眉デザインの代表的な種類として「平行眉」「アーチ眉」「直線眉」「上がり眉」などがあり、同じ顔でも眉デザインの違いによって印象が変わります。
平行眉は眉全体が平行に見えるデザインです。韓国メイクの流行から広まりました。アジア人に似合うデザインです。
平行眉には、以下のような特徴があります。
・眉の一番内側にある「眉頭」から、眉の一番高い「眉山」までの上下のラインが床とほぼ平行
・「眉頭」から眉の一番外側にある「眉尻」までの角度があまりない
・眉尻だけに角度がついている
アーチ眉は、眉頭から眉尻まで、緩やかなアーチ状のカーブを描くデザインです。
眉山に角がなく、緩やかに描かれた曲線は「女性らしさ」「優しさ」「柔らかさ」「エレガントさ」などの印象を与えます。昔からある、流行に左右されないスタンダードなデザインのひとつです。
直線眉は、眉頭から眉尻までの上下のラインが一直線に伸びたデザインです。
平行眉の上下のラインが床と平行だったのに対し、直線眉は斜め上方向に伸びます。また、平行眉は眉尻に角度がついていましたが、直線眉には角度がありません。
丸みのないデザインは「落ち着いた」「知的な」印象を与え、ビジネスシーンによく映えます。
上がり眉は、眉頭から眉山までは斜め上に、眉山から眉尻までは斜め下にやや角度をつけたデザインです。
ただし、最近のトレンドは角度を付けすぎずナチュラルな眉幅にするデザインで、細く吊り上がると古い雰囲気になるので注意しましょう。
「クール」「引き締まった」「知的な」「主張のある」といった印象を与え、顔立ちがはっきりした人におすすめです。
眉デザインを選ぶ方法は大きく2つ。「なりたいイメージで選ぶ方法」と「元の顔の形や目の形に似合わせて選ぶ方法」があります。
もともとの顔立ちと異なる印象にしたいときは、なりたいイメージに近い眉デザインを選ぶことで印象を近づけることができます。
おすすめは「平行眉」です。平行眉はTPOを選ばず、汎用性があります。目が大きく見える効果もあります。眉頭を小鼻のくぼみより外側に近づけると、幼いイメージになるため、注意しましょう。
平行眉にアーチ眉を組み合わせ、眉尻を緩やかにカーブさせて平行に仕上げるのもよいでしょう。
おすすめは「直線眉」や「上がり眉」のような、直線的な眉です。
直線眉は「知的でハンサム」「大人っぽい」印象を与えてくれます。上がり眉は「モードスタイル」や「クール」な雰囲気に仕上げたいときに。いずれも細眉にすると「クール」な印象に、太眉は「力強い」印象にアレンジできます。
おすすめは丸みを帯びた「アーチ眉」です。
アーチ眉はアーチの丸みが「女性らしい」印象を与えてくれます。フェミニンスタイル、カジュアルスタイルとも似合うデザインです。また、緩やかなカーブにすると「落ち着いた」雰囲気に、大木魔のカーブは「華やか」な雰囲気にアレンジできます。
もともとの顔の形に合わせて眉デザインを選ぶと、元の顔立ちが生かされ、自然とバランスが整います。
丸顔は顔の丸みが優しい印象を与えてくれます。顔の丸みを生かし、同じく丸みを持つ眉デザインを選ぶとよいでしょう。おすすめは、緩やかな丸みのある「アーチ眉」。さらに、目の横幅よりも長めに眉を描くことで、小顔効果も期待できます。
面長顔は顔が縦に長く、大人っぽい印象があります。縦横のバランスをとるには、横に平行に伸びる「平行眉」がおすすめです。眉によって顔から縦の印象をずらす効果が期待できます。
逆三角顔は、顎がスリムでハチ周りが張り出したような、下向きの三角形に見える形です。おすすめは、顎のシャープな印象を和らげるデザイン。眉尻を緩やかに下げた長めの「平行眉」や「長めのアーチ眉」など、丸みのあるデザインを選びましょう。
ベース顔はホームベースのような四角い印象で、輪郭が直線的という特徴があります。輪郭の直線とバランスをとりス顔はホームベースのような四角い印象で、輪郭が直線的という特徴があります。輪郭の直線とバランスをとりやすい「直線眉」がおすすめです。眉尻の部分を緩やかなカーブにすると、角ばった印象が和らいだ優しい印象になり、眉尻を長めにすると顔の余白が埋まり、小顔効果も期待できます。
目は眉に一番近いパーツのため、目の角度や大きさに合わせて眉デザインを決める方法もあります。
丸い目は「アーチ眉」、垂れ目は「平行眉」、吊り目は「直線眉」や「上がり眉」など、目の形に似せて選ぶとなじみやすいでしょう。いずれのデザインも、眉の太さは目のタテ幅を基準にします。細眉に仕上げたいときは目のタテ幅の半分、太眉に仕上げたいときは2/3程度が目安です。
眉デザインを自分で整えるには、以下の手順で行います。失敗を避けるため、あらかじめ眉を描いておいてからカットするのがポイントです。
①眉の黄金比をもとに、理想の眉毛の形を描く
②眉コームと眉用ハサミを使い、眉毛の長さを調整する
③フェイスシェーバーを使い、眉の周りに生えている産毛を処理する
④鏡で左右のバランスを確認し調整する
「自己処理はハードルが高い」と感じているなら、プロの手を借りるのもおすすめです。
眉毛をトリミングし産毛をワックスで抜いてくれるサロン、落ちにくい眉毛アートメイクが施術できるクリニックで整えてもらうとよいでしょう。似合うデザインやなりたいデザインを提案してもらえます。眉サロンは眉毛が伸びる周期を考慮し、3~4週間に1回を目安に通うと、きれいな状態が保ちやすくなります。
眉アートメイクは数回施術をすれば、数年程度デザインを維持でき、定期的にリタッチすることで効果を持続させやすくなります。なお、アートメイクは医療行為のため、安全のためにも医療機関で受けましょう。
理想の眉デザインをキープするなら、持ちの良いアートメイクがおすすめ。アートメイクは医療用の専用針を使用し、皮膚の表皮層に専用の色素を使って描き入れる施術です。
一般的なメイクは肌の表面や角層までしか色を入れられないため、数時間から1週間程度しかキープできません。アートメイクなら角層よりも奥まで色素が入るため、完成後は約1~2年効果がキープできます。毎日の眉メイクが楽になり、忙しい人にとっては時短になるのもメリットです。
アートメイクの持続期間は約1~2年です。
代謝に伴い色素が排出され、1~2年かけてだんだんと薄くなります。薄くなる速さは均一ではないため、デザインが崩れる前にリタッチを重ねることで、長期間デザインを維持することができるでしょう。
なお、効果の持続期間には個人差があり、脂性肌の方、汗をかきやすい方、代謝が良い方は、早く薄くなりやすい傾向があります。
眉アートメイクの施術は保険適用外です。医療機関で行われる医療行為ですが、美容を目的としているため、保険が適用できません。また、クリニック・施術者・技法により料金体系が異なります。
診察、針、麻酔等に係る費用が含まれているか否かも事前に確認しておくとよいでしょう。
また、アートメイクは完成までに2~3回施術が必要になります。単発や2~3回セット料金が一般的です。
眉アートメイクのダウンタイムは約1週間。痛み・腫れ・赤み・アレルギーなどの副作用・リスクがあります。
アートメイクの施術では、肌に針で色素を入れます。針穴の傷ができるため、術後1週間はメイクを控えるなど清潔に保つ必要があります。痛みや腫れはそれほど気にならず、また徐々に落ち着いていきますが、感染を起こすと炎症が増強します。治療が必要なため、症状に気づいた時点でクリニックにご相談ください。
イセアクリニックでは、施術前に時間をかけてデザインのすり合わせを行います。眉の形はもちろん、毛並み、質感も表現することが可能です。痛みの感じ方には個人差がありますが、2種類の麻酔を使用しており、耐えられないほど痛むことはありません。
眉アートメイクは、デザイン別に単発(1回目/2回目以降)と2回コース、それぞれに通常料金/平日割引をご用意しております。
答え
眉デザインは多種多様ですが、代表的なデザインとして「平行眉」「アーチ眉」「直線眉」「上がり眉」があります。
答え
上がり眉は顔の輪郭や骨格を強調するデザインのため、顔立ちがはっきりしている人に似合います。
答え
眉デザインの種類で迷ったら、なりたいイメージで選ぶ、元の顔の形や目の形に合わせて選ぶ、2通りの方法があります。迷ったら専門家に相談するのもよいでしょう。
今回は以下の内容について説明させていただきました。
・眉デザインの種類
・眉デザインの選び方
・理想の眉デザインをキープするならアートメイク
・アートメイクはイセアクリニック
眉デザインには「平行眉」「アーチ眉」「直線眉」「上がり眉」をはじめ、様々な種類があります。デザインの選び方には顔や目の形に合わせて選ぶ、なりたいイメージに近いものを選ぶといった方法があり、トレンドも意識するとよいでしょう。
眉デザインは自分で整えるほか、「眉サロン」や「クリニックのアートメイク」でプロの手を借りるのもおすすめです。特にアートメイクは一度デザインが完成すれば数年効果をキープさせることができます。
アートメイクについて疑問や不安があれば、些細なことでもご相談ください。イセアクリニックでは無料カウンセリングを実施しています。