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ヒアルロン酸は保水性のあるゼリー状の成分です。
ヒアルロン酸注入は、しわの改善やボリュームアップなどに用いられていますが、顎にヒアルロン酸を注射することで得られる効果は、理想的な顎の輪郭を形成することです。
すっきりとシャープな顎を成形することで、美人の象徴である整ったEラインが実現し、小顔効果も見込まれます。
ヒアルロン酸はもともと人体に含まれる成分で、注入後は徐々に体内に吸収されていきます。
そのため永久的な効果はありません。
顎に適したヒアルロン酸は、輪郭形成しやすい硬めの製剤です。
水分吸収しづらいものであれば、注入イメージに近い仕上がりが期待できます。
理想のフェイスラインを維持しやすくなります。
顎への注入に適したヒアルロン酸を選ぶ基準は、硬さだけでなく持続期間、料金、仕上がりなどもあります。
なかでも優れた3種類を紹介します。
持続期間で選ぶなら、ジュビダームビスタ・ボリューマXCです。
持続期間は約2年と最長です。
ヒアルロン酸で唯一、厚労省の認可を受けた製剤です。
比較的硬い製剤で、シャープなラインよりは丸みのあるライン作りやボリュームアップに適しています。
料金で選ぶなら、ニューラミスです。
ニューラミスはKFDA(韓国食品薬品安全庁)の認可を得たヒアルロン酸製剤です。
浅いしわから深いしわまで幅広く対応できますが、比較的柔らかく、持続期間は約6~12か月です。
仕上がりで選ぶなら、クレヴィエル・コントワです。
クレヴィエルは世界初の鼻・アゴ専用の製剤というだけあり、シャープな仕上がりが期待できます。
他のヒアルロン酸製剤に比べ、倍以上も高密度・高濃度に作られており、ボリューマほどではありませんが、持続期間は約12~15か月と比較的長めです。
ヒアルロン酸の種類 | 持続期間 | 硬さ | 料金 |
ボリューマ | 1位 | 2位 | 3位 |
ニューラミス | 3位 | 3位 | 1位 |
クレヴィエル | 2位 | 1位 | 2位 |
持続期間で選ぶならボリューマXC、料金はニューラミスが他の製剤の半額以下。
硬さでは鼻やアゴの形成に特化したクレヴィエルが群を抜いています。
ヒアルロン酸の種類は、最終的に患者様ご自身が最も優先したい基準に基づいて決めるとよいでしょう。
顎の輪郭形成に適したものの中から、仕上がりや持続期間、予算などを基準に決定しましょう。
種類ごとの仕上がりの違いは、症例でも確認しておきましょう。
顎に注入するヒアルロン酸の種類を選ぶときのポイントとして、「安全性・品質」「持続性」を基準としてピックアップし、「最終的には技術力のあるクリニックに相談する」のがよいでしょう。
体に入れるものは、安全性や品質のよいものを選びたいところです。
厚労省の認可を得ているものは、日本国内の法律に基づく品質・有効性・安全性の確認がなされているということ。
国内のものとは基準が異なりますが、海外の公的機関の認可を得ている製剤も一定の基準をクリアしています。
なお、ヒアルロン酸製剤は、近年では非動物性の製剤が主流となっているため、アレルギーリスクは低いと言えます。
ヒアルロン酸の効果は永久ではないため、効果を持続するには繰り返し注入する必要があります。
ただし、ヒアルロン酸は徐々に吸収されるため、持続期間が長ければ、理想の形を維持しやすくなります。
ヒアルロン酸の種類により、持続期間は倍以上の差があります。
持続期間が長い製剤は料金が高くなる傾向がありますが、期間に換算した費用は大きな差がない場合もあります。
顎のヒアルロン酸注入で優先したいことが決まったら、最終的にはプロのちからを活用しましょう。
顎へのヒアルロン酸注入の仕上がりは、製剤の適切な選択、バランスのよいデザイン力、解剖学を熟知し適切な位置や適量を見極めたうえで注入する技術が重要です。
クリニックのホームページに掲載されている実績や症例写真を確認し、口コミなども参考にしながら、確かな技術を持つ医師がいるクリニックで、事前カウンセリングを受けましょう。
イセアクリニックには、顎の輪郭形成に適した厚生労働省認可のヒアルロン酸“ジュビダームビスタ・ボリューマXC”“ボラックスXC”が揃っています。
お客様が優先したい基準をもとに、医師と相談の上、最適な製剤を選択することができます。
医師の実績は、ホームページやSNSでも公開しています。
ご希望の治療について、症例写真をご確認ください。
事前カウンセリングは無料なので、迷いや不安があれば、納得いくまで何度でもご利用ください。
顎のヒアルロン酸注入に関するよくある質問にお答えします。
【答え】
顎にヒアルロン酸を注入すると、すっきりとシャープな顎、整ったEラインを作ることができます。
顎先がシャープになることで、小顔効果も期待できます。
【答え】
顎にヒアルロン酸注入をしても、副作用はほとんどありません。
腫れは目立たず、稀に内出血がありますが、メイクでカバーできる程度です。
【答え】
顎へのヒアルロン酸注入には、注入後も形を保ちやすく、広がりにくい、硬めの製剤が適しています。
今回は以下の内容について説明させていただきました。
顎におすすめのヒアルロン酸は、輪郭形成に適した硬い製剤です。
おすすめは、持続性ならボリューマXC、安さならニューラミス、シャープな仕上がりならクレヴィエル。
最終的には、患者様ご自身が優先したいご希望を元に選ぶとよいでしょう。
選び方のポイントは、安全性や品質、持続性のほか、最終的には技術力のあるクリニックに相談するのがよいでしょう。