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  • 頬のヒアルロン酸注入について特徴や料金を医師が解説

    投稿日:
    2022/06/01
    ほうれい線 イセア イセアクリニック ゴルゴライン ヒアルロン酸 マリオネットライン 注入治療
    大山 希里子医師
    著者
    東京イセアクリニック
    皮膚外科医
    大山 希里子

    Shere

    頬のヒアルロン酸注入について、特徴から製剤の種類、持続期間、料金、メリット・デメリット、痛みやダウンタイム、リスクや副作用について、医師が解説します。頬のヒアルロン酸注入で失敗しないためにできること、ヒアルロン酸以外で理想の頬を手に入れる整形治療なども紹介します。

    頬のヒアルロン酸注入とは

    頬にヒアルロン酸を入れると、若返って見えます。加齢とともに、頬の脂肪やハリが減り、顔にたるみが生じます。頬の位置が下がると、ほうれい線やゴルゴ線が刻まれ、顔が長く見え、老けた印象に。

    頬の凹みにヒアルロン酸を注入することで、ボリュームを復活させ、若々しい印象を取り戻すことができます。

    施術は約30分、即効性があり、ダウンタイムは小さな腫れや稀に内出血程度。メスを入れず、注入部位の冷却と表面麻酔後にヒアルロン酸を注入するだけの、手軽な施術です。

    頬に注入するヒアルロン酸の種類

    ヒアルロン酸はもともと人体に含まれる保水性のあるゼリー状の成分です。ヒアルロン酸製剤にはさまざまな種類があり、部位により適した製剤が異なります。頬に注入する代表的な種類に、ニューラミスやジュビダームビスタ・ボリフトXCやボリューマXCがあります。

    ジュビダームビスタは厚労省の承認を得た製剤で、ボリフトはやや硬めの製剤。品質管理が徹底していることで安心を重視する人に人気があります。

    ニューラミスは韓国で承認を得ている製剤で、頬には適度な硬さのあるニューラミス・ディープリドカインが適しています。ジュビダームビスタに比べると、リーズナブルで人気があります。麻酔入りなので痛みに弱い方にもおすすめです。

    頬のヒアルロン酸注入の持続期間

    頬のヒアルロン酸注入の効果が持続する期間は、製剤ごとに異なり個人差もありますが、目安はニューラミス ディープリドカインが約6~12か月、ジュビダームビスタ・ボリフトXCが約18か月、ジュビダームビスタ・ボリューマXCが約24か月です。持ちのよさは製剤の硬さに比例するという傾向はありますが、実際は柔らかくても持ちがよい製剤が開発されています。

    特にジュビダームビスタシリーズは、網目構造が密になっており、従来のヒアルロン酸製剤よりも持続性が高いのが特徴です。

    関連記事紹介:持ちがいいヒアルロン酸をご紹介!部位別の選び方も                         https://www.tokyoisea.com/injection/knowledge/ha_sustain/

    頬のヒアルロン酸注入量

    ヒアルロン酸の注入量は部位により異なり、個人差もあります。頬へのヒアルロン酸の注入量は、ほうれい線であれば片側0.3~1.0㏄程度。実際には状態を診ながら、どの程度まで変化させたいかをうかがい、左右差を考慮して注入します。

    関連記事紹介:ほうれい線のヒアルロン酸注入、必要量はどれくらい?症例別に紹介!https://www.tokyoisea.com/injection/knowledge/nasolabialfoldha_amount/

    頬のヒアルロン酸注入の料金

    ヒアルロン酸注入の料金体系はクリニックにより異なります。製剤の量ごと、部位毎など注入単位が異なる他、製剤代のみ、針代やアフターケア代込みなどばらつきがあるため、事前に合計金額を確認しておきましょう。

    頬のヒアルロン酸注入のメリット

    頬のヒアルロン酸注入のメリットとして、「若々しい印象になる」「気軽に輪郭形成ができる」「気に入らない場合、溶かすことができる」ことが挙げられます。

    ①若々しい印象になる

    加齢とともに、骨や皮膚のボリュームが失われ、たるみが生じます。ヒアルロン酸で足りなくなったボリュームを補うと、若々しい印象になります。また、たるみによってできたしわの溝も、ヒアルロン酸でカモフラージュすることができます。

    関連記事紹介:【医師が解説】ヒアルロン酸注射はほうれい線に効果があるの?https://www.tokyoisea.com/injection/knowledge/nasolabialfoldha_effect/

    ②気軽に輪郭形成ができる

    ヒアルロン酸は注入のみでメスを使わない治療です。施術時間は30分程度、即効性があり、ダウンタイムはほとんどなく、翌日から仕事も可能です。稀に内出血が出ることがありますが、メイクでカバーできる程度です。外科手術に比べると、時間も費用も身体的負担も少ないため、気軽に輪郭形成をすることができます。

    ③気に入らない場合溶かすことができる

    ヒアルロン酸は、ダーゼという溶解注射で溶かすして元に戻すことができます。ダーゼの効果は数時間程度してから徐々にあらわれます。仕上がりが気に入らない場合、ダーゼで元に戻してから1か月程度経過すれば、再注入することができます。

    頬のヒアルロン酸注入のデメリット

    頬へのヒアルロン酸注入のデメリットは、定期的に打ち続ける必要があること、注入しすぎると不自然な頬になること、頬の皮膚自体のたるみは改善されないこと、が挙げられます。

    ①定期的に打ち続ける必要がある

    頬へのヒアルロン酸の効果を維持するには、定期的に打つ必要があります。ヒアルロン酸は注入後すぐに効果が感じられますが、効果の持続は6~18か月程度です。注入後から徐々に体内に吸収されてしまうため、効果を維持するには、効果が失われる前にヒアルロン酸を補う必要があります。

    ②注入しすぎると不自然な頬になる

    ヒアルロン酸を頬に過剰に注入すると、顔がパンパンになってしまいます。不自然に盛り上がった頬は”ヒアル顔”と揶揄されることも。

    注入を繰り返し、ヒアルロン酸を入れた状態に見慣れて過剰に注入しないよう、適量を知り、治療前のカウンセリングでどのくらいまで追加注入が可能か、専門家のアドバイスを受けましょう。

    ③頬の皮膚自体のたるみは改善されない

    ヒアルロン酸はしわを埋めることはできても、たるみそのものには働きかけません。見た目はカモフラージュできますが、根本を解決するものではありません。たるみを改善するには、別の治療を検討する必要があります。

    頬のヒアルロン酸注入は痛い?

    ヒアルロン酸注入の痛みは、注入時の針の痛みです。注入後は押されるような感覚があります。施術前に注入部位を冷やし、表面麻酔を塗布することで感覚を麻痺させてから製剤を注入するため、痛みは緩和されます。ただし、痛みの感覚には個人差があるため、不安が強い場合は補助麻酔を利用するとよいでしょう。

    頬のヒアルロン酸注入のダウンタイム・経過

    ヒアルロン酸注入後、まれに内出血や小さな腫れ起こることがあります。ダウンタイム症状の出かたには個人差があり、数日~2週間程度、目立つ症状は1週間程度です。内出血の初めは紫色、次第に黄色く変色し、薄く目立たなくなりますが、気になる場合はファンデーションやコンシーラーを使いカバーできます。

    頬のヒアルロン酸注入のリスク・副作用

    ヒアルロン酸注入には、アレルギーや動脈塞栓、感染、仕上がりのアンバランスなどのリスクがあります。

    アレルギーは非動物性の製剤を用いることで起こりにくくなりますが、もともとヒアルロン酸アレルギーがある場合は治療を受けられません。動脈塞栓は血管への誤注入や大量注入による血管の圧迫により起こり、皮膚壊死や失明にもつながります。動脈塞栓の症状が現れたら直ちにダーゼで溶解します。

    感染は院内の衛生管理や術後の生活上の注意を守ることでリスクを軽減できます。痛みが強くなれば感染の可能性もあるので受診してください。
    その他、医師の技術不足により、左右差や凸凹が生じるたり、不自然な仕上がりになることがあります。

    頬のヒアルロン酸注入で失敗しないために

    ヒアルロン酸は手軽な治療と思われがちですが、適した製剤の選択や注入量・注入ペースの見極めが必要で、感染や動脈塞栓などのリスクを伴います。失敗しないためには、技術力のあるクリニックを選びましょう。

    クリニックを選ぶ際は、頬のヒアルロン酸注入に関する症例写真が多数掲載されていることを確認し、医師のプロフィールや口コミも参考にしながら、事前カウンセリングで不明点を確認しましょう。

    イセアクリニックのヒアルロン酸注入の特徴

    イセアクリニックのヒアルロン酸注入は、安全な製剤を用い、技術のある医師が担当し、デザインや注入量、注入ペースを考慮し、きれいに仕上げます。仕上がりは症例写真をご確認ください。

    痛みが不安な場合は、術前のクーリングや表面麻酔だけでなく、吸入タイプの笑気麻酔を用意しています。

    ヒアルロン酸注入の料金は部位ごとに設定され、注入量は無制限です。料金には、カウンセリング、治療代、製剤代、針代、アフターケアなどがすべて含まれています。また、2回目以降の料金が安くなるプランもご用意しております。

    ヒアルロン酸以外で理想の頬になる方法

    ほうれい線におすすめのヒアルロン酸注入以外の整形のひとつが「脂肪注入」。患者様ご自身の太ももや腹部などから採取した脂肪から不純物を取り除き、脂肪が減少した部位に注入します。脂肪はヒアルロン酸よりも効果が長持ちします。注入治療は手軽さがメリットですが、脂肪採取部位に傷やダウンタイムが生じるデメリットもあります。

    頬のヒアルロン酸注入に関するよくある質問

    頬のヒアルロン酸注入に関するよくある質問にお答えします。

    頬のヒアルロン酸は打ち続けるとどうなりますか?

    答え
    ヒアルロン酸の効果は徐々に失われるため、効果が失われる前に注入を繰り返すことで、効果を維持しやすくなります。ただし、やりすぎると不自然な顔になるので注意が必要です。

    のっぺりした顔はヒアルロン酸で改善できますか?

    答え
    頬に高さやボリュームがない場合、頬にヒアルロン酸を注入することで、顔にメリハリを出すことができます。

    頬のヒアルロン酸はどれくらい持ちますか?

    答え
    頬のヒアルロン酸注入の効果が持続する期間は、約6~24か月が目安です。製剤ごとに異なり個人差もあります。

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