2019年9月6日
VIO脱毛を完了すれば、清潔で、水着などおしゃれも楽しめます。
とはいえ、VIOは脱毛部位の中でも特に痛いところと言われています。
では、具体的にどのような痛みのでしょうか。痛みを抑える対策などもあわせて紹介します。
VIOに限らず、脱毛には多少の痛みが生じます。
痛みが生じる理由は、脱毛で用いられるレーザーが発毛部位や発毛指令部位の細胞を破壊するためです。
レーザーの熱が黒い毛に吸収され熱を持つと、周囲に伝わり、痛みが発生します。
エステ脱毛も、医療脱毛に比べ出力は弱いものの、細胞にダメージを与えます。
エステ脱毛より出力が大きい医療のほうが、痛みは強いと考えられます。
脱毛の痛みは「ゴムではじいたような」「骨に響く」「ヒリヒリとした」感覚、
と表現されますが、痛みの程度は部位により強弱があります。
VIO脱毛の痛みの程度は5段階でVライン・Iラインが5、Oラインは3くらいで、
かなり痛いと言われています。
VIO脱毛が痛みを感じやすい理由としては、VIOラインは「皮膚が薄い」ため刺激に敏感であること、
「毛が密集している」ためや「毛が太い」ために、脱毛機の照射による熱エネルギーが伝わりやすく、
神経を刺激することが挙げられます。
かなり痛いVIO脱毛ですが、痛みを緩和する方法はあります。
痛みの緩和策には、日頃の保湿や紫外線対策、脱毛施術時は、生理前を避ける、
冷却する、出力を下げる、等があります。
日頃の緩和対策、当日の緩和対策について、ひとつひとつ見ていきましょう。
○保湿
肌トラブルの主な原因は乾燥です。乾燥した肌はダメージに弱く、
痛みや肌トラブルを起こしやすい状態です。
日頃から、入浴後に化粧水や乳液を用いて保湿しておくと良いでしょう。
○紫外線対策
脱毛機から照射されるレーザーは黒い色素に反応します。
日焼け後の肌は、レーザーが反応してしまうため、ヤケドのリスクがあります。
そのため、医師が診断し、照射が困難と判断された場合は、
肌が落ち着くまで照射期間をあけなければいけないこともあります。
○生理前・生理日を避ける
原則として、生理中はvioの施術ができません。
また、生理前1週間から生理中はホルモンバランスが崩れやすいため、
身体も肌も敏感になっています。そのため、いつもより痛みを感じやすい状態です。
自身の身体のサイクルを考えて脱毛計画を立てましょう。
○冷却する
冷却することにより、脱毛機から出る熱エネルギーによる皮膚刺激を緩和できます。
脱毛機によっては、照射時に冷却ガスを噴射するものや、照射口に冷却機能が付いているものもあります。
○出力を下げる
照射レベルが高いほど、痛みを強く感じます。
レベルが高ければ良いわけではなく、痛みの感じ方や適切な照射レベルには個人差があります。
痛みを感じたら我慢せずに、直ちにスタッフに伝えましょう。無理のない範囲で継続することが大切です。
医療脱毛はエステ脱毛に比べると、出力が大きいため痛みも強いかもしれませんが、
施術回数が少なくて済み、施術時は麻酔が使えます。
医療レーザー脱毛で使用される主な麻酔を紹介します。
笑気麻酔に使用される成分は、亜酸化窒素です。
鼻から吸入することで痛みや恐怖心を緩和する作用が働きます。
専用のマスクで吸い込むと5分ほどでお酒に酔ったような心地よい気分になり、痛みの感覚も麻痺してきます。
麻酔クリームは「表面麻酔」とも呼ばれます。
笑気麻酔よりも痛みを緩和する作用が強いため、痛みに弱い人におすすめです。
麻酔クリームは痛み緩和の作用を発揮するまでに30分程度かかることから、
施術30分前に塗布する必要があります。
麻酔クリームや笑気麻酔が使えるのは医療機関に限られます。
麻酔代についてはオプション扱いのクリニックが多く、無料のところもあれば有料のところもあります。
VIO脱毛を完了すれば、むれやかゆみ、かぶれの苦痛から解放され清潔を保つことができます。
また、自己処理しにくい部分だけに、
自己処理の煩わしさや、乾燥や色素沈着などの肌トラブルのリスクから解放されます。
処理範囲を広げるほど、さまざまなおしゃれも楽しめます。
VIO脱毛はかなり強い痛みを生じますが、痛みを軽減する対策はあります。
この記事を読んで、少しでもVIO脱毛の痛みについて理解を深めていただけたら幸いです。