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「豊胸に用いられるシリコンバッグがブラックライト(紫外線を放射する光・UVライト)で光る」という噂がありますが、それは誤りで、光ることはありません。ブラックライトは「蛍光剤」に対し青白く発光する性質があります。
ただし、豊胸用シリコンが光る状況はあります。それは、懐中電灯レベルの「強いLEDの光」を「暗いところ」で「至近距離」から「光が漏れないように」シリコンバッグや生理用食塩水バッグに押し当てた場合です。
LEDは特定の方向に直線的に集中して光が出る性質はあるものの、強い光でないと光りません。日常的に使用しているLEDでは不十分です。また、シリコンバッグが小さく脂肪が厚い場合や、大胸筋下法の場合は、脂肪や大胸筋などの組織の厚みが光を遮るため、光りません。同様に、ヒアルロン酸注入や脂肪注入でも光ることはないので、ご安心ください。
豊胸のシリコンが光る理由は、光がバッグの中で反射するためと考えられます。天然のバストは、脂肪により光が遮られるため光りませんが、シリコンバッグや生理用食塩水バッグは、中が透明なため、光を遮るものがありません。
また、「痩せ型で脂肪が少ない」という理由でシリコンバッグ豊胸を選ぶ人もいます。さらに、シリコンバッグ豊胸をすると、バストが大きくなったぶん皮膚が引きのばされて薄くなります。元の脂肪が少ない人が大幅にサイズアップをすると、皮膚が薄くなり、バッグが皮膚表面近くに位置することになり、光が当たりやすくなるでしょう。
なお、シリコンバッグ豊胸は大胸筋下や大胸筋膜下、乳腺下などに挿入する方法があり、表面に近い層に挿入する乳腺下法だと、光が当たりやすくなります。
シリコンバッグ豊胸は、光る以外でも「バストの冷たさ」「谷間の形」「仰向けで寝た時」「脇やアンダーバストの傷跡」などによって、バレることがあります。
シリコンバッグ豊胸をしたバストに触れると、不自然な冷たさを感じることがあります。
本来のバストには、体の温もりがあります。しかし、シリコンは人工物のため血流がなく、温まりません。特に皮膚表面に近いところにバッグが挿入された場合、外気温の影響を受けて冷たくなることがあります。
体は温かいのにバストだけ冷たいと、違和感から豊胸がバレてしまうかもしれません。
自然なバストの谷間はI字になることが多いものの、シリコンバッグ豊胸で寄せた谷間はY字になることで不自然さが残り、豊胸がバレる可能性があります。特に、痩せ型の人・乳腺組織が薄い人は、バッグ挿入部位だけが盛り上がることで、谷間がY字になりやすいでしょう。
バッグの挿入位置や組織の剥離範囲によっても谷間の形は変わるため、カウンセリングの段階で慎重に術式やデザインを選ぶ必要があります。
なお、ヒアルロン酸豊胸や脂肪豊胸であれば、デコルテや谷間に近い位置に製剤や脂肪を自由に注入することができるため、Y字になりにくいでしょう。
シリコンバッグ豊胸は仰向けになったときにバレる可能性があります。
自然なバストは仰向けになると重力に従って横に流れますが、シリコンバッグのバストは種類や元の体型によっては横に流れず、バッグの形を保ったまま不自然な印象になってしまうことがあります。
もともと脂肪がある人は脂肪が横に流れるため違和感は少ないでしょう。一方、痩せ型の人が大きいバッグを入れた場合や、バッグの挿入スペースをしっかりとらなかった場合は、バッグの動きが悪くなり不自然に見えてしまいます。
シリコンバッグ豊胸がバレる原因のひとつに「傷跡」があります。
シリコンバッグ豊胸は脇の下やバストの下を3-4㎝程度切開してバッグを挿入します。傷跡は時間とともに薄く目立たなくなるものの、完全には消えず薄く残ります。
豊胸でシリコンを光らせないためには、シリコンが光る条件を外していけばよいでしょう。
たとえば、バッグを皮膚表面に近い浅い層に挿入する乳腺下法ではなく、皮膚から遠い深い層に挿入する大胸筋下法を選択することもできます。大胸筋は厚い筋肉のため光を通さないだけでなく、シリコンバックの感触がわかりにくくバレにくいというメリットも得られます。
あるいは、そもそも光る心配のない豊胸術を受けるのもよいでしょう。ヒアルロン酸豊胸なら、谷間の形や仰向けで寝たとき、傷跡によりバレるリスクもありません。
豊胸手術を受けるうえで注意すべき点として、「無理のない範囲でバストアップすること」「カウンセリングをしっかり受けること」「実績の豊富な医師を選ぶこと」が挙げられます。
豊胸手術を受けるときは、無理のない範囲でバストアップしましょう。
シリコンバッグ豊胸は2サイズ以上のサイズアップが可能です。ただし、大きくするほど皮膚が伸びて硬く張るリスクが上がり、万が一LEDライトを押しつければ光るリスクも伴います。元の脂肪が少なければ、バッグだけが浮き上がり、谷間も不自然になりがちです。
体型などを考慮した適度な大きさにしましょう。
理想のバストには個人差があり、手術が成功しても理想と異なれば失敗したと感じてしまうことがあります。また、大きさだけでなく「バレたくない」という気持ちが強ければ、バレにくい術式を選択した方がよいでしょう。
カウンセリング時にしっかりと理想の擦り合わせを行い、ポジティブなことだけでなくネガティブなこともチェックしておきましょう。適応の診断・痛み・施術内容・料金・リスク・注意事項の他、症例の確認、疑問や不安の解消を行い、納得してから治療に臨みましょう。
クリニックや医師により、推奨する術式は異なります。また、同じ治療でも、医師の技術により仕上がりは異なります。豊胸術を受ける際は、あらかじめ公式サイトやSNSの症例、口コミなどをチェックし、希望する術式の実績が豊富な医師を選ぶとよいでしょう。
たとえば、シリコンバッグを挿入する部位の剥離が不足していると、バッグが圧迫され被膜拘縮の原因となり、最悪の場合はバッグの抜去や入替が必要になります。また、技術不足により術後の炎症が強くあらわれたり、感染症を招いたりといったリスクが上がります。
イセアクリニックの豊胸術では、シリコンバッグとヒアルロン酸を取り扱っており、バストのお悩みに合わせたデザインを提案します。
シリコンバッグ豊胸の場合は、全身麻酔で行うため、問診のほか術前検査を実施し、執刀医・麻酔科医の2名体制で安全に配慮して行います。術後のアフターケア専用ダイヤルは24時間対応、術後の再診は何度でも無料です。
まずはお気軽に、無料カウンセリングにてご相談ください。
答え
豊胸のシリコンはブラックライトや日常づかいのLEDで光ることはなく、「強いLEDの光」を「暗いところ」で「至近距離」から「光が漏れないように」シリコンバッグや生理用食塩水バッグに押し当てるという特殊な条件が揃った場合のみ、光る可能性があります。
答え
豊胸用のシリコンバッグや生理用食塩水バッグは中が透明なため、皮膚や脂肪が薄く、バッグ挿入位置が浅いと、光を遮るものがなく反射して光ると考えられます。
答え
豊胸のシリコンは光る以外でも「バストの冷たさ」「谷間の形」「仰向けで寝た時」「脇やアンダーバストの傷跡」などによってバレることがあります。
今回は以下の内容について、ご説明いたしました。
・豊胸のシリコンは光る?
・豊胸のシリコンが光る理由は?
・豊胸のシリコンは光る以外でもバレる?
・豊胸でシリコンを光らせない方法は?
・豊胸手術の注意点
・イセアクリニックの豊胸術
豊胸のシリコンはブラックライトや通常のLEDでは光りません。皮膚や脂肪が薄く浅い層に挿入されたバッグに強くLEDライトを押し当てると、シリコン内で光が反射し光る可能性はありますが、きわめて稀な状況です。
光る以外に、仰向けで寝たとき、谷間の形、バストの冷たさ、傷跡などによってもバレることがあります。豊胸手術を受けるときは、メリットだけでなくバレやすさなどのデメリットも考慮して、術式やデザインを選択しましょう。