唇(リップ)アートメイクの失敗には、色・形・デザインの失敗、肌トラブルなどがあります。それぞれについて説明します。
唇(リップ)アートメイクでは、希望した唇のデザインと違う仕上がりになってしまう・左右差があるといった失敗があります。
そもそもリップアートメイクは唇の形を整えるものではなく、唇の色の改善を目的としています。
可能な範囲で左右差を整えていきますが、完全に左右差を整えるのは難しいことです。
唇の左右差を合わせるために唇の組織ではないところに入れてしまうと、唇の色との差が出てしまうためできません。こう言ったことを踏まえて、患者様としっかり相談していくことが一番大切です。
唇(リップ)アートメイクをした結果、色が薄すぎる或いは濃すぎる仕上がりになってしまう失敗の可能性があります。
色の定着には個人差がありますが、色が薄すぎると効果を感じられず、濃すぎると違和感を生じます。色が濃すぎる場合、薄くすることはできません。通常、施術直後数日は濃い状態ですが、3日~1週間程度すると薄くなります。
唇(リップ)アートメイク後は、変色や色ムラなどの失敗が起こる場合があります。
色素の定着には体質やインクの質による個人差がありますが、唇(リップ)アートメイク後は時間が経つにつれ、変色したり、色ムラがあらわれたりすることがあります。
また、アフターケア不足により変色を招くことも。術後は食事やメイクの制限など生活上の注意を守り、紫外線対策や保湿を徹底しましょう。
唇(リップ)アートメイクの施術後、すぐに色が薄くなってしまうという失敗もあります。
ただし、1回目の施術後に色が薄くなってしまうのは、失敗ではありません。1回目の施術後の色素の定着は、通常3~5割程度です。基本的にアートメイクは2回以上の施術を経て完成し、1~2年程度持続します。
唇(リップ)アートメイクと周囲の皮膚の間に差があり過ぎて違和感が生じる失敗もあります。
ご自身の唇よりも分厚くみせる“オーバーリップ”にデザインした場合、唇とオーバーして描いた周辺の皮膚は、元の色や皮膚の厚みなどが異なるため、色素の入り方や見え方・ターンオーバーの違いが生じます。
“アートメイクのみ”や“メイクのみ”でオーバーリップに描いても、唇と周辺の皮膚のギャップを埋めるには限界があります。どうしてもオーバーリップにしたい場合、唇アートメイクの上からメイクを施すことで違和感が緩和されるでしょう。
唇(リップ)アートメイク後、腫れや痛みが数日で治まらなかったり化膿したりといった場合は、感染の可能性があります。
唇(リップ)アートメイクは針で色素を注入しているため、傷口から感染を起こす可能性もあります。施術環境が清潔に保たれていても、術後のアフターケア不足によっても感染を招きやすくなります。
何か異変に気づいた時点ですぐにクリニックにご相談ください。
唇(リップ)アートメイクで失敗した時の修正方法と注意点を紹介します。
アートメイクで薄い色を濃くする修正や小さいデザインを大きくする修正は「描き足し」により可能です。
反対に、色を薄くしたり小さくしたりするには「レーザー除去」「除去液注入」など医療処置を受ける必要があります。レーザー除去は、皮膚にレーザーを照射して色素の粒子を破壊する方法です。
除去液は色素の入ったところに針で注入します。成分が肌にダメージを与えるため、痕が残る可能性も否定できません。いずれも、完全に除去するのは困難で、腫れや赤みが発生したり傷跡が残ったりする可能性があるでしょう。
唇(リップ)アートメイク修正をする場合、修正が必ずしもうまくいく保証はありません。また、アートメイク除去をする場合、すべてきれいに除去できるわけではありません。傷や跡が残るリスクがつきものです。
追加料金がかかる可能性も高く、経済的にも身体的にも負担となります。
事前に失敗しないよう対策をして臨みましょう。
唇(リップ)アートメイクで失敗しないためには、事前調査とアフターケアが大切です。
唇(リップ)アートメイクで失敗しないためには、自分に合ったデザイン・色を選びましょう。
ご自身のもとの唇の形を生かしたデザイン、自然になじむ色味がおすすめです。人気のデザインや色・好きな有名人のパーツに寄せようとしても、ご自身のお顔と極端に異なる色やデザインは、全体のバランスを崩したり違和感を生じたりしてしまうでしょう。
唇(リップ)アートメイクをしたら、失敗しないためにアフターケアを念入りに行いましょう。
術後約1週間は、特に色素の定着に関わる期間です。濡らすと、色素が流れてしまう可能性があります。刺激物を避けた食生活、洗顔やメイク開始のタイミングなど、生活上の注意を守りましょう。
また、施術部位には傷があるため乾燥しやすく、皮膚のバリア機能が低下しています。感染や肌トラブルを起こしやすく、紫外線ダメージを受けやすい状態です。保湿や紫外線対策を徹底することで、肌を守り、色素の定着につながります。
唇(リップ)アートメイクで失敗しないためには、技術力があり症例実績の多いクリニックを選ぶのがおすすめです。ホームページやSNSの症例、口コミが参考になります。部位、性別、似た骨格やパーツの症例を参考にしましょう。
イセアクリニックの唇(リップ)アートメイクは、くっきりライン・ぼかしラインの2つの技法から選ぶことができます。事前カウンセリングに時間をかけて、ご希望や顔全体のバランスをもとに、デザインのすり合わせを行います。
痛み対策の麻酔は2種類から選択でき、希望に合わせて選択できます。その他ご不明な点はお問合せください。
リップアートメイクの料金は
▼2回コース
通常料金 ¥156,420 (税込)
平日 ¥126,400 (税込)
▼単発
通常料金 1回目 ¥93,500 (税込)
2回目以降 ¥80,300 (税込)
平日 1回目 ¥85,000 (税込)
2回目以降 ¥73,000 (税込)
仕上がりは症例写真をご覧ください。
唇(リップ)アートメイクの失敗例には、変色・色ムラ、形・デザインのイメージや仕上がりの失敗、感染や傷跡などの肌トラブルがあります。
唇(リップ)アートメイクで失敗したら、薄い色を濃くする場合や大きく描きたい場合は「描き足し」、色を薄くしたり小さくしたりするには「レーザー除去」「除去液注入」などの施術で修正する方法があります。
唇(リップ)アートメイクで失敗しないためには、実績のあるクリニック・自分に合ったデザインや色を選び、アフターケアを徹底することがポイントです。
今回は以下の内容について説明させていただきました。
唇(リップ)アートメイクの失敗例には、色・形・デザイン・仕上がりに関するもの、肌トラブルに関するものなどがあります。色に関する失敗の判断時期は、2回目の施術から約1.5ヵ月後です。
唇(リップ)アートメイクの修正はリスクもあるため、事前に念入りなクリニック選びやデザインの擦り合わせを行い、アフターケアを徹底し、失敗を避けましょう。