メンズアートメイクの失敗には、デザインや色など仕上がりに関する失敗や肌トラブルなどがあります。それぞれについて解説します。
メンズアートメイクの失敗のひとつが、左右非対称な仕上がりになること。
顔の骨格は元々左右対称ではないため、完全に左右対称にすることは難しいですが、アートメイクでバランスを整えることは可能です。
もともとの眉や唇の形が左右非対称な人もいれば、眉や口角の片方だけ吊り上がる癖を持つ人もいます。
施術者には、こうした癖や表情に伴う変化も考慮したデザイン力、デザインに沿って仕上げる力が求められます。
メンズアートメイクは、色が濃すぎて不自然な仕上がりになってしまうことがあります。
メンズアートメイク施術後数日は、色が濃い状態が普通です。
しかし、1週間から10日程度するとかさぶたが剝がれて薄くなります。
完成後1~1.5ヵ月程度すると、さらに馴染んで感じるでしょう。
メンズアートメイクは、仕上がりが太くなりすぎるという失敗もあります。
眉を太く凛々しくすると目力を強調することができますが、太眉は全員に似合うわけではありません。ひとりひとりのご希望も加味しながら、骨格に合わせ、目頭・目尻・小鼻などの位置をもとに眉頭・眉山・眉尻の位置、長さ・太さを決定する必要があります。
人気のデザインであっても、自分に似合うとは限りません。アートメイクで描いたパーツはきれいに整っていても、その部分だけ違和感が生じ、他の部位と調和しなくなってしまう可能性もあります。
施術者に希望を伝えつつ、下書きやシミュレーションを参考に、顔全体のバランスを加味したデザインを選びましょう。
色素の定着には個人差がありますが、アートメイク後に時間が経つにつれ、変色や色ムラがあらわれることがあります。スキントーンや肌質改善、技法や使用する色素の成分によっても、変色を招きます。
アートメイク施術後、すぐに全て色が消えてしまい施術前の状態に戻ってしまうのは失敗です。
アートメイクの色の定着には個人差がありますが、基本的に完成後1~3年程度持続します。それまでは、ターンオーバーに伴い、徐々に薄くなるだけです。
ただし、1回目の仕上がりで色が部分的に消えるのは通常の経過です。
2回目で色を足すなど微調整するものです。
メンズアートメイク後、腫れや痛みが増強したり数日で治まらなかったりした場合は、感染の可能性があります。
通常の経過では、痛みや腫れは時間が経つごとに落ち着きます。
感染していると、痛みや腫れは徐々に増強します。アートメイクは針で色素を注入しているため、傷口から感染を起こすリスクが稀にあります。
医療機関は衛生管理が徹底されているものの、術後の不衛生や保湿不足も感染につながります。
アートメイクは針で色素を入れているため傷ができますが、傷が浅いため、傷跡はほとんど残りません。
傷跡が残るのは深く傷つけてしまった場合などで、これは失敗です。
光の加減で白く映る程度ですが、時間が経過し色素が抜けると気づくでしょう。
メンズアートメイクの失敗を判断するタイミングは、形・太さ・デザインは直後から、感染ならば数日後から、色味であれば1週間~10日程度してかさぶたがとれた頃や完成から1か月程度経過した頃です。
デザインは時間が経っても大きく変わりません。
感染した場合は、数日後から痛みや腫れが増強します。
施術直後は色が濃すぎるように見え、かさぶたのような薄皮が膜のように被さるうちは色ムラがあるように見えます。
薄皮が全て取れる頃にはダウンタイム症状も色も落ち着きます。
1回目のアートメイクは色素が流れやすいため、2回以上で微調整し完成します。
完成後1か月した状態でチェックしましょう。
メンズアートメイクの色が薄かったりデザインが小さかったりという失敗は、描き足すことで解消できます。
反対に、濃すぎた色を薄くしたり、太すぎたデザインを小さくしたりするには「レーザー除去」「除去液注入」など医療的処置を受ける必要があります。
いずれも、完全に除去するのは困難で、腫れや赤みが発生したり傷跡が残ったりするリスクがあります。
メンズアートメイクで失敗しないためには、事前調査とアフターケアも大切です。
メンズアートメイクの失敗を避けるには、サロン等ではなく必ず医療機関で施術を受けましょう。
アートメイクは医療行為です。厚労省は以前より「アートメイクの健康被害の95%が医療機関以外であった」という実態を受けて「アートメイクは医療行為に該当する」ことを発信していましたが、令和5年7月に各都道府県にあらためて通知しています。
また、海外で施術を受けた場合「言葉の壁によりニュアンスがうまく伝わらない」「国によりデザインの傾向が異なる(日本人には違和感がある)」修正やトラブルの際にすぐに診察してもらえない」などの問題があります。
メンズアートメイクを受ける際は、なりたいイメージをもとにプロに相談しながら自分に合ったデザイン・色を慎重に選びましょう。
ご自身のもとの骨格・パーツを生かしつつ、肌に馴染む色で自然に仕上げるのがおすすめです。ご自身のお顔と極端に異なる色やデザインは、全体のバランスが崩れたり違和感を生じたりしやすいことから「失敗した」「修正したい」と感じる可能性があります。
アートメイクで失敗しないためには、技術力があり症例実績の多いクリニックを選びましょう。
まず、ホームページやSNSに掲載されている症例をチェックします。理想のデザイン、仕上がり、ご自身と似た症例などを見るとよいでしょう。複数サイトで口コミもチェックし、女性だけでなくメンズアートメイクの実績が多いクリニックを選びます。
イセアクリニックでは、眉毛・アイライン・リップ(唇)・ヘアライン・ホクロのアートメイクを扱っています。
医療機関として、医療機器や施術環境の衛生管理を行っています。料金は部位や技法により1回あたり約10,000~100,000円で、2回目は1年以内であれば初回よりもお安く設定しています。
無料カウンセリングで時間をかけてデザインのすり合わせを行います。メンズアートメイクの症例もございます。症例写真で仕上がりをご確認ください。
無料カウンセリングで時間をかけてデザインのすり合わせを行います。メンズアートメイクの症例もございます。症例写真で仕上がりをご確認ください。
症例:ナチュラルブロウ
▼2回コース
通常料金 ¥136,620 (税込)
平日 ¥110,400 (税込)
▼単発
通常料金 1回目 ¥75,000 (税込)
2回目以降 ¥69,300 (税込)
平日 1回目 ¥71,500 (税込)
2回目以降 ¥63,000 (税込)
答え
メンズアートメイクには、仕上がりの太さ・デザイン・色の濃淡や変色・左右差などの失敗、傷や感染といった肌トラブルなどの失敗のリスクがあります。
答え
メンズアートメイクで失敗したら、薄い色を濃くする場合や大きく描きたい場合は「描き足し」、色を薄くしたり小さくしたりするには「レーザー除去」「除去液注入」などの施術があります。修正は経済的にも身体的にも負担となります。
答え
メンズアートメイクで失敗したら、除去術を受けたとしても入れた色素が完全に抜けず、元の色や傷跡が残ることがあります。
今回は以下の内容について説明させていただきました。
・メンズアートメイクの失敗例
・メンズアートメイクの失敗の判断方法
・メンズアートメイクで失敗した時の修正方法
・メンズアートメイクの失敗の回避策
・メンズアートメイクで失敗を避けるならイセアクリニック
メンズアートメイクには、色や形・デザインが思い通りに仕上がらなかったり、肌トラブルを起こしたりといった失敗例があります。特に、色は時間とともに変化するため失敗したと思いがちですが、判断するタイミングは完成後約1~1.5ヵ月経った頃が目安です。
色や形は薄すぎたり小さすぎたりすれば足せば済みますが、濃すぎたり大きすぎると除去する施術が必要です。ダメージやリスクを伴うため、施術前の情報収集やイメージのすり合わせ、アフターケアに取り組みましょう。