2019年9月17日
たびたび目にする「全身脱毛」。
見えるところは気になるけれど、見えないところまで脱毛するべきか悩みどころですよね。
全身脱毛と部分脱毛、それぞれのメリット・デメリットを知り、
どちらが自分に合っているのかを考える材料にしてください。
全身脱毛には、「全身(顔とvioは含まない)」「全身+顔+vio」
「全身+顔」「全身+vio」などがあります。全身脱毛のメリット・デメリットを紹介します。
○自己処理が不要になる
全身脱毛を完了すれば、当然ではありますが自己処理が不要になります。
背中やうなじ、vioなど、処理しにくい部位を扱うストレスから解放されます。
急に薄着になることがあっても、慌てる必要がありません。
自己処理が不要になることで、カミソリや除毛剤による
肌トラブルを避けることができるため、ニキビ予防やワキなどの黒ずみから開放されて
美肌効果を期待できることができます。
○部分脱毛より割安
1部位ごとの契約に比べて、全身脱毛プランは割安です。
1~2箇所の処理であれば部分脱毛のほうが安く済みますが、
処理した部位とつながる別の部位や全体的なボリュームを考えて、結果的に全身を脱毛した方が、
バランスが良い場合もあります。
施術部位ごとに追加料金を支払うと、総額が高くなる可能性があります。
○バラバラに脱毛するより短期間で完了する
医療での全身脱毛であれば5回、数か月ごとに通って約1年で完了します。
5回という回数には根拠があります。
毛には毛周期と呼ばれる生え変わりサイクルがあり、
約2ヶ月ごとに「成長期・退行期・休止期」を繰り返しています。
脱毛の対象となるのはわずか20~30%の成長期の毛のみ。
1回20%×2ヶ月毎に5回=1年で100%、脱毛完了です。(※個人差はございます。)
1部位だけでも5回、同時に他の部位を処理しても5回です。
もしも、1部位を終えてから他の部位の脱毛をはじめると10回通うことになり、約2年かかってしまいます。
そのため、全身脱毛を行ってしまうほうが短期間で脱毛が完了します。
○1回の施術時間が長い
脱毛箇所が1部位であれば、施術前後の時間を含めて30分程度から処理できますが、
全身の場合90分から120分は覚悟しておく必要があります。
半身ずつ日を改めて行う場合は、1回あたりの時間は抑えられますが、
通う回数が倍になります。脱毛のために半日あるいは1日予定を空ける必要があります。
部分脱毛は、希望の部位のみを選択して行う脱毛のことです。
人目に付くワキだけ、大胆な水着を着たくなったからvioだけ、といったように、
必要に応じて施術を受けたいと考える人もいるでしょう。部分脱毛のメリット・デメリットを紹介します。
○費用が安い
脱毛施術部位が少なければ、費用は安く済みます。
全身脱毛に比べれば、一部位あたりの単価は高くなりますが、合計額は抑えることができます。
○1回の施術時間が短時間で済む
全身脱毛だと1回あたりの施術に最低60~90分かかります。
脇だけ、腕だけ、など1~2部位だけならば、施術時間は5~10分程度で終わることも。
施術前後にかかる時間を考えても、30分から1時間で済ますことができます。
○処理済み部位と未処理部位の差が不自然
背中とうなじ、腕、おしりなど、つながっている部位同士の場合、
処理済み部位と未処理部位の差が目立ってしまうことも。
腕や脚を綺麗にすれば、今後は指毛が気になるかもしれません。
体はツルツルなのに、顔の産毛がびっしり生えているのも妙なものです。
ワキやvioなど、部分的に毛が生えている部位であれば、未処理部位との境目は目立ちにくいでしょう。
全身脱毛・部分脱毛、それぞれにメリット・デメリットがありますが、
自分にはいったいどちらが合っているのか、判断材料となるポイントを挙げてみましょう。
○毛深い
全体的に毛深い人は、ひとつの部位を処理すると、未処理部位の毛の濃さが目立ってしまいます。
特に、太ももと膝下、背中とうなじ、背中と臀部がくっきりと分かれていると、
違和感があるでしょう。
毛深い人は、悪目立ちを避けるためにも、全身を処理しておくと安心です。
○肌を露出するファッションを楽しみたい
水着やミニスカート、ドレスなどの背中の開いた服を着るならば、ムダ毛処理は必須です。
露出範囲が広い分、脱毛範囲も広くとるとよいでしょう。
○自己処理から解放されたい
広範囲に自己処理が必要な状態であれば、全身脱毛がおすすめです。
特に、手の届かない背面や、処理しづらいvioは、
まとめてプロに任せてしまえば、安全でストレスもありません。
○金銭的・時間的に手軽に脱毛したい
多忙で1回に多くの時間をさけることができない場合など、
隙間時間をぬって脱毛に通おうと考えている人もいるでしょう。
部分脱毛であれば、1回の滞在時間は30分程度から。忙しい人でも無理なく通うことができます。
○体毛が薄く、脱毛したい部分が限られている。
敢えて全身脱毛をする必要のない人もいます。
全体に体毛が薄く、ワキだけ、ワキとvioだけ、など
脱毛部位が1~2箇所に限られることが明白であれば、部分脱毛で十分でしょう。
広範囲に脱毛をする可能性があるのならば、部分脱毛を繰り返すより、
はじめから全身脱毛を選択した方がお得ではあります。
時間や金銭的に踏み切れない場合、あるいは全身脱毛・部分脱毛のどちらともつかない場合は、
3部位あるいは5部位など、自分で「部位を選べる脱毛」を選択する方法もあります。
選べる部位は、脱毛機関によって範囲が異なります。
「全身までは踏み切れないけれど部分脱毛だけでは少なすぎる」「全身脱毛を視野にいれているが金銭的に難しい」のであれば、「選べる部位脱毛」からはじめるのも選択肢としてあげるのをおすすめします。
全身脱毛、部分脱毛、あるいは選べる部位脱毛など、
メリット・デメリットを踏まえ、自分にとって最適な方法を選びましょう。