アートメイク後のかさぶたのあらわれる期間を、アートメイクの部位別に紹介します。
眉毛アートメイク後のかさぶたは、術後2~3日であらわれはじめ、1週間から10日程度で自然と剥がれ落ちます。
かさぶたは、かたくはっきりとしたものではなく「膜」のような状態のため、眉毛に埋もれて気づかない程度です。かさぶたがあることで、アートメイク部分にムラがあるように見えることもあります。
あるいは、1回目のアートメイクのかさぶたが剥がれた後、色素の定着具合により色ムラがあるように見えてしまう場合があります。通常、1回目は色素が定着しにくいため、2回目のリタッチでムラになった部分に色素を加えて完成させます。
リップアートメイク後のかさぶたができる時期は個人差があり、早ければ翌日から、通常は1週間から10日程度で自然と剥けるでしょう。唇が乾燥して皮剥けを起こしたような状態になるため、口が開けづらいと感じる場合もあります。
アイラインアートメイクのかさぶたは術後2~3日であらわれ、1週間か10日程度で自然と剝けるでしょう。アイラインアートメイクは比較的かさぶたができにくく、できても薄い膜状で気づかれにくい部位です。つっぱり感や、かゆみを感じることがあります。
アートメイク後のかさぶたの色は、膜のように薄いため目立ちません。深い傷にできるかさぶたは赤黒い色をしていますが、アートメイクでできる薄いかさぶたは基本的に白や薄い黄色です。
眉の場合は茶~黄色、リップは白・赤・ピンク・黄色など、使用する色素により多少異なります。
かさぶたがあることで、アートメイク自体に色むらが生じたように見えることもあります。
アートメイク後のかさぶたが痒いときは、ワセリンで保湿する、施術箇所を冷やすなどの緩和策をとると良いでしょう。
アートメイク後のかさぶたの痒みの原因が乾燥であれば、ワセリンを塗布することで緩和できます。
ワセリンは保湿成分を含みませんが、ワセリンを塗布すると皮膚表面に油膜が作られ、肌表面からの水分の蒸発を防いでくれます。
3日から1週間程度、清潔な綿棒でやさしく塗布しましょう。
施術箇所を冷やすと、痒みを感知する神経の興奮が治まり、痒みが緩和されます。保冷剤などを清潔な布でくるみ眉に触れないように眉間にあてましょう。
傷に雑菌が入ると感染リスクが増すため、清潔な布を用いてください。
保湿をしても冷やしても我慢できないほどつらい痒みが続くときは、クリニックに相談しましょう。
クリニックでは、痒みの原因であるヒスタミンを抑える「抗ヒスタミン剤」や炎症・かゆみを抑える作用のある「ステロイド剤」などを、処方してくれることがあります。用法・用量を守って利用しましょう。
イセアクリニックでは、眉毛・アイライン・リップ(唇)・ヘアライン・ホクロのアートメイクを扱っています。
痛み対策として部位に合った麻酔の選択、ご希望により術後の痛み止めの処方を行っています。かさぶたによる痒みなどの症状でお困りの場合も、お気軽にご相談ください。
色素はオーガニック成分を主流としたMRIでもピリピリ感が起こらないと言われるものを取り扱っています。
無料カウンセリングでは、かさぶたをはじめ、デザインや技法、痛みなどの不安や疑問を解消する場としてご利用ください。
問題ありません。まだらにかさぶたができて一時的に濃淡があらわれても、次第に落ち着きます。
かさぶたができなくても問題はありません。かさぶたができるかどうかは、個人差や部位による差があります。
かさぶたは無理に剥がさず、自然に剥がれるのを待ちましょう。
今回は以下の内容について説明させていただきました。
アートメイク後のかさぶたは部位により多少異なりますが、概ね数日後からあらわれはじめ、1週間から10日程度で剥がれます。かさぶたは薄い膜のような状態で、色は薄く、入れる色素によって変わります。無理に剥がすと色むらになることもあるため、自然に剥がれるまで待ちましょう。痒みが強いときは冷やしたり保湿したり、クリニックに相談するなどの対策があります。