眉メイクが落ちないようにするためには、眉メイクが落ちる原因を知ったうえで対策をするとよいでしょう。眉メイクが落ちる原因は、主に汗や皮脂、メイクなどに含まれる水分や油分です。
落ちない眉メイクを目指すために、おすすめのアイテムを紹介します。それぞれの特徴を生かして活用しましょう。
もっとも一般的な眉メイクアイテムは「アイブロウペンシル」でしょう。鉛筆タイプ、繰り出しタイプなどがあり、繰り出しタイプは最後まで一定の太さや形を維持しやすいため、初心者にもおすすめです。芯は丸形やなぎなた(扁平)型、超極細などがあります。
カラーバリエーションも豊富なので、眉の輪郭を描きたいときや、眉尻の細かい部分を描くときには発色の強いタイプを選ぶとよいでしょう。ふんわりと仕上げたいときは、パウダーだけだと落ちやすいため、ペンシルの上からパウダーを重ねるのがおすすめです。
アイブロウリキッドは、筆の形をした液状のアイテムです。眉毛の足りないところに筆を使って1本1本を描くことで、毛先に向かって先細りした自然な毛流れを再現できます。眉本来の毛流れに沿って、眉頭は上向きに、眉尻は下向きに、それ以外は上向きと下向きをクロスするように描きます。発色は弱めですが、眉は髪よりやや薄い色の方がナチュラルな印象になりやすいでしょう。
また、水や汗に強く密着度が高いため、擦っても落ちにくいというメリットがあります。眉の薄い人はもちろん、メイク崩れしやすい眉尻にもおすすめです。
アイブロウペンシル同様、リキッドだけだと落ちやすいため、ふんわりと仕上げたいときはリキッドの上からパウダーを重ねます。
アイブロウワックスは少し粘度があるワックス状のアイテムです。テクスチャーが柔らかく、自眉の輪郭や毛流れを整えることができるため、自眉を生かしたメイクにおすすめです。ワックスなので、水や汗、皮脂や摩擦に強いのも頷けます。
なお、アイブロウワックスは眉の周りにワックスを塗って剥がす「ワックス脱毛」を指すこともあります。余分な毛をワックスで処理することで、眉の形を綺麗に保ちやすくなります。主にサロンで用いられます。
眉マスカラは、まつ毛用マスカラのように眉毛自体をコーティングするアイテムです。リキッド・ペンシル・パウダーなどのアイテムで眉毛を描いてから、最後の仕上げに使用します。摩擦に強いため、眉メイクを落ちにくくしてくれるでしょう。チップの形は製品により異なります。
毛の立体感や太さを演出でき、カラー展開が豊富なため、自眉が濃い人やカラーをアレンジしたい人にはおすすめです。
眉ティントは、眉を描きたいところに専用の液体を筆で塗布し、時間をおいて剥がすことで、色味を定着させるアイテムです。通常、メイクは肌の上に乗っているだけなので擦ったり水をかけたりすると落ちやすいものですが、眉ティントは肌の一番外側の角層に浸透するため、一般的なメイクに比べ落ちにくい性質があります。
一度洗顔後の綺麗な肌に塗布したら、数時間~1週間キープできるため、メイクを落としたくない人、レジャーやスポーツを思いっきり楽しみたい人はもちろん、毎日のメイクを時短したい人にもおすすめです。
ただし、時間が経つと色が薄くなったり赤みがかったりすることがあるため、色選びには注意しましょう。
アイブロウコートは、眉メイクの上にコーティングすることで、メイクを落ちにくくする透明なリキッド状のアイテムです。ひと塗りでメイクを汗や水から守り長時間キープできるため、レジャーはもちろん、落ちやすい眉尻への普段使いにも適しています。
何度も重ね塗りしたり、乾く前に擦ったりしないよう注意してください。
製品により速乾性、仕上がり、肌への優しさ、オフしやすさが異なるため、ご自身の希望に合うものを選びましょう。
「落ちにくいメイクではなく、落ちないメイクがしたい」という人にはアートメイクがおすすめです。アートメイクは「落ちないメイク」とも呼ばれる医療施術です。塗る麻酔を効かせた後、医療用の専用針を使用し、皮膚の表皮層に専用の色素で色を描き入れます。
メイクは数時間から1週間程度で落ちてしまいますが、アートメイクは完成から約1~2年効果が持続します。毎日のメイクを時短で済ませたい人やメイクが落ちやすい人、眉が薄い人、なりたい眉の形が決まっている人におすすめです。
なお、アートメイクは、医療機関で医師または看護師による施術のみが認められています。
アートメイクの持続期間は1~2年ですが、ずっと同じ濃さが続くわけではありません。表皮は生まれ変わりを繰り返しているため、1~2年かけてだんだんと薄くなります。また、脂性肌の人や汗をかきやすい人は薄くなりやすい傾向があります。
アートメイクの効果は永久ではありませんが、定期的にリタッチを行うことで、きれいな状態を維持しやすくなるでしょう。
眉アートメイクは美容目的の施術のため、保険適用外です。クリニック・施術者・技法により料金体系が異なります。通常、アートメイクは2~3回で完成しますが、1回ごとや2~3回セット料金などがあります。なお、クリニックにより使用する技法や色素の種類が異なるため、2回目以降も同じクリニックで施術を受けるのが一般的です。
イセアクリニックでは、汗や水では簡単に落ちないアートメイクの施術を行っています。患者様のご希望を汲み取り、似合うデザイン、なりたいイメージをもとにデザインのすり合わせを行います。通常のメイクと同様、眉の形だけではなく、エアリーな質感も表現することが可能です。
眉アートメイクの施術の痛みは、部位に合った2種類の麻酔を使用しています。痛みを感じることはほぼないでしょう。
イセアクリニックの眉アートメイクは、デザイン別に単発(1回目/2回目以降)と2回コース、それぞれに通常料金/平日割引をご用意しています。
答え
眉毛が消えないようにするには、アイブロウコートや眉ティントなどの数時間~1週間程度持つ「落ちにくい眉メイク」をするほか、医療機関で数年程度持つ「アートメイク」を受けるとよいでしょう。
答え
プールで眉メイクが落ちないようにするには、水や汗に強いウォータープルーフタイプのアイブロウアイテムを使用するとよいでしょう。メイクを保護するアイブロウコート、角層を染色する眉ティントなどがあります。眉アートメイクなら、水でも汗でも落ちないので安心です。
答え
眉ティントを塗ると、表皮層の一番外側の角層に色を定着させることができるため、数時間~1週間効果が持続します。アートメイクは表皮層の中でも角層よりも深いところに医療用の専用針で染料を入れることができるため、1~2年効果が持続します。
今回は以下の内容について説明させていただきました。
・眉メイクを落とさないポイント
・落ちにくい眉メイクの種類
・落ちない眉メイクはアートメイク
・アートメイクはイセアクリニック
メイクが落ちる原因は汗や皮脂、水分や油分のため、原因を完全に排除することはできません。落ちにくいメイクアイテムやテクニックを使うことである程度対処できますが、より簡単に時短で済ませたいという人には、数年維持できるアートメイクがおすすめです。
イセアクリニックでは、無料カウンセリングでプロのアドバイスを受けながらじっくりデザインを決めることができます。少しでもご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。