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  • ほうれい線へのヒアルロン酸注入について医師が解説

    投稿日:
    2022/05/11
    ほうれい線ヒアルロン酸 イセア ヒアルロン酸 注入治療
    大山 希里子医師
    著者
    東京イセアクリニック
    皮膚外科医
    大山 希里子

    Shere

    ほうれい線を改善する治療のひとつが、ヒアルロン酸注入です。治療の概要や注入するヒアルロン酸の種類、おすすめの人・おすすめでない人、メリット・デメリットについて、医師が解説します。

    ほうれい線のヒアルロン酸注入をして、周囲にばれないか、効果はどのくらい持つのか、気になる疑問にお答えし、治療に失敗しないために気をつけること、ヒアルロン酸注入以外のおすすめの整形治療についても紹介します。

    ほうれい線のヒアルロン酸注入とは

    ほうれい線は加齢とともに刻まれ、老けた印象を与えます。ほうれい線ができる原因は加齢による肌の弾力の衰えや、脂肪や水分の減少、骨格の変化や靱帯のたるみといったものが挙げられます。

    ヒアルロン酸はもともと人体に含まれる保水性のあるゼリー状の成分です。ほうれい線の下にヒアルロン酸製剤を注入すると、内側からボリュームアップすることでしわがカモフラージュされ、若々しい印象をもたらします。治療は30分程度、効果は6~12か月持続します。

    ほうれい線に注入するヒアルロン酸の種類

    ヒアルロン酸にはさまざまな種類があります。製剤ごとに粒子の大きさ、硬さ、持続期間などが異なるため、満足のいく仕上がりを手に入れるには、部位ごとに適した種類を選択しましょう。

    ほうれい線に適した代表的な製剤は、ジュビダームビスタやニューラミス。ジュビダームビスタは厚労省の承認を受けていることから安心感があり、粒子が滑らかなため自然な仕上がりが期待されます。ニューラミスは韓国のKFDA(韓国食品薬品安全庁)の承認を受けており、ジュビダームビスタよりも手ごろな価格に人気があります。麻酔入りなので、痛みに弱い人にもおすすめです。

    ほうれい線のヒアルロン酸注入がおすすめの人

    ほうれい線へのヒアルロン酸注入がおすすめの人は、ほうれい線を手軽に薄くしたい人です。ほうれい線を薄くして老け見えを解消したい人で、尚且つメスを入れたくない人、ダウンタイムが取れない人、変化を試したい人などに向いています。

    ほうれい線のヒアルロン酸注入がおすすめでない人

    ほうれい線へのヒアルロン酸注入がおすすめでない人は、ほうれい線を根本から解消して、永久的な効果を得たい人です。ヒアルロン酸は注入後に体内に吸収されてしまうため効果は有限で、ほうれい線の原因である“たるみ”そのものは解決できません。また、ヒアルロン酸アレルギーがある場合は、部位に関係なく治療できません。

    ほうれい線のヒアルロン酸注入のメリット

    ほうれい線にヒアルロン酸注入をするメリットは、「若々しい印象になる」「手軽に解決できる」ことが挙げられます。

    ①若々しい印象になる

    ほうれい線にヒアルロン酸を注入すると、しわが内側から持ち上げられます。ほうれい線の溝が埋まることで、しわがカモフラージュされ、若々しい印象になります。

    ②手軽に解決できる

    ヒアルロン酸注入は他の美容整形に比べ、手軽に悩みを解決することができます。治療は30分程度で済み、ダウンタイム症状が殆どないため、仕事を休む必要はありません。気に入らない場合はダーゼで溶解もできます。

    ほうれい線のヒアルロン酸注入のデメリット

    ほうれい線のヒアルロン酸注入のデメリットは、「定期的に打つ必要があること」、「まれに内出血が起こること」「血管塞栓のリスクがあること」が挙げられます。

    ①定期的に打つ必要がある

    ほうれい線へのヒアルロン酸注入の効果を維持するには、定期的に治療を受けること。注入後すぐに効果を感じられますが、ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されてしまう性質があり、効果は有限です。効果が持続する期間は6~24か月が目安となります。

    ②まれに内出血が起こる

    ほうれい線へのヒアルロン酸注入後、注入部位にまれに内出血が起こることがあります。症状のあらわれかたには個人差があり、数日から2週間程度、目立つ症状は1週間程度です。殆どの場合、ファンデーションやコンシーラーでカバーすると目立たなくなります。

    ③血管塞栓のリスク

    注射の際に誤って血管内にヒアルロン酸を注入してしまった場合、血管を閉塞させ皮膚の壊死や、失明などの重大なトラブルを招く可能性もあります。その場合、即座にヒアルロニターゼ(ヒアルロン酸溶解注射)を注入し対応しますが、未然に防ぐためにも技術、実績のあるクリニックやドクターを選びましょう。

    ほうれい線のヒアルロン酸はばれる?

    ヒアルロン酸注入は外科治療に比べ、ばれにくい治療です。ダウンタイムは殆どなく、症状があらわれてもメイクでカバーできます。ヒアルロン酸を一度にたくさん注入すると表情に不自然さがでたりするので、少量ずつ足していくとよいでしょう。

    ほうれい線のヒアルロン酸はどのくらい持つ?

    ほうれい線へのヒアルロン酸注入の効果が持続する期間には、製剤による違いや個人差があります。おおよその目安はニューラミス ディープリドカインが約6~12か月、ジュビダームビスタ・ボリフトXCが約18か月、ジュビダームビスタ・ボリューマXCが約24か月です。効果が失われる前に再注入をすることで、効果を維持できます。

    ほうれい線のヒアルロン酸注入で失敗しないために気をつけること

    ほうれい線のヒアルロン酸で失敗しないために気をつけることは、クリニック選びです。

    ほうれい線のヒアルロン酸注入は、適した製剤を選び、適量の注入量・注入ペースで治療を継続する必要があります。治療には感染や動脈塞栓などのリスクもあります。適切な治療を、リスクを避けて行うことができるかどうかは医師の技術次第です。

    ホームページ等で症例写真を確認し、ほうれい線へヒアルロン酸注入の実績が多いクリニックを選び、口コミなども参考にして選びましょう

    ほうれい線におすすめのヒアルロン酸注入以外の整形

    ほうれい線におすすめのヒアルロン酸注入以外の整形には、「脂肪注入」があります。患者様ご自身の太ももや腹部などから採取した脂肪から不純物を取り除き、脂肪が減少したほうれい線の溝部分に注入します。

    ヒアルロン酸よりも定着しやすく効果が長持ちしますが、脂肪採取部位に傷やダウンタイムが生じます。

    イセアクリニックのヒアルロン酸注入の特徴

    イセアクリニックのヒアルロン酸注入は、安全な製剤を用い、技術のある医師が担当し、デザインや注入量、注入ペースを考慮し、きれいに仕上げます。仕上がりは症例写真をご確認ください。


    料金体系も明瞭です。カウンセリング、治療代、製剤代、針代、アフターケア代などがすべて含まれています。また、継続治療を考慮した2回目以降の料金が安くなるプランもご用意しております。

    ほうれい線のヒアルロン酸注入に関するよくある質問

    ほうれい線のヒアルロン酸注入に関するよくある質問にお答えします。

    ほうれい線へのヒアルロン酸注入はどのようなものですか?

    答え
    ほうれい線にヒアルロン酸を注入し、皮膚の内側からしわを持ち上げ、しわを目立たなくする治療です。

    ほうれい線にヒアルロン酸を注入したら目立ってしまいました。失敗でしょうか?

    答え
    ほうれい線の凹みに沿って注入することで、ほうれい線は目立たなくなります。もともと適応でなかったか、注入した位置が悪かったか、ヒアルロン酸が周囲に拡散してしまったことが考えられます。詳しくは無料カウンセリングにお越しください。

    まとめ

    今回は以下の内容について説明しました。


    ・ほうれい線のヒアルロン酸注入とは
    ・ほうれい線のヒアルロン酸注入がおすすめの人
    ・ほうれい線のヒアルロン酸注入がおすすめでない人
    ・ほうれい線のヒアルロン酸注入のメリット
    ・ほうれい線のヒアルロン酸注入のデメリット
    ・ほうれい線のヒアルロン酸はばれる?
    ・ほうれい線のヒアルロン酸はどのくらい持つ?
    ・ほうれい線のヒアルロン酸注入で失敗しないために気をつけること
    ・ほうれい線におすすめのヒアルロン酸注入以外の整形
    ・イセアクリニックのヒアルロン酸注入の特徴


    ほうれい線のヒアルロン酸注入とは、ほうれい線にヒアルロン酸を注入し、ボリュームアップしてカモフラージュすること。メスを入れずに手軽にほうれい線を解消したい人におすすめです。半永久的な効果を得たい人、ダウンタイムが取れない人にはおすすめしません。

    若々しい印象が手軽に得られるメリットがありますが、定期的に打つ必要があり、稀に内出血があらわれる等のデメリットも。少量ずつ注入すれば、ばれにくい治療です。持続期間は製剤による違いや個人差があり、約6~24か月です。

    失敗しないためには、実績のあるクリニックを選びましょう。ほうれい線治療には他に“脂肪注入”もあります。

    注入治療専用サイトはこちら
    ヒアルロン酸注入についてはこちら
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    症例写真はこちら

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