると、症状が強くあらわれたり長引くことなどがあります。

    術後の生活は制限されますか?

    洗顔やシャワー、スキンケア、入浴は当日から可能です。メイク、飲酒、運動、エステやマッサージは翌日から可能です。ただし、血流を促進すると腫れや内出血につながるため、長時間の入浴などはお控えください。

    まとめ

    今回は、以下の内容についてお伝えいたしました。

    ・顔全体のリフトアップにはこめかみのヒアルロン酸注射がおすすめ?

    ・顔全体のリフトアップに効果的な他の注入部位

    ・リフトアップには結局どの部位がおすすめ?

    ・こめかみの場合のリフトアップ効果

    ・こめかみに必要な注入量と料金について

    ・ヒアルロン酸注入が失敗することは?

    ヒアルロン酸注入により顔のリフトアップ効果を期待するなら、こめかみ・頬・アゴなどへの注入がおすすめです。なかでもこめかみは顔全体のリフトアップに効果的です。

    必要な注入量には個人差があり、料金設定によっては必要な料金がわかりづらいかもしれません。

    ヒアルロン酸注入で想定されるリスクとしては、アレルギーや動脈塞栓、仕上がりの不自然さなどが挙げられます。失敗を防ぐために、リスクの少ない製剤を用いているか、技術力の高い医師や信頼できるクリニックかなどを事前にチェックしておきましょう。

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