2017年2月1日
脱毛を行う間隔について皆様ご存知ですか?
できるだけ早く終わらせたいから間隔を空けずに通いたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
サロンやクリニックによって有効期限が1~∞年とバラつきがありますよね。
これはきちんと通えるように設定しているだけでなく、脱毛を効果的に行うためでもあるのです。
そこで今回は脱毛を効果的にするための間隔についてご説明致します。
脱毛を検討している方は是非参考にしてみてください。
脱毛を行うと「次回の予約は2か月後にお願いします」と言われたりします。月額プランなどで通っているお客様からすると、「毎月お金を払っているのに毎月脱毛できないの?!」と思うかもしれませんが、これはただ予約を遅らせているのではなく、効果的に脱毛を行うための理由があるのです。
その理由とは、ずばり【毛周期】が関係しています。
毛は『成長初期→成長期→成長後期→退行期→休止期』と常に生え変わっています。意図的に抜かなくても放っておいて休止期に入ると抜けるのです。脱毛器はメラニンに作用するタイプのものが主流のため、この休止期の状態で照射しても、反応する毛(メラニン)がなければ意味がないのです。
1度照射してしばらくは毛が生えてこないため毎月同じ部位を脱毛する、ということか効果の面から不可能なのですね。
イセアでは、この毛周期の関係上、部位や体質で個人差があるものの照射間隔は顔が4~6週間隔、身体が8~10週間隔になります。回数を重ねると毛周期が延びる(発毛速度が速くなる)ため次回までの照射間隔が長くなります。つまり、毛が生えそろうまでは照射しない、という事です。
もちろん毛が生えそろっていない(毛がまばらに生えている)状態でも照射は出来るのですが大事な効果がなくなってしまうのです。回数無制限コースであれば問題ないかもしれませんが大体は回数での契約ですよね?その場合は1回分無駄になってしまうのでサロンやクリニックが勧める照射間隔に従った方が良いと思います。
毛周期の関係がない脱毛としては蓄熱式ダイオードレーザーを使った脱毛方法があげられます。通常の脱毛器は毛乳頭(毛を生成する細胞)に働きかけて破壊し、脱毛を行うのですがこの蓄熱式ダイオードレーザーは毛乳頭ではなく【バルジ領域】に働きかけます。
毛周期後期の毛においてもバルジは存在しているため、蓄熱式脱毛では打ち漏れの可能性が低減されています。
バルジ領域とは、脱毛症治療の研究の一環として発見された幹細胞(細胞を作る働きをする)の一種で、毛の生成に重要な細胞を作り出す働きをする領域のことです。
バルジ領域から作り出される発毛因子が毛母細胞となり、毛乳頭からの栄養を受け取ることで毛が生成されています。
蓄熱式ダイオードレーザーはこのバルジ領域を破壊することによって発毛されなくなる仕組みです。
今回は脱毛の間隔について説明させて頂きました。脱毛を行うのに間隔を開けなければならないのは『毛周期』が関係しているからなのですね。イセアでは最低でも顔4~6週間、身体8~10週間の間隔をおすすめしております。
しかし、「そんなに待っていられない!」という緊急性のある方は『バルジ領域』に働きかける蓄熱式ダイオードレーザーやHAYABUSAなどの脱毛器を採用している医療脱毛を利用することをおすすめ致します。