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  • ヒアルロン酸とベビーコラーゲンの違いを医師が解説

    投稿日:
    2021/10/25
    ヒアルロン酸 ベビーコラーゲン
    大山 希里子医師
    著者
    東京イセアクリニック
    皮膚外科医
    大山 希里子

    Shere

    ご覧いただきありがとうございます、
    イセアクリニックの皮膚外科医、大山です。


    若返りを目的とした注入治療には「ヒアルロン酸」だけでなく「ベビーコラーゲン」もあります。

    2つの治療は何が違うのか、5つのポイントに注目し、症例写真を比較します。

    そのうえで、どちらがおすすめかについて、医師が解説します。

    ヒアルロン酸とベビーコラーゲンの違いとは

    まず、ヒアルロン酸とベビーコラーゲン、それぞれの概要を説明します。

    ヒアルロン酸

    ヒアルロン酸はもともと人体に含まれる物質ですが、注入には非動物性由来の製剤が使用されます。

    ヒアルロン酸製剤をシワやくぼみの下に注入することで、凸凹を埋め、浅いシワから深いシワまで幅広く改善させます。

    凝集性があるため、ボリュームの持続の他、成形にも向いています。

    時間の経過とともに体内に吸収され、持続期間は製剤により数か月~2年程度です。

    ベビーコラーゲン

    ベビーコラーゲンは、主に精製したヒト胎盤由来コラーゲンを用い、浅いシワを改善するだけでなく、肌の新生や再生を促してくれます。

    細かな凸凹改善が得意です。

    時間の経過とともに体内に吸収され、持続期間は半年~約1年程度です。

    ヒアルロン酸とベビーコラーゲンの違い5つ

    ヒアルロン酸とベビーコラーゲンの違いを「治療できる症状」「治療できる部位」「持続期間」「リスク」「料金」の5つのポイントから解説します。

    治療できる症状

    ヒアルロン酸製剤には柔らかいものから硬いものまであり、製剤の種類によりシワの改善だけでなくボリュームアップや形成にも使用することができます。

    ベビーコラーゲンはヒアルロン酸よりも柔らかいため成形には向きませんが、比較的浅いシワや細かいシワの改善、クマ改善などに対応しており、ヒアルロン酸では難しかった箇所への注入後も自然な仕上がりにすることができます。

    治療できる部位

    ヒアルロン酸で治療できる部位は、眉間や額、ほうれい線、ゴルゴライン、頬、目の下、涙袋、唇のほか、こめかみ、鼻筋、アゴなどです。

    ベビーコラーゲンは、ヒアルロン酸同様、顔全体のシワを治療できますが、特に皮膚の薄い目周り・口周りなどについてはより細かなシワまで対応できます。

    ボリュームアップさせたい部位、鼻やアゴのような成形を目的とした部位には適していません。

    リスク         

    ヒアルロン酸もベビーコラーゲンも、腫れ、内出血などのダウンタイム症状が1~2週間程度見られ、稀に動脈塞栓や感染リスクがあります。

    また、注入量によっては仕上がりが凸凹したり不自然になったりするリスクもあります。

    動脈塞栓が起きた場合、注入直後から耐えられないほどの痛み、皮膚の蒼白がみられます。

    動脈塞栓を解消するには、ヒアルロン酸であればダーゼで溶解できますが、コラーゲンには溶解剤がありません。

    ヒアルロン酸はベビーコラーゲンよりも硬く、上記のダウンタイム症状に加えて、数日間むくみが出ることがあります。

    料金  

    ヒアルロン酸は、部位ごとや製剤1瓶あたり、使用量ごとなどクリニックにより料金体系が異なりますが、1ml当たり20,000円~150,000円程度が一つの目安です。

    ベビーコラーゲンは、1本1mlあたり100,000円程度です。

    クリニックにより、製剤代の他にカウンセリング料や診察料、針代、アフターケア代などが含まれているところと、含まれていないところがあります。

    結局どちらがおすすめ?

    ヒアルロン酸もベビーコラーゲンもいずれもシワの改善に有効ですが、鼻やアゴなどの成形にはヒアルロン酸が、目元など細かいシワや肌の再生にはベビーコラーゲンが適しています。


    持続期間はいずれも製剤の種類や体質により異なります。

    動脈塞栓のリスクに対しては、ヒアルロン酸はダーゼ注入により溶解できますが、ベビーコラーゲンにはダーゼがありません。

    ご自身の目的やご要望に合った製剤、リスクを考慮した選択がおすすめです。

    イセアのヒアルロン酸注入

    イセアクリニックではヒアルロン酸注入を実施しています。

    クリニックには経験豊富な医師が揃っています。

    症例はホームページに多数掲載しておりますので、ご確認ください。

    イセアクリニックの料金体系は、製剤代だけでなく診察代や針代、アフターケア代などすべてを含んでいます。

    さらに、注入後3か月以内であれば、同じ部位に半額でヒアルロン酸をちょい足しできる「ちょい足しプラン」、半年以内に注入治療を受ける場合10%オフになる「リピートプラン」があります。

    ヒアルロン酸・ベビーコラーゲンのよくある質問

    ヒアルロン酸・ベビーコラーゲンに関するよくある質問にお答えします。

    ベビーコラーゲンのデメリットは?

    ベビーコラーゲンのデメリットは、ヒアルロン酸製剤と異なり、ダーゼがなく溶解ができないことです。

    注入は調整をしながら行われますが、入れすぎてしまった場合、成分が分解され吸収されるまでには数か月ほどかかります。         

    ヒアルロン酸・ベビーコラーゲンでしこりや赤みは出る?  

    ヒアルロン酸では製剤の種類や注入量によりしこりや凸凹があらわれることがあります。

    ベビーコラーゲンは比較的肌なじみがよいので、腫れなどはほとんど出ませんが、注入する量や部位により、しこりや凸凹があらわれる可能性もゼロではありません。

    いずれも注射なので赤みや内出血が出ることはありますが、低い確率です。

    ヒアルロン酸・ベビーコラーゲンが馴染むまでの期間は?  

    ヒアルロン酸は個人差や製剤による差がありますが、馴染むまでに数日~1か月程度かかります。

    一方、ベビーコラーゲンは皮膚のコラーゲンとの親和性が高いため、すぐに馴染みます。

    まとめ

    今回は以下の内容について、お伝えしました。

    ・ヒアルロン酸とベビーコラーゲンの違いとは

    ・ヒアルロン酸とベビーコラーゲンの違いを5つ

    ・ヒアルロン酸とベビーコラーゲンの症例写真を比較

    ・結局どちらがおすすめ?

    ・イセアのヒアルロン酸注入

    ヒアルロン酸とベビーコラーゲンはいずれもシワの治療に用いられていますが、治療できる症状や部位、持続期間、リスク、料金などが異なります。

    ヒアルロン酸は成形に、ベビーコラーゲンは目元など皮膚の薄い部位や肌の再生に適しています。

    いずれもダウンタイム症状のほか、動脈塞栓リスクがあり、ヒアルロン酸はダーゼで溶解可能ですが、ベビーコラーゲンにはダーゼがありません。

    料金相場は、ヒアルロン酸は製剤や販売単位、部位により異なり、1mlあたり20,000~150,000円程度、ベビーコラーゲンは1mlあたり100,000円程度です。

    注入治療専用サイトはこちら
    ヒアルロン酸注入についてはこちら
    ボトックス注入についてはこちら
    症例写真はこちら

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    皮膚外科医 大山 希里子
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