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  • おでこがヒアルロン酸注入でボコボコに!?原因と対処法を医師が解説

    投稿日:
    2021/09/13
    ヒアルロン酸 リスク
    大山 希里子医師
    著者
    東京イセアクリニック
    皮膚外科医
    大山 希里子

    Shere


    「おでこのヒアルロン酸注入の後、おでこがボコボコになった」
    このような情報をみて不安になった方や、実際ボコボコしてしまって対処法を知りたい方などいらっしゃると思います。

    今回は、「おでこのヒアルロン酸注入の後、おでこがボコボコになる」原因と対処法についてお話していきます。


    額のヒアルロン酸は形が整うと輪郭に丸みがでることで、イメージにも柔らかな変化をもたらし、人気の治療である一方、施術の難易度は高く注入の技術によってはボコボコになりやすいと言われています。

    額のボコボコがなじむまでの期間

    ヒアルロン酸は注入後1週間~10日程かけて体内の水分保持をしボリュームを出していきます。
    注入直後硬結しているように感じることもありますが、ボリュームを出し馴染むまでの期間は様子を見ても問題ないでしょう。

    いつまで治らなければ治療が必要?

    期間を過ぎてもしこりや硬さ、凹凸感が目立つようなら治療の必要があります。

    ヒアルロン酸の追加が必要な場合や溶解する必要のあるものなど、症状によって治療方針は異なりますので診断を受けてから治療してください。

    ヒアルロン酸を溶解すればボコボコはきれいに治る?

    ヒアルロン酸を溶解する酵素(ヒアルロニダーゼ)を使用することによってヒアルロン酸の吸収促進をし完全に消失させることが可能です。
    自身の肌に存在するヒアルロン酸には基本的には反応しません(目視不可能程度で溶解しても数日で復帰する)ので安心してください。

    ヒアロニダーゼ(ヒアルロン酸溶解酵素)について

    ヒアロニダーゼ(ヒアルロン酸溶解酵素)はヒアルロン酸を加水分解する酵素です。
    分解されたヒアルロン酸は水と二酸化炭素に分解され、水は排尿・発汗により、二酸化炭素は呼気として排出されますので注入直後から約1~2週間程の日数を必要とします。
    自身保持しているヒアルロン酸はほとんど吸収されないためより凸凹が目立つことはなく、注入部位が溶けて元に戻るといったイメージが分かりやすいかもしれません。
    量の注入でも広範囲に効果を発揮することがあり部分的に無くすというのは難しいことがあります。一度リセットし吸収、排出が終了した後日再度注入することも可能です。

    自分でできる対処法

    ヒアルロン酸によるボコボコが気になるとき、まずはヒアルロン酸が組織になじむことを数日待つことがおすすめです。

    医師の判断により「ご自分で軽く馴染ませてもよい」という許可が出ることもありますので、施術後に医師に確認したほうが良いかもしれません。

    また、うつ伏せでの就寝や圧迫、強く押したりすることを極力避けてください。

    まずは様子を見る期間を設け、それでも気になるようなら医師の診察を受けるようにしてください。

    馴染まなくて修正する人はどれぐらいいる?

    学会や論文などでも発表されていますが額のヒアルロン酸は難易度が高く、額の形に合わせた注入が必要になります。

    ボコボコになる状態というのはヒアルロン酸の注入量が多すぎる部分のしこりや表層への注入による浮き上がりなどが原因と言えるでしょう。
    一般的にボコボコしやすいと言われている額ヒアルロン酸ですが当院ではそのようなお問い合わせは半年で3人程ですがきちんと治療をすることで改善することが可能です。

    ヒアルロン酸でボコボコになる原因

    冒頭でも述べたように額のヒアルロン酸は難易度が高く、実績を積んでやっとご満足していただける治療になると思います。
    一人一人の顔のバランスやボリュームを想定すること、一か所に多く入れすぎないように、注入部位が浅層すぎないよう注入するなど繊細な施術が必要になります。
    未熟な医師の施術だとボコボコするなどトラブルが起きかねませんので注意が必要です。

    ヒアルロン酸の種類

    額はボリュームが必要になるため、硬さ、弾性と凝集性に優れた製剤の選択が必要になります。
    当院ではボリューマXC®という製剤を使用することが多いのですが、適度な硬さを出し額の高さを支える役割をしてくれます。ご希望のデザインや状態によって他の製剤を使用することもあります。

    注入技術

    年齢を重ねると筋肉の非薄化や皮膚のたるみが増加しますが、そもそも皮膚が薄く注入の深度が極めて浅い額ですので本来馴染むはずのヒアルロン酸でさえ適切な部位に少量ずつ丁寧に注入しないと凸凹が皮膚表面上で目立ってしまうことがあります。
    他の治療ももちろんですが難易度が高い額のヒアルロン酸は、組織を理解していること、医師の技術力、ヒアルロン酸の選択などがとても重要であると言えるでしょう。

    額のヒアルロン酸で失敗しないためには

    患者さん一人一人に合わせた製剤の選択、額の形状の把握、希望するデザイン、バランスなどを考慮しながら注入する必要があります。技術力が高く信頼できる医師に施術してもらうのが失敗回避の近道です。

    ポイント1

    額の広さやボリュームの出方は個人差があるため、必要とするヒアルロン酸の量も異なります。

    おでこは範囲が広く必然と多くのヒアルロン酸が必要となってきますが、どのぐらい使用するかを分からず金額が上がる心配をされている方もいらっしゃるでしょう。

    しかし当院では注入ヒアルロン酸量無制限のため、表示されている金額より上がる心配はいりません。

    ポイント2

    万が一、製剤がお体に合わなかった場合や、形を気に入っていただけなかった場合に、溶かしたいということがあったとして、ヒアロニダーゼはヒアルロン酸しか溶解することが出来ませんので、純粋なヒアルロン酸製剤を使用する必要があります(溶けないヒアルロン酸などは安全性が確立しておりませんので使用しないようにして下さい)
    当院のヒアルロン酸はアラガン社の製剤もご用意しており、厚生労働省も認可済みですので、安全が確立された製剤であると言えます。

    ポイント3

    額のヒアルロン酸注入はかなり難しく繊細な技術が必要であり、失敗すると患者さんの負担も増えてしまいます。実績が多ければ技術や知識も豊富です。

    額の形状を理解し、注入の微調整などが可能なクリニック・医師を是非選択してください。

    おでこのヒアルロン酸 症例写真

    おでこのヒアルロン酸でよくある質問

    1 馴染むまでの期間は?

    注入直後からボコボコを感じていたとしても、数日経過を見ることでヒアルロン酸が徐々に組織に馴染んでいく特性があります。そのため、まずは7~10日ほど様子を見たほうがよいでしょう。

    2 ヒアルロン酸の効果はどのぐらい持続する?

    硬めに架橋されたヒアルロン酸は持ちが良いと言われており、逆に架橋が弱い製剤は吸収が早いです。当院で使用しているボリューマXC®は約18か月前後の持続と言われています。(患者さん個人の希望や額の状態を踏まえてヒアルロン酸を変更する可能性があります。)

    3 部分的に足りないと思ったら?

    当院は保証期間内での追加施術が可能です。

    不足部位に対して追加注入をすることで形を調整することができます。少量ずつ繊細に行う治療ですので足りないと思ったら当院にご連絡くださいませ。

    まとめ

    手軽に顔のバランスを整えることができる額のヒアルロン酸注入ですが、難易度が高く注入技術を要しますので、実績の多いクリニックでの施術がおすすめです。

    当院では実績のある医師の施術により、ぼこぼこしたなどの報告はかなり少ないのでご安心してお受けいただけますし、万が一、ヒアルロン酸がお体に合わなかったとしても純粋なヒアルロン酸を用いているため溶解が可能です。
    まずはお気軽にカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

    注入治療専用サイトはこちら
    ヒアルロン酸注入についてはこちら
    ボトックス注入についてはこちら
    症例写真はこちら

    About the author
    皮膚外科医 大山 希里子
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    大山 希里子
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