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ジュビダームビスタ・XCシリーズは、バイクロス技術により製造された製剤です。
バイクロス製法には、酵素に分解されにくく持続性が高い、膨潤しにくく形状を保ちやすい、弾性と凝集性のバランスにより、ボリュームアップに適したリフト力がある、組織に馴染みやすく自然な仕上がりが可能などの特徴があります。
同シリーズのなかでボリューマは、こめかみ、頬こけ、顎などボリュームアップしたい部位に適しており、持続期間も最大2年と長期持続が期待できます。
顎にヒアルロン酸を注入する目的は、主にボリュームアップや成形です。
加齢によりボリュームダウンして老けた印象の顎にボリュームを与えたり、美人の象徴とされるEラインを成形したりできます。
ボリューマは成形性、低吸収性、高いリフト力、高い組織親和性などの特徴があり、ボリュームアップはもちろん、すっきりとシャープな顎、整ったEラインが素早く手に入り、小顔効果も見込まれます。
さらに、効果の持続が最大24か月と他の製剤に比べ長いこともメリットです。
顎にボリューマを注入するデメリットとしては、ヒアルロン酸全般に言えることですが、軽度とはいえ1週間程度のダウンタイム症状があること、時間の経過とともに製剤が体内に吸収され効果が永久ではないこと、仕上がりが医師の技術に左右されること、などが挙げられます。
また、ボリューマは他の製剤に比べると料金が高めです。
実際は、持続期間に対しての費用対効果をみれば高くはありませんが、1回あたりの料金としては他の製剤より高めです。
ヒアルロン酸注入は自由診療のため、クリニックにより料金体系がさまざまです。
例えば、製剤1瓶あたり、部位ごと、○○㏄ごとなど単位が異なり、さらに製剤の種類によっても料金が異なります。
施術代と製剤代、針代などの諸費用を分けているところもあれば、アフターケア代まで含んでいる場合もあります。
この中には、施術代はもちろん、針代などの諸費用やアフターケア代も含まれています。
顎へのヒアルロン酸注入には、ボリューマ以外だとクレヴィエルがおすすめです。
クレヴィエルは、世界初の鼻・顎専用のヒアルロン酸製剤であり、ボリューマの2倍の密度があり、変形しにくくよりシャープな仕上がりが期待できます。
持続期間も1年~1年3カ月程度と、他のヒアルロン酸製剤に比べて持続期間も長めです。
顎のヒアルロン酸注入に失敗しないためのポイントは「納得するまでカウンセリングを受ける」「やりすぎない」「実績あるクリニックを選ぶ」ことです。
ヒアルロン酸注入はお客様それぞれの状態とご希望により注入量や使用する製剤、仕上がりが異なります。
事前カウンセリングで医師と仕上がりのイメージを共有しておきましょう。
イセアクリニックのカウンセリングは医師・カウンセラーともに何度でも無料ですので、十分にご納得いただいてから治療をお受けいただけます。
ヒアルロン酸は注入量を誤ると不自然な仕上がりになります。
繰り返し注入を受けることで、患者様ご自身ではだんだんと適量がわからなくなり、注入過剰になってしまうことがあります。
顔全体を美しくバランスよく仕上げるデザイン力・バランス感覚がある医師と、相談しながら適切な理想イメージを共有しましょう。
ヒアルロン酸注入の仕上がりは、製剤や医師の技術に左右されます。
扱っている製剤やその選択、デザイン、適量をきれいに注入できる医師がいるかどうか、事前にクリニックのホームページに掲載されている顎への注入の症例で、仕上がりを確認しておきましょう。
口コミなども参考にしながら、実績のあるクリニックや医師を選びましょう。
顎のヒアルロン酸注入に関するよくある質問にお答えします。
[答え]
顎へのヒアルロン酸注入には、稀にアレルギーや動脈塞栓などのリスクがあります。
また、筋肉の状態により凸凹やしこり、左右差がでることがあります。
[答え]
顎へのヒアルロン酸注入後、ダウンタイム症状はほとんどありませんが、痛みや違和感、腫れが数日~1週間程度あらわれ、内出血は1~2週間で吸収されます。
痛みは処方の痛み止めを内服し、内出血にはメイクでカバーしていただくと日常的に支障なくお過ごしいただけるでしょう。
[答え]
顎への注入に用いられるボリューマの持続期間は約2年間と長期持続性があります。
この記事では以下のことについてご説明しました。
ジュビダームボリューマとは、ヒアルロン酸製剤「ジュビダームビスタ・XCシリーズ」の中でも硬めの製剤で持続効果が長く期待できるものです。
顎にボリューマを注入するメリットとしては、ボリュームを与えたり、Eラインを成形したりといった治療に適していること、デメリットとしてはダウンタイムがあること、効果が永久ではないこと、仕上がりが医師の技術に左右されること、などが挙げられます。
顎へのボリューマ注入はイセアクリニックでは132,000円、これは持続期間からすると割安です。
ボリューマ以外でのおすすめはクレヴィエルで、ボリューマの2倍の密度があり成形に向いています。
顎のヒアルロン酸注入で失敗しないためには、「納得するまでカウンセリングを受ける」「やりすぎない」「実績あるクリニックを選ぶ」ことがポイントです。