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つり目改善の方法にはいろいろありますが、ボトックスにもつり目改善効果が期待されています。
ボトックス注入でつり目はどう治るのか、どれくらい効果が持続するのか、効果的な注入量やダウンタイムについて解説します。また、ボトックス注入以外でつり目を治す方法や失敗しないためにできることも紹介します。
ボトックス製剤を筋肉に注入すると、筋肉の緊張を緩める作用があります。つり目に関わる筋肉は、目を囲むように位置し眼を閉じる働きを持つ「眼輪筋」です。ボトックスを下瞼の外側に注入すると目尻が下がりつり目を解消する効果、白目の範囲を広げて目を大きく見せる効果、きつい印象から柔らかい印象にする効果が得られます。効果のあらわれ方には、個人差があります。]
ボトックスを目尻に注入した数日後から徐々に眼輪筋の動きが鈍くなり、10日~2週間くらい経つと眼輪筋が眼輪筋の緊張がゆるみ萎縮し徐々につり目が目立たなくなり目尻が下がりはじめ、3~4週間ではっきりとした効果が現れます。
効果のピークは2~4週間後。3か月後くらいから徐々に眼輪筋の動きが戻り、効果の持続は平均で約3~4か月。永久ではありません。
筋肉の緊張度や効き方には個人差がありますが、つり目を改善するために目尻に打つボトックスの注入量の目安は約12単位、白目・目を大きく見せるために下瞼に注入する場合は多くとも8単位です。
つり目改善のためのボトックス注入による痛みは、針を刺すチクっとした痛み、薬液の入るときの押されるような感覚です。痛みを緩和するには、針を刺す前に注入箇所を冷やす、表面麻酔を塗布する、極細針を使用するなどの方法があります。痛みへの不安が強い場合、吸入すると不安を軽減する効果がある「笑気麻酔」を利用するのもよいでしょう。
針や麻酔の取り扱いはクリニックにより異なるので、痛みが気になる方は事前に確認しておきましょう。
ボトックス注入によるつり目改善のダウンタイムはほとんどありませんが、症状のあらわれ方には個人差があります。内出血があらわれると、約1~2週間残ることがあります。紫色~黄色に徐々に変色していきますが、ファンデーションやコンシーラーでカバーすると目立たなくなります。
ボトックス以外でつり目を治すには「下眼瞼下制術(たれ目形成)」という下瞼を切開する手術があります。ボトックスの効果は1回で3~4か月続きますが、手術なら半永久的な効果を得ることができます。
治療から約1週間後に抜糸をするまでは目元に糸が残ること、ダウンタイムは約2週間あり、内出血、痛み、熱感、傷口の赤みがあらわれることから、スケジュールに余裕をもって臨む必要があります。完成までは約3か月です。また、傷跡は徐々に薄くなりますが、完全に消えることはありません。
ボトックス注入のつり目改善で失敗しないためには、納得するまでカウンセリングを受けること、定期的に注入すること、実績のある医師の施術を受けることです。
事前カウンセリングの充実度は、治療の満足度を左右します。ご自身のつり目の状態がボトックス注入の適応であることを確認し、治療のメリット・デメリット、リスクについての説明を受け、医師と理想の仕上がりを共有し、納得してから治療に臨みましょう。治療を継続することを念頭に置き、アフターケア、2回目以降のプランも確認しておきましょう。
ボトックスの効果は筋肉の緊張を緩めることです。持続期間は3~4か月程度ですが、個人差があります。効果を維持するには定期的にボトックスを注入する必要があります。完全に元に戻る前に注入を繰り返すことで、徐々に筋肉が委縮して小さくなります。筋肉を頻繁に動かすと効果が短くなる可能性もあります。
仕上がりは医師の技術が左右します。注入頻度、量、部位などが適切でないと理想の結果を手に入れられないことや不自然な仕上がりになることがあります。ホームページやSNSなどで医師の経歴や症例を複数確認し、口コミも確認しつつ、実績のある医師、信頼できるクリニックを選びましょう。
イセアクリニックのボトックス注入は、解剖学的知識・技術のある医師が担当し、デザインや注入量、注入ペースを考慮し、安全にきれいに仕上げます。
料金は「部位ごとに注入量無制限の定額制」です。料金には、カウンセリング、治療代、製剤代、針代、アフターケア代などがすべて含まれています。また、1か月以内の注入が無料、2回目以降の料金が安くなるプランもご用意しております。
ボトックス注入に関するよくある質問にお答えします。
答え
ボトックスを下瞼の外側に注入すると目尻が下がり、つり目を解消する効果、白目の範囲を広げて目を大きく見せる効果、きつい印象を柔らかい印象に変える効果が得られます。効果を維持するには定期的な注入が必要です。
答え
ボトックスへのアレルギーをお持ちの人は治療を受けることができません。胎児や乳児への影響は不明な点が多いため、妊娠中や授乳中はボトックス治療を受けられません。治療後3か月間も避妊が必要です。服薬中の人は治療効果に影響が出ることがあるため、事前に医師にお申し出ください。
今回は以下の内容について説明させていただきました。
・ボトックス注入でつり目は治る?
・ボトックス注入によるつり目改善の持続期間
・ボトックス注入の効果的な注入量
・ボトックス注入によるつり目改善は痛い?
・ボトックス注入によるつり目改善症例
・ボトックス注入によるつり目改善のダウンタイム
・ボトックス注入以外でつり目を治す方法は?
・ボトックス注入のつり目改善で失敗しないために
・イセアクリニックのボトックス注入によるつり目改善
ボトックスを下瞼に注入すると、つり目改善効果が得られます。効果のピークは2~4週間後、持続期間は3~4か月。注入量の目安は、目尻を下げるなら約12単位です。
針を刺すときにチクっとした痛みはありますが、麻酔などで軽減できます。ダウンタイムはほとんどありませんが、内出血が1~2週間あらわれることがあります。ボトックス以外でつり目を改善するには「下眼瞼下制術(たれ目形成)」という下瞼を切る手術があります。
ボトックスのつり目改善で失敗しないために、事前カウンセリングで納得いくまで話をきき、継続治療も考えながら実績のあるクリニックを選択して治療を受けましょう。