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  • 持ちがいいヒアルロン酸をご紹介!部位別の選び方も

    投稿日:
    2021/10/27
    ヒアルロン酸
    大山 希里子医師
    著者
    東京イセアクリニック
    皮膚外科医
    大山 希里子

    Shere

    ヒアルロン酸はどれくらい持つ?   

    ヒアルロン酸にはさまざまな種類があり、製剤により持続期間が異なります。

    短いもので数か月、長いもので2年くらいと差が大きいため、ご自身の受ける施術に使われる製剤について、ある程度知っておくとよいでしょう。

    持ちがいいヒアルロン酸の特徴

    以前は「硬めの製剤は比較的持ちが良く、柔らかい製剤は持続期間が短い」と考えられてきましたが、ジュビダームビスタXCシリーズはバイクロス技術という生成方法により、柔らかくてもリフト力や持続性を持った製剤として知られています。


    例えば、高密度・高濃度で鼻やアゴの成形に特化した「クレヴィエルコントア」の持続期間が約12~15か月、比較的柔らかい「ニューラミス」は約6~12か月ですが、XCシリーズの場合、硬めの「ボリューマXC」は約1~2年、最も硬い「ボラックスXC」やボラックスXCとボリューマの中間くらいの硬さの「ボリフトXC」は約18か月、柔らかめの「ボルベラXC」は約1年、効果が持続します。

    部位別のヒアルロン酸の選び方

    ヒアルロン酸製剤には様々な種類があり、それぞれの製剤により硬さや持続期間が異なり、部位ごとに適したヒアルロン酸があります。

    同じ部位に使用できる製剤でも、持続期間などの違いにより料金も異なります。

    目安としては1㏄あたり20,000~150,000円となっていますが、これには製剤代だけでなく諸費用が含まれる場合もあります。

    部位別の製剤の選び方と製剤ごとの持続期間、目安としてイセアクリニックの料金(診察代、アフターケア代等、諸費用含む)を紹介します。

    涙袋

    皮膚が薄い涙袋形成には、柔らかい製剤がおすすめです。

    肌なじみのよい製剤は繊細な部位でも自然な仕上がりが期待できます。

    涙袋に適した製剤の持続期間と料金は以下の通りです。

    ボルベラXC:約1年/1本77,000円

    ニューラミスライト :約6~12か月取扱なし

    おでこ(額)、眉間、こめかみ   

    額、眉間、こめかみへの注入には、普通~硬めの製剤がおすすめです。

    例えば、フェイスラインを整えたい場合は硬めのボリューマXC、シワを改善したい場合は硬めと柔らかめの中間くらいのスタンダードな硬さのボリフトXCなどがあります。

    額の浅い部分に注入しても、肌なじみがよいので凸凹しづらい製剤です。

    それぞれの製剤の持続期間と料金は以下の通りです。

    ボリューマXC:約2年/1本77,000円(税込)

    ボリフトXC:約18か月/1本77,000円(税込)

    唇も涙袋同様、皮膚が薄く繊細な部位のため、自然に仕上げるには柔らかい製剤がおすすめです。

    唇に適した製剤の持続期間と料金は以下の通りです。

    ボルベラXC:約1年/1本77,000円(税込)

    ニューラミス ライト:約6~12か月/取扱なし

    ほうれい線・マリオネットライン

    硬めと柔らかめの中間くらいのスタンダードな硬さの製剤でボリュームを出す治療がおすすめです。

    ほうれい線やマリオネットラインに適した製剤の持続期間と料金は以下の通りです。

    ボリフトXC:1本77,000円(税込)

    ボリューマXC:1本77,000円(税込)

    ニューラミス ディープリドカイン:取扱なし

    鼻・アゴ

    鼻やアゴのように土台からボリュームを出して形成したい場合、細くシャープなラインを作りたい場合には、硬い製剤がおすすめです。

    鼻やアゴに適した製剤の持続期間と料金は以下の通りです。

    ボラックスXC:約18か月1本77,000円(税込)

    クレヴィエル:約12~15か月/取扱なし

    顔全体         

    顔全体のリフトアップには、硬めの製剤をこめかみに注入する方法が適しています。

    こめかみのくぼみやたるみが改善すると、ふっくらとしたフェイスラインが出来上がります。

    持続期間と料金目安は以下の通りです。

    ボリューマXC:約2年/1本77,000円(税込)

    ヒアルロン酸の持ちをよくするには?

    ヒアルロン酸の持ちをよくするには「硬めのヒアルロン酸を選ぶ」「実績の多いクリニックで施術する」などの方法が挙げられます。  

    硬めのヒアルロン酸を選ぶ

    一般にヒアルロン酸製剤は注入後に滲んで広がる性質がありますが、硬さのあるヒアルロン酸は粒子が粗く移動しにくいため、注入後の形を維持しやすいと考えられます。

    ただし、目の下や唇など皮膚の薄い部位への注入には柔らかい製剤が適しています。

    まずは、部位に適した製剤の中から選択することをおすすめします。

    実績の多いクリニックで施術する

    ヒアルロン酸注入後の仕上がりは医師の技術に左右されます。

    持ちをよくするには、適切なヒアルロン酸製剤の選択ができ、適切な注入量がわかり、適切なタイミングで再注入を提案できる、経験豊富な医師、実績の多いクリニックがおすすめです。

    クリニックを選ぶ際には、ホームページなどで実際の症例をご確認いただき、デザインや仕上がりに納得してから、カウンセリングで医師と理想イメージを共有することが大切です。

    ヒアルロン酸の持ちのQ&A   

    ヒアルロン酸の持ちに関するよくある質問にお答えします。

    ヒアルロン酸を注入する部位によって効果は変わりますか?

    製剤により異なりますが、柔らかいものほど持続期間が短い傾向があります。

    目元や唇は軟らかい製剤が適しており、目安は数か月~1年程度です。

    ヒアルロン酸の持ちをよくするために注意することはありますか?  

    ヒアルロン酸製剤注入後は注入部位のマッサージは避けましょう。

    周りに広がり形が崩れてしまうほか、吸収を早めてしまいます。    

    ヒアルロン酸の効果は永久的ではないということは、一生注入を続けなければいけませんか?

    ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されるので、効果を長期的に持続させるには定期的な注入が必要です。

    ただし継続はお客様の意志によります。

    注入をやめることで元に戻ることはありますが、たるみが悪化することはありません。     

    まとめ

    今回は以下の内容について、お伝えしました。

    ・ヒアルロン酸はどれくらい持つ?

    ・持ちがいいヒアルロン酸の特徴

    ・部位別のヒアルロン酸の選び方

    ・ヒアルロン酸の持ちをよくするには?

    ヒアルロン酸の持ちは、約数か月~2年と言われています。

    以前は硬い製剤ほど持ちがよいとされていましたが、最近は柔らかい物でも持続性のあるものもあります。

    形成しやすいものや滑らかでなじみやすいものなど、部位ごとに適したヒアルロン酸があり、持続期間や料金などの希望と合わせ選択するとよいでしょう。

    持ちをよくするポイントは、硬めの製剤を選ぶ、実績の多いクリニックを選ぶ、などがあります。

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