シリコンバッグが入っていても、授乳や母乳に影響はありません。
授乳中の方は施術できかねます。

切開する箇所は、①脇(腋窩)　②乳輪　③乳房下溝線　の３パターンあります。

①脇(腋窩)は、日本で一番多くされている方法で、脇を上げたときに見えるシワ線に沿って切開をします。
胸を直接切ることがないことがメリットですが、水着やキャミソールを着たとき、温泉などで脇を上げた時に傷跡が目立つことがあります。また、大量出血のリスクもあります。

②乳輪は、乳輪が大きい方や授乳後の方がおすすめの挿入箇所です。乳輪に沿って切開をする方法ですが、メリットは元々皮膚と乳輪の色素の境界がはっきりしていない箇所のため、傷が綺麗に治ればぼやけているので目立たないことがあります。ただし、デメリットは正面で見た時に他の挿入箇所と比べると傷が目立ちやすい傾向にあります。

③乳房下溝線は、欧米などではポピュラーな挿入箇所で日本でも最近は人気のある箇所です。乳房下溝線はお胸の下を切開します。豊胸でシリコンバッグを入れることで厚みや重みが出ると胸で傷が隠れる、下着で隠れるのがメリットです。デメリットは5mm~1cmほど乳房下溝線からずれてしまった時に3cmほど傷が目立つことがあります。