2017年2月1日
皆様、脱毛をするときに日焼けはNGとご存知ですか?
過度に日焼けしてしまっていると脱毛をお断りされることもあるのです…
なぜ脱毛と日焼けは相性が悪いのでしょうか?
実は脱毛前に日焼けしてしまうと、痛みを感じやすくなってしまうのです。
また、光やレーザーはメラニン色素に反応して脱毛効果を得ています。日焼けした肌はメラニン色素を多く含むため、肌全体に光やレーザーが反応しヤケドをしてしまうリスクが高まります。
そこで今回は、日焼けした状態で脱毛をするとどうなってしまうのかを今回は説明させて頂きたいと思います。
脱毛を検討している方、現在行っている方は是非参考にしてみて下さい。
光脱毛とレーザー脱毛を考えている方は日焼けに気を付けてください。
これは光脱毛とレーザー脱毛の仕組みが関係しています。光脱毛もレーザー脱毛も『メラニン色素』に反応します。
肌が白い状態で照射する場合は毛根に働いて脱毛してくれるのですが、日焼けしてしまっていると肌全体に光、レーザーが反応してしまうのです。
同様にホクロやシミも程度によっては避けて照射しなくてはならない場合があるのでカウセンリングの段階で相談する事をおすすめ致します。
上記にある通り日焼けしたお肌に光やレーザーをあてると毛根だけでなくお肌にも作用してしまうので当然ヤケドのリスクが高まります。
このリスクを避けるために照射出力を下げて脱毛すると脱毛効果自体も下がってしまいます。
光脱毛やレーザー脱毛を行う際に通常は毛根に作用するはずのものがお肌にまで作用するので当然痛みも感じやすくなります。
また日焼けした肌は乾燥しているので更に痛みが感じやすくなるのです。
上記の理由から脱毛中は日焼け対策が重要です。紫外線は意外にも5~6月が強くなっています。
肌を見せる機会が増える夏前から脱毛を始める方も多いですが、おすすめは秋冬シーズンです。
もちろん秋冬もしっかりとした日焼け対策はお忘れなく。
気を付けていても楽しくてついつい日焼け対策を忘れてしまっていた…という事もありますよね。
その場合は直近の脱毛予定はキャンセルすることをおすすめします
。照射してもらえる程度の日焼けだったとしても出力を弱めて照射するので脱毛効果が期待できないからです。
脱毛直後の日焼けもNGです。脱毛後のお肌は軽いヤケド状態になっています。
一時的にお肌のバリア機能が低下して乾燥しやすい状態になっています。この状態で日焼けしてしまうと乾燥が悪化するだけでなくシミやそばかすが出来やすくなってしまいます。
脱毛直後は刺激の少ないクレンジングなしで落ちるような軽めの日焼け止めを塗って日焼け対策をすることをおすすめ致します。
日焼けした肌でもOKな脱毛方法は『電気針(ニードル)脱毛』です。
電気針脱毛は毛穴に針を刺し、直接毛根に電流を流して毛根を破壊するので肌の色は関係ありません。同様にホクロ、シミ、タトゥー、乳輪や白髪、眉下にも使用できます。
しかし電気針脱毛はレーザー脱毛に比べて痛みを感じやすく、時間が掛かります。
お値段もレーザー脱毛より高くなることがほとんどなので全身脱毛には向いていません。
脱毛前に日焼けしてしまうと、ヤケドのリスクが高まったり痛みを感じやすくなったりするだけでなく、場合によっては脱毛をお断りされてしまう場合もあります。脱毛を考えている方は念入りに日焼け対策をしてくださいね。
また脱毛後の日焼けもお肌のことを考えるとよろしくありません。
脱毛が完了するまでは白雪肌を目指してスキンケアを行ってください。