Doctor
ドクター紹介
目次
注射だけの治療としておなじみのヒアルロン酸。おでこにも注入することができます。おでこのヒアルロン酸注入とは、どのようなものでしょうか。特徴やメリット・デメリット、持続期間、製剤の種類について、医師が解説します。 おでこのヒアルロン酸注入がおすすめの人・おすすめでない人、失敗しないために気をつけることやヒアルロン酸以外でおでこを美しくする方法も紹介しています。
ヒアルロン酸はもともと人体に含まれる成分で、肌に張りや弾力を与えるクッションのような役割を果たしています。おでこのヒアルロン酸注入は、内側からボリュームアップしてしわを解消したり、形を整えたりする治療。おでこの形を丸くすると愛らしさや女性らしさをあらわす効果があります。30分程度の施術で即効性があり、ダウンタイムは小さな腫れや内出血があらわれることがありますが、1週間程度でおさまります。
おでこのしわや輪郭形成には、柔らかく馴染みのよいものが適しています。
代表的なものは、ニューラミスやジュビダームビスタ（XCシリーズ）です。ニューラミスはKFDA（韓国食品薬品安全庁）の認可を得た製剤。ジュビダームビスタは国内初の厚労省から承認を受けた製剤で、高密度かつ持続力に優れています。
おでこのヒアルロン酸注入のメリットは、施術が短時間で終わり、ダウンタイムが殆どなく、すぐに自然な仕上がりが得られること。当日から洗顔やシャワー、翌日からメイクなど、すぐに普段と変わらない生活に戻ることができます。
おでこのヒアルロン酸注入のデメリットは、効果が永久ではないこと、個人差はあるものの小さな腫れや内出血、針を刺した箇所の赤みなどのダウンタイム症状があらわれる可能性があること。赤みは当日中に、つっぱり感や内出血も時間の経過とともに落ち着きます。 見た目は翌日からメイクでカバーできます。
稀にアレルギーや動脈塞栓、感染などのリスクがあります。
ヒアルロン酸注入に伴う痛みは、おでこに製剤を注入する針を刺すときに感じることがあります。施術の際は製剤を注入する前に皮膚を冷却し、表面麻酔を塗布。麻酔の効果で注入時の痛みを感じにくくなります。細い針やカニューレを使用することでも、痛みを緩和できます。耐えられないほどの痛みではありませんが、痛みの感じかたには個人差があるもの。どうしても痛みや不安を感じやすい人は、追加で吸入式の補助麻酔を利用するとよいでしょう。ふわふわとして、痛みや不安を感じにくくなります。
術後は鈍痛があり、ヒアルロン酸が入ったことによる圧迫感を頭痛のように感じる人もいます。殆どの場合、処方の痛み止めを内服いただくことで緩和されるので、ご安心ください。
おでこにヒアルロン酸を注入しても、適切な処置であればボコボコにはなりません。おでこに適したヒアルロン酸を、適切な位置に適量注入すれば、一時的にボコボコになることがあっても、おでこの筋肉の動きでヒアルロン酸がなじみ、1週間程度で落ち着くでしょう。ただし、ヒアルロン酸を一箇所に多量に注入してしまうと、固まりやしこりになることがあります。
おでこのヒアルロン酸注入は、おでこのしわを改善したい人、おでこに丸みを出して可愛い印象にしたい人、横顔のシルエットを整えたい人、などにおすすめです。
ヒアルロン酸には、深いしわや表情じわの改善効果があります。加齢や乾燥、表情癖によりおでこにしわができている人は、ヒアルロン酸を注入し内側からボリュームを出すことで、溝を埋め、しわを目立たなくさせることができます。
おでこにヒアルロン酸を注入することにより、顔に立体感が生まれます。丸みが出ると、可愛らしく女性らしい印象になります。
ヒアルロン酸はしわを埋めたり丸みを出したりするだけでなく、おでこ全体にボリュームを出すこともできます。横から見たときに、おでこにボリュームがあると、メリハリのあるシルエットや整った印象が得られます。
ヒアルロン酸は注入後、徐々に体内に吸収されてしまうため、半永久的な効果を得たい人にはおすすめではありません。また、ヒアルロン酸自体は人体に含まれる成分ですが、製剤によっては稀にアレルギーを起こす人もいます。既にヒアルロン酸製剤でアレルギーを起こしたことがある人は、治療を受けられません。アレルギーや既往歴のある方は、事前のカウンセリングでお伝えください。
ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されます。おでこのヒアルロン酸注入の効果が続くのは、個人差や製剤による違いがありますが、目安としては6～12か月。効果が失われる前に追加注入をすることで、効果を維持しやすくなります。
おでこのヒアルロン酸注入に失敗しないためには、部位に適した製剤の選択や注入量・注入ペースを見極める技術や経験が求められます。 おでこにはさまざまな血管や神経があり、動脈塞栓や感染のリスクにも注意が必要です。症例を見比べ、実績のあるクリニックを選びましょう。
イセアクリニックのヒアルロン酸注入は、解剖学を熟知した経験のある医師が担当します。デザインや注入量、注入ペースを考慮して行う治療の仕上がりは、症例写真でご確認ください。
カウンセリング、治療代、製剤代、針代、アフターケアなどがすべて含まれています。効果を持続するために、2回目以降の料金が安くなるリピートプランも用意
使用するヒアルロン酸製剤は、安全性にも配慮し、公的な機関が認証した製剤を使用しています。
ヒアルロン酸以外にも、おでこを美しくする方法はあります。例えば、おでこのシワをとるために皮膚を切って引き上げる「額リフト」などの外科手術、シワの溝を埋める「脂肪注入」や「PRP療法」、表情筋の癖を抑える「ボトックス注入」など。 それぞれ、メリット・デメリットがあります。
□額リフト：髪の生え際または髪の毛の中を切開し、たるんだ皮膚を引き上げてシワを伸ばして縫合します。半永久的な効果が得られ、ダウンタイムは約2週間、完成までは3か月です。
□脂肪注入：太ももなどから脂肪を採取し注入。ヒアルロン酸よりは定着がよく、即効性があります。脂肪採取部位にダウンタイムが生じます。
□PRP療法：自己血から採れる血小板を注入し、組織を再生。効果があらわれるまで数か月かかります。
□ボトックス：筋肉の過剰な動きを抑制し、表情じわ等を改善。数日後から変化を感じ、目に見える効果は1か月程度してから実感、3～4か月持続します。
おでこのヒアルロン酸注入に関するよくある質問にお答えします。
答え
適切な治療であれば、一時的に凸凹になっても1週間程度で落ち着きます。それ以上続くときはご相談ください。
答え
ヒアルロン酸製剤の構造は、人体に含まれるヒアルロン酸と全く同じではなく、体内への吸収を遅くするために、ヒアルロン酸の分子と分子を繋ぐ人工的な結合部分に長くとどまるよう設計されています。
答え
ヒアルロン酸注入には、感染や動脈塞栓のリスクがあります。ヒアルロン酸はもともと人体に含まれる成分の為、非動物性の製剤であればアレルギーは殆ど起こりません。注入部位に内出血があらわれることがありますが時間とともに治まります。
今回は以下の内容について説明させていただきました。
・おでこのヒアルロン酸注入とは
・おでこのヒアルロン酸注入のメリット
・おでこのヒアルロン酸注入のデメリット
・おでこのヒアルロン酸注入がおすすめの人
・おでこのヒアルロン酸注入がおすすめでない人
・おでこのヒアルロン酸はどのくらい持つ？
・おでこのヒアルロン酸注入で失敗しないために気をつけること
・イセアクリニックのヒアルロン酸注入の特徴
・ヒアルロン酸以外でおでこを美しくする方法
おでこのヒアルロン酸注入は、おでこにヒアルロン酸を注入してボリュームアップし、しわを埋めたり、丸く成形したりする治療です。
メリットは施術が短時間で終わり、ダウンタイムが殆どなく、すぐに自然な仕上がりが得られること。 デメリットは効果が永久ではないことや、わずかなダウンタイム症状とアレルギーや塞栓のリスクです。 おでこのヒアルロン酸注入がおすすめの人は、おでこのしわを改善したい人、おでこに丸みを出して可愛い印象にしたい人、横顔のシルエットを整えたい人。おすすめでない人は永久的な効果を得たい人。
おでこへのヒアルロン酸の効果が続くのは約6～12か月です。治療に失敗しないためには、適した製剤や注入量、注入ペースで治療が受けられる、実績のあるクリニックを選ぶことが大切です。イセアクリニックは安全な製剤で、技術のある医師が治療を行います。ヒアルロン酸以外にもおでこを美しくする方法はあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
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